星の記憶

鳳聖院 雀羅

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第3証【イブの断片】

【イブの断片編】ep.26『レオビナスの予感』

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ひととおり公務を終えた、ゲイボルグとレオビナス、そしてジュラ…
オルキヌスの待つ礼拝堂へと歩を進める

レオビナス『…導師様…』
ゲイボルグ『ん?…どうかなさいましたか?騎士団長…』
『だ、大丈夫でしょうか?…ビスマルク様…少々、遅くありませんか?』
ゲイボルグ『心配ですか?…』
レオビナス『い、いえ…』
ゲイボルグ『あなたは、ビスマルクの事となると、どうもブレますね?』
レオビナス『い、いや…そう言う訳では…』
ゲイボルグ『私があなたを、なぜ私の側に常に付き添わせているか、おわかりですか?』
レオビナス『…』 
ゲイボルグ『あなたのその、予感…参謀としてのその素質』
レオビナス『予感…です…か?』
ゲイボルグ『えぇ、私はあなたのその予感を何時も大切にしています』
『あなたの心がビスマルクを案じ動いた、と言うことは、ビスマルクに…』
ジュラ『導師様…私が出向きましょうか?』 
『二人とも、時間は少々かかって居りますが、あの森を越えた と言うことはないでしょう』
『あいにく、あの森のある一帯は、私、木星のジュラが管轄を務める地域、ビスマルク様の身にもしもの事がおありでしたら、私めが必ずやお役にたちましょう!』
ゲイボルグ『と、言うことですが…団長からの異論は?』
レオビナス『異論はありません!…適任ではないかと…』
ゲイボルグ『と、言うことです…ジュラ 私も許可します!頼みましたよ!』
ジュラ『は、はい!…では…』
レオビナス『暫し待て!…お前の言う通り、ビスマルク様の身にもしもの事があり、お前一人の手じゃどうにもならない場合、すぐにキュリとマズに応援を要請しろ!』
ジュラ『オルキヌスの連中は?…』
レオビナス『キュリとマズをそちらに派遣しても、私一人で事足りる!導師様は必ず私が御守りする!』
ジュラ『わかりました!』
レオビナス『待て!…話は、まだだ!…我々が保有する 【あの力】だけは、使用を禁止する!いいな?!キュリとマズは、その為の応援要請だ!わかったのなら 導師様、サラ様の御前で復唱をして行け!』
ジュラ『親愛なる サラ様!導師様!騎士の名のもとに誓います!使用を禁止された【あの力】の行使を  私、木星のジュラは決して行いません』
レオビナス『今、誓ったことを、決して忘れるな!』
ジュラ『はい!…では失礼します!』

ゲイボルグ『…いやぁ、流石ですね  私が言う前に 全て貴方が…』
レオビナス『も、申し訳ありません!…導師様…』
ゲイボルグ『何故謝るのですか?…私は誉めているのですよ…』
『彼が今、この環境下で【あの力】を使用すれば…』
レオビナス『えぇ、間違いなく、自滅を迎えます!…』
ゲイボルグ『えぇ、我々が誕生する遥か前の先住者…何でしたっけ?あれ…』
レオビナス『恐竜と言われておりました!…』
『地上の環境に適応できず、挙げ句は実験に失敗し、絶滅した不良品!…言わばスクラップです』
ゲイボルグ『部下に対して、情け容赦なく随分と冷たいものですね…』
レオビナス『いえ…これは、冷静な分析です…』
ゲイボルグ『嫌いじゃありませんよ、貴方のそう言うとこ』
『…貴方の冷静な分析…、ジュラには余り期待は持てないでしょうね…フフフ』 
レオビナス『キュリとマズは、その為の布石です…』
ゲイボルグ『わかりました、すぐにでも動ける様 手配しておきましょう』
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