Lv999×２の勇者＆魔王の冒険しにくい冒険

新たな世界へ

戦闘→死(ゲームのLv上げのためにみんなで協力すると作業ゲーになる罠)

森を通り抜ける馬車の中で３人がくつろいでいると急に馬車が止まった。
「グオオオガアアアアア！！」
「ヒイッ！」
ゴブリンが襲いかかってきたのである、どうやら盗賊ゴブリンらしい、更に森の茂みからわんさかとゴブリンが出てきた。
「ふむ、どうやらゴブリンが襲いにかかったらしい」
「え！本当ですかハインリヒさん！？」
「ああ、どうやら戦闘らしいな、行くぞピュセルにジャンヌ」
「は、はい！」
「ヘーイ」
ピュセルが立て掛けてあるど「どうのつるぎ」を持ち馬車から降りた。
「魔王？ちゃんとピュセルに戦闘させるのよ？」
「わかっておる、さあ、援護するぞ」
馬車から降りゴブリンに立ち向かうと、

地面に倒れ大きなたんこぶからプシュウウと煙をだすギャグ漫画みたいな雰囲気のピュセルがいた。
「……ウガ？」なにがしたかったの？という表情でゴブリン達は立ち尽くしていた。

「……」
「……」その場に静寂が立ち込める
「ウワアアアアア！！『ソードキック』！！」
「ウオオオオオ！？『処女の喘ぎ声』メイデン・コルセット！！」
「GYAAAAAAAA！！」が、すぐにゴブリン達の悲鳴が響いた。

「いてて、ごめんなさい」魔王が蘇生＆全快魔法、『逝き返り』アウサル・ステイングをかけ復活させた。
「イエイエ大丈夫デスヨ」
ジャンヌと魔王はその場から少し離れて話あった
「いやいや弱すぎでしょ！どういう事！？」
「クラインに連絡だ！クライン？ピュセルのLv測定をしろ！」
『スーハースーハー魔王様の服……デュフフ！……はい、魔王様現在調べたところあのピュセルという奴のLvは15らしいです』
「あんた切り替え早くね？ってウソ、Lv5！？」
簡単に７文字で説明、スライムレベル
「ねえ魔王、これ無理ゲーじゃない？」
「クライン、長い間戻れないのかも知れない……」
『……(絶望)』

ピュセルが運転手を安心させるなか魔王とジャンヌは膝から崩れ落ちた。