1 / 2
プロローグ
しおりを挟む
「あなたがこれまで出会った最低クズ彼氏について教えて下さい!」
友達と宮下パークで買い物している際中、どこの馬の骨かも分からない底辺動画投稿者にインタビューされた私達。
一緒にいた友達はつい最近二股されていたクズ彼氏について嫌味たらしく語っていた。友達が話し終え私のターンが回ってくる。
安そうな小型マイクと、スマホを私に向け彼らはもう一度尋ねる。
「あなたがこれまで出会った最低クズ彼氏について教えて下さい!」
私はいかにも恋愛経験豊富な「顔と態度」を示しクズ彼氏について答える。
友達は私の話を頷きながら「本当に最低だよねって」何度も答える。
クズ彼氏・・・私の想像の中の・・・
有名インフルエンサーの動画や流行りのドラマを何度も未漁り、作り出した架空の彼氏第3号。
「いやー最低ですね・・・」底辺動画投稿者がガミガミいいながら感想を述べている。
私はふと空を眺める、綺麗な太陽が出ていて四月の真ん中なのにもう夏を感じてしまう様な強い日差し。
四月十日に二十一歳の誕生日を迎えた私『磯部ひかる』、
都内のそこそこ名の知れた大学に通い、周りやバイト先にもたくさんの友達に恵まれている。
自慢では無いがスタイルも顔も整っていて、長い黒髪ロングヘアー。
綺麗な足を生かして履いたおしゃれなスカート。
正直モテるし、すれ違う男に何回も振り返られ、時には声をかけられる。
そんな恵まれた容姿、環境を兼ね揃えた私の唯一の『コンプレックス』それは・・・・彼氏居ない歴=二十一歳という真実だ。
これは『運命』とかそんな甘い言葉では描けない『リアル』な私のラブストーリー。
友達と宮下パークで買い物している際中、どこの馬の骨かも分からない底辺動画投稿者にインタビューされた私達。
一緒にいた友達はつい最近二股されていたクズ彼氏について嫌味たらしく語っていた。友達が話し終え私のターンが回ってくる。
安そうな小型マイクと、スマホを私に向け彼らはもう一度尋ねる。
「あなたがこれまで出会った最低クズ彼氏について教えて下さい!」
私はいかにも恋愛経験豊富な「顔と態度」を示しクズ彼氏について答える。
友達は私の話を頷きながら「本当に最低だよねって」何度も答える。
クズ彼氏・・・私の想像の中の・・・
有名インフルエンサーの動画や流行りのドラマを何度も未漁り、作り出した架空の彼氏第3号。
「いやー最低ですね・・・」底辺動画投稿者がガミガミいいながら感想を述べている。
私はふと空を眺める、綺麗な太陽が出ていて四月の真ん中なのにもう夏を感じてしまう様な強い日差し。
四月十日に二十一歳の誕生日を迎えた私『磯部ひかる』、
都内のそこそこ名の知れた大学に通い、周りやバイト先にもたくさんの友達に恵まれている。
自慢では無いがスタイルも顔も整っていて、長い黒髪ロングヘアー。
綺麗な足を生かして履いたおしゃれなスカート。
正直モテるし、すれ違う男に何回も振り返られ、時には声をかけられる。
そんな恵まれた容姿、環境を兼ね揃えた私の唯一の『コンプレックス』それは・・・・彼氏居ない歴=二十一歳という真実だ。
これは『運命』とかそんな甘い言葉では描けない『リアル』な私のラブストーリー。
1
あなたにおすすめの小説
幼馴染の許嫁
山見月あいまゆ
恋愛
私にとって世界一かっこいい男の子は、同い年で幼馴染の高校1年、朝霧 連(あさぎり れん)だ。
彼は、私の許嫁だ。
___あの日までは
その日、私は連に私の手作りのお弁当を届けに行く時だった
連を見つけたとき、連は私が知らない女の子と一緒だった
連はモテるからいつも、周りに女の子がいるのは慣れいてたがもやもやした気持ちになった
女の子は、薄い緑色の髪、ピンク色の瞳、ピンクのフリルのついたワンピース
誰が見ても、愛らしいと思う子だった。
それに比べて、自分は濃い藍色の髪に、水色の瞳、目には大きな黒色の眼鏡
どうみても、女の子よりも女子力が低そうな黄土色の入ったお洋服
どちらが可愛いかなんて100人中100人が女の子のほうが、かわいいというだろう
「こっちを見ている人がいるよ、知り合い?」
可愛い声で連に私のことを聞いているのが聞こえる
「ああ、あれが例の許嫁、氷瀬 美鈴(こおりせ みすず)だ。」
例のってことは、前から私のことを話していたのか。
それだけでも、ショックだった。
その時、連はよしっと覚悟を決めた顔をした
「美鈴、許嫁をやめてくれないか。」
頭を殴られた感覚だった。
いや、それ以上だったかもしれない。
「結婚や恋愛は、好きな子としたいんだ。」
受け入れたくない。
けど、これが連の本心なんだ。
受け入れるしかない
一つだけ、わかったことがある
私は、連に
「許嫁、やめますっ」
選ばれなかったんだ…
八つ当たりの感覚で連に向かって、そして女の子に向かって言った。
ふしあわせに、殿下
古酒らずり
恋愛
帝国に祖国を滅ぼされた王女アウローラには、恋人以上で夫未満の不埒な相手がいる。
最強騎士にして魔性の美丈夫である、帝国皇子ヴァルフリード。
どう考えても女泣かせの男は、なぜかアウローラを強く正妻に迎えたがっている。だが、将来の皇太子妃なんて迷惑である。
そんな折、帝国から奇妙な挑戦状が届く。
──推理ゲームに勝てば、滅ぼされた祖国が返還される。
ついでに、ヴァルフリード皇子を皇太子の座から引きずり下ろせるらしい。皇太子妃をやめるなら、まず皇太子からやめさせる、ということだろうか?
ならば話は簡単。
くたばれ皇子。ゲームに勝利いたしましょう。
※カクヨムにも掲載しています。
壊れていく音を聞きながら
夢窓(ゆめまど)
恋愛
結婚してまだ一か月。
妻の留守中、夫婦の家に突然やってきた母と姉と姪
何気ない日常のひと幕が、
思いもよらない“ひび”を生んでいく。
母と嫁、そしてその狭間で揺れる息子。
誰も気づきがないまま、
家族のかたちが静かに崩れていく――。
壊れていく音を聞きながら、
それでも誰かを思うことはできるのか。
悪役令嬢を彼の側から見た話
下菊みこと
恋愛
本来悪役令嬢である彼女を溺愛しまくる彼のお話。
普段穏やかだが敵に回すと面倒くさいエリート男子による、溺愛甘々な御都合主義のハッピーエンド。
小説家になろう様でも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる