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白銀の月に祈る
しおりを挟む夜空の高みに かかる月よ
広い世界を 見おろし
光は はるか彼方より
降りそそぐ 人の世に
降りそそぐ 人の世に
光は はるか彼方より
降りそそぐ 人の世に
降りそそぐ 人の世に
月よ しばし あゆみを止めて
教えて おくれ
あの人は 何処に?
月よ しばし あゆみを止めて
教えて おくれ
あの人は 何処に?
・・・
白銀の光よ 伝えておくれ
そなたを 忘れられぬと
そなたの 眠りの中で
私を 夢みてほしい
そなたの 眠りの中で
私を 夢みてほしい
白銀の光よ 伝えておくれ
こがれる思い わが胸の内を
白銀の光よ 伝えておくれ
こがれる思い わが胸の内を
・・・
そなたが目覚めた後も
私を忘れず いてほしい
ああ月よ
白銀の光よ
隠れてしまわないで!
どうか 消えないで!
※※※※※
オペラ『ルサルカ』で歌われる『白銀の月によせて』より。
歌詞がチェコ語なので
直訳文をもとに作ってみました。
~あらすじ~
水の精霊ルサルカが 人間(国の王子様)に恋をしました。
そしてその思いを白銀の月によせて、切々と歌います。
その後ルサルカは、
人間になりたいと、魔女に お願いします。
魔女はルサルカの美しい『声』と引き換えに、
願いを叶えます。
そして人間になったルサルカは、王子様のお目にとまり、
王宮で暮らすことになるのですが……。
アンデルセンの『人魚姫』がもとになっている
悲恋の物語です。
応援ありがとうございます!
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