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日本語で歌おうyo♪ と、歌の先生
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オペラを歌うサークルに参加してたころは、
ほとんどの歌詞が外国語でした。
イタリア語、フランス語、ドイツ語などです。
オペラのコンサートはマイクを使いません。
マイク無しで、肉声を会場全体に響かせる技術があるんですね。
その技術を身に付けたくて飛び込んだ世界でした。
が━━。
外国語で歌うことは、
残念ながら私には難しすぎました。
(>_<)なにしろ歌詞の意味をきちんと理解して歌うことが、なかなかできなかったのです。
舞台に立つ私がそうなんですから、
コンサートに来てくれる私の義母や夫や友人たちは、
長時間を客席で じっとしていることが苦痛になっていたようでした。
『みーちゃん、ごめんね。
素晴らしいコンサートだってことは、ようくわかるよ。でもね。
私たち、歌詞の意味が さっぱりわからないから楽しめないのよ。
皆さんには申し訳ないけど、次回のコンサートからは、はじめから行かないことにする』
ある日とうとう、言われてしまいました。
オペラのコンサートは3時間ほどもかかる、長時間なのです。
自分の家族や友人に 楽しんでもらえないのでは、寂しいです。
そこで、最も親しくさせていただいていた先輩に相談しました。
するとその先輩も
『じつは私も同じことを悩んでるのよ』と。
その先輩は現役の音楽家で、ご自分の合唱団を運営なさっていました。
合唱団のメンバーさんは、近隣にお住まいの会社員、公務員、学生さんなどなど……。歌うことが好きな一般の方々です。
『私たちは童謡や唱歌や歌謡曲など、皆さんが好きな曲を選んで歌っているの。
もちろん歌詞は日本語よ。
そんなわけでオペラコンサートには、あまりなじめないのね。
英語ならまだしも、イタリア語、フランス語、ドイツ語……。
難しいわよね』
で、その先輩も、オペラ教室の先生をはじめ、サークルメンバーの皆さんに
提案したことがあったそうなのです。
『歌詞を日本語に訳して歌ってみませんか?』と。
しかし、その提案は却下。
サークルメンバーの皆さんは、ほとんどが現役の音楽家。
趣味としてオペラサークルに参加されている方々でしたが
原曲を歌う技術をより高め、よりグレードアップした舞台を お客様に披露することが
一番の活動目的だったからです。
とても残念だったけど、
私は その後もしばらくの間、サークルに居続けました。
習いはじめたころは、とうてい出せなかった高音が、
先生のご指導を受けるたびに
どんどん気持ちよく響かせられるようになっていくのです。
そして椿姫の役をいただき、
先輩方の大合唱をバックに、舞台中央で『乾杯の歌』を歌った舞台を
私のオペラサークル最後の舞台にしました。
・・・
あれから時は過ぎて。
現在はポピュラーソングを歌うサークルに参加しています。
オペラを歌う時とは発声法が違います。
コンサートでは、マイクを使います。
日常会話みたいな感じで、オペラとはまた違う楽しさ。
ある日、先生が
『オペラサークルで歌った曲で、あなたが好きな曲は何?
楽譜を持っておいでよ。みんなで歌ってみようよ』
と。
そこで次のレッスン日に、早速持って行きました。
私が一番好きだった曲。
はい。もちろん歌詞は外国語。
すると先生、
『おお。いい曲だね。
これね、みんなで歌おう。
みんなで歌えるように、直訳文を参考にして、
日本語で作詞してごらんなさい。
原曲のままだと高音部が出せないメンバーもいるから、
楽譜はボクが書き直してあげる』
(o゚Д゚ノ)ノ えっ。うそ。ほんと?
なんというか、
びっくり、うれしかったですねー。
そんなわけで、オペラの曲が
私たちのポピュラーソングに生まれ変わったのです。
次のコンサートでは、私はこの曲を歌おう!
そう決めました。
だけど残念なことに
私たちのポピュラーソング サークルのコンサートは、
2019年を最後に休止しています。
歌いたいな。
歌いたいな。
舞台で。
ほとんどの歌詞が外国語でした。
イタリア語、フランス語、ドイツ語などです。
オペラのコンサートはマイクを使いません。
マイク無しで、肉声を会場全体に響かせる技術があるんですね。
その技術を身に付けたくて飛び込んだ世界でした。
が━━。
外国語で歌うことは、
残念ながら私には難しすぎました。
(>_<)なにしろ歌詞の意味をきちんと理解して歌うことが、なかなかできなかったのです。
舞台に立つ私がそうなんですから、
コンサートに来てくれる私の義母や夫や友人たちは、
長時間を客席で じっとしていることが苦痛になっていたようでした。
『みーちゃん、ごめんね。
素晴らしいコンサートだってことは、ようくわかるよ。でもね。
私たち、歌詞の意味が さっぱりわからないから楽しめないのよ。
皆さんには申し訳ないけど、次回のコンサートからは、はじめから行かないことにする』
ある日とうとう、言われてしまいました。
オペラのコンサートは3時間ほどもかかる、長時間なのです。
自分の家族や友人に 楽しんでもらえないのでは、寂しいです。
そこで、最も親しくさせていただいていた先輩に相談しました。
するとその先輩も
『じつは私も同じことを悩んでるのよ』と。
その先輩は現役の音楽家で、ご自分の合唱団を運営なさっていました。
合唱団のメンバーさんは、近隣にお住まいの会社員、公務員、学生さんなどなど……。歌うことが好きな一般の方々です。
『私たちは童謡や唱歌や歌謡曲など、皆さんが好きな曲を選んで歌っているの。
もちろん歌詞は日本語よ。
そんなわけでオペラコンサートには、あまりなじめないのね。
英語ならまだしも、イタリア語、フランス語、ドイツ語……。
難しいわよね』
で、その先輩も、オペラ教室の先生をはじめ、サークルメンバーの皆さんに
提案したことがあったそうなのです。
『歌詞を日本語に訳して歌ってみませんか?』と。
しかし、その提案は却下。
サークルメンバーの皆さんは、ほとんどが現役の音楽家。
趣味としてオペラサークルに参加されている方々でしたが
原曲を歌う技術をより高め、よりグレードアップした舞台を お客様に披露することが
一番の活動目的だったからです。
とても残念だったけど、
私は その後もしばらくの間、サークルに居続けました。
習いはじめたころは、とうてい出せなかった高音が、
先生のご指導を受けるたびに
どんどん気持ちよく響かせられるようになっていくのです。
そして椿姫の役をいただき、
先輩方の大合唱をバックに、舞台中央で『乾杯の歌』を歌った舞台を
私のオペラサークル最後の舞台にしました。
・・・
あれから時は過ぎて。
現在はポピュラーソングを歌うサークルに参加しています。
オペラを歌う時とは発声法が違います。
コンサートでは、マイクを使います。
日常会話みたいな感じで、オペラとはまた違う楽しさ。
ある日、先生が
『オペラサークルで歌った曲で、あなたが好きな曲は何?
楽譜を持っておいでよ。みんなで歌ってみようよ』
と。
そこで次のレッスン日に、早速持って行きました。
私が一番好きだった曲。
はい。もちろん歌詞は外国語。
すると先生、
『おお。いい曲だね。
これね、みんなで歌おう。
みんなで歌えるように、直訳文を参考にして、
日本語で作詞してごらんなさい。
原曲のままだと高音部が出せないメンバーもいるから、
楽譜はボクが書き直してあげる』
(o゚Д゚ノ)ノ えっ。うそ。ほんと?
なんというか、
びっくり、うれしかったですねー。
そんなわけで、オペラの曲が
私たちのポピュラーソングに生まれ変わったのです。
次のコンサートでは、私はこの曲を歌おう!
そう決めました。
だけど残念なことに
私たちのポピュラーソング サークルのコンサートは、
2019年を最後に休止しています。
歌いたいな。
歌いたいな。
舞台で。
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