55 / 115
50話 一時帰国と会談
しおりを挟む
前回の話し合いから1週間が経った
今は竜達に運んで貰う為の準備中だ
海竜達は一度、龍島へと戻る
残りは共に行くのだが何故か白竜も付いてくると言う
「何やら面白うそうだし、久々に茶にも会いたいしの」
とは、白竜の言葉である
逆に渋い顔になっているのは水龍である
「わい、あいつ苦手なんや~」
と、言っていたので強制連行である
何故かって?面白そうだから
この1週間は特に変わりなく平穏そのもの・・ではなかったが、それなりにのんびりした日々を送っていた
この1週間の出来事を纏めるとこうである
1日目、神樹国行きのメンバーで揉める
2日目、ようやく傭兵国から使者が来る
3日目、ふざけた内容を使者が言うので傭兵国に乗り込む
4日目、傭兵国にて会談、こちらの和解案を全て飲ませる
5日目~7日目、出立の準備
簡潔に纏めるとこんな感じであるが詳しい話は別で語るとしよう
神樹国に行く前に、神聖国とランシェス王国に立ち寄る
何故両国に立ち寄るのか?神聖国側は会談の場に連れて行きたい者がいる為で、ランシェス王国側は級友達と一部王族を送り届ける為である
神樹国へは俺に竜王国からイリュイア王妃とラナで、神聖国からは教皇と途中で拾う者数名になり、ランシェス王国からはリアフェル王妃とリリィである
万が一にも収穫祭に間に合わなかった事を考えて、王太子であるフェルを初め他のランシェス王族は自国に残り、竜王国国王と王子は終戦協定の為に自国へ残る
婚約者は全員一緒なのだが、これは彼女らが頑として譲らなかった為である
冒険者の護衛については神樹国から帰国するまでは同じメンバーが護衛する
国の護衛騎士と兵は神樹国に向かう際は同行しない
これについての理由は神樹国側を刺激しない為だ
神樹国は鎖国に近い国である
現在はどの国とも相互不可侵条約を締結しているが、一部の国のみに一部の物をお互いに取引する程度だ
尚、一部の国とはランシェス王国とリュンヌ王国だけである
神聖国と傭兵国は隣国であるが取引は一切ない
それは何故か?国同士が昔から不仲なのである
この3国は同じ神を崇めているのだが主神が違うので信仰も微妙に違うのだ
主流信仰は神聖国の信仰が一番普及している
神樹国と傭兵国の信仰は自国のみだ
だが、神聖国と神樹国は実のところ同じ信仰である
神聖国は主神に創世神を置き、下には11神を置き、別枠として頂点に絶対神として原初を置く
神樹国は主神に原初を置き、下に創世神を置き、眷属神として11神を置く
崇めてる神は順位も同じなのだが主神の違いだけで不仲なのだ
傭兵国は戦神メナト・武神セブリー・魔法神ジーマの3神のみで、これまた残りの2国と不仲である
因みにどれが正解なのかと言われると神聖国が正解である
原初は創世神達を創っただけで世界は構築していない
創世神達と表現するのは別次元の別世界に同じ様な神が存在するからだ
但し固有名称が違っていたりするので全く同じかは不明であるが、原初が創った事に変わりはないので達なのである
話が脱線したがそんな神樹国へと現在は出立する直前である
先に立ち寄るのはランシェス王国
竜の飛行速度や日程を計算した結果、そちらの方が効率が良いからだ
神都に寄って中途半端に時間を浪費するより、ランシェス王国後に神都に寄った方が半日ほど短縮できるからである
予定通りに進めばではあるが
俺のお手製拡張馬車も竜達が神聖国から運んできてくれてるので旅自体は快適に行けるのだが、流石に飛びながら寝るのは怖いそうなのでギリギリまで飛んで夜は地上で寝る事になった
総勢50名以上なので流石に馬車は数台に分けている
拡張馬車の数が足りないので魔力を消費して増やす
ただ、あまり消費するわけにもいかないので最低限に留めた
こんな面倒な真似をしたのは、ゲートを全員が通るまで繋げておくより拡張した方が魔力消費量が若干少ないからだ
空の旅では傭兵国内で流石に地上へ降りて休めないので、遠回りではあるがリュンヌ王国経由で帰国する事になった
出発時間になり、竜達が馬車を掴んで飛翔する
ランシェス王都まで7日~9日位だ
天候にも左右されつつ、休みを取りながら問題無く進み、8日目の夕方前にはランシェス王国王都バウレストへと到着した
突然現れた竜の大群に大混乱が起き、冒険者と兵達が臨戦態勢になったのは仕方のない事だろう
竜の群れからリアフェル王妃が即座に降り立ち、一歩出て説明し事なきを得たが
他国の要人や共に旅行に行った学生達を見て理解はしたようだ
理解はしたようだが・・・俺は王城へと強制連行される
誰にって?リアフェル王妃にだ
どちらにしてもランシェス王国で1泊はしないといけないので、諦めて王城へ共に行くと謁見の間へと通され、ちょっと不機嫌?な陛下がお見えになる
事の事情を説明し、竜達に食事と休息を取る為の手配が行われる
武器を向けなければ問題はないと伝えておいたが脅えるのも仕方ない事だろう
ただ翌日には、人語を介する竜達と話をした兵達は打ち解けていたので、順応性早過ぎだろ!と心の中でツッコんでしまった
謁見の間で護衛達に後払いの分の報酬が支払われ、ギルマスも呼ばれており、謁見の間にて依頼達成の冒険者としての報酬が支払われる
現在は追加依頼の真っ最中でもあるが、陛下の鶴の一声で「この者達なら問題無いだろう」と告げ、追加依頼の分も支払われた
更に冒険者達には追加報酬で、今回の護衛依頼を全て完遂した場合はランクを一つ上げる事もギルマスから伝えられた
これには全員が喜び、Dの6人はCに、ウォルド達3人はそれぞれS、A、Bに、S3人はSSになる事が確定した
次に俺だが、王妃からの報告もあって陞爵は決定事項らしい
現在は男爵なのだが、陞爵後は伯爵以上が確定した
だが、最終決定には至っておらず、完全に帰国したのち改めて発表するとの事
ギルドランクについては世界で現在2人目のSSSランクが認定された
国家滅亡の案件を3つ解決した実力は無視できるものではなく、全世界のギルドが容認したそうだ
SSSの認定にはギルド本部の容認も必要であるのだが良く許可したものだ
そんな考えに至ったのは、ギルド本部は傭兵国に在るからだ
傭兵国のギルド本部では傭兵の依頼が大量にある
派兵依頼を受ける者も多いので被害は甚大なはずだと思っていたのだが、今回の戦争による被害者は0だったそうだ
そもそも誰も参加しなかったと言うから驚いた
各ランクの者から数名ずつ事情を聞いた所、総司令官の下が嫌だったという者が半数で、もう半数が悪寒を感じて見送ったという者であった
後者はいずれもB以上の者達で直感が働いたと言うべきだろう
そんな事情もあり本部も容認したそうだ
本部からの伝言もあり「一度、時間が出来たら訪ねてきて欲しい」との事である
謁見の間にて全ての事が終わり、陛下が退出してから全員が退出する
暫くぶりに屋敷に戻れると思ったのだが・・・次は応接室に連行される
そこには久しぶりに見る両親とティアの家族に各国要人が勢ぞろいしており、席に着くようにと促される
何となく察した俺は諦めました・・・・色々と・・・
応接室にて色々と話し合われる
両親からは、もうなんていうかね・・・何をしとるんやうちの息子は!ってな目で見られてましたとも
まぁ、そんな目だけではなく流石うちの息子だって目もしてましたが
そして、陛下の不機嫌な理由はリリィとの婚約が原因なようだ
色々言ってくるがその都度、リアフェル王妃に睨まれ、抓られ、殴られる
トドメの一撃はリリィが放った言葉だ
「お父様は私が幸せになるのが許せないのですね。わかりました。変な男の所に嫁いで不幸になってきます」
泣きながら言ったリリィの言葉に陛下はフィニッシュを決められて撃沈した
尚、リリィの涙は嘘泣きであるのは全員がわかったが黙っておこう・・・リリィの幸せの為にも・・・
次にティアとの婚約であるが、こちらは陛下と違って大賛成で乗り気である
反対されるかもと覚悟していた俺とティアは拍子抜けである
但し条件は付けられたが
その条件とは子供の誰かを跡継ぎに指名するか俺が公爵家を継ぐかのどちらかである
ただ婿に入る必要性は無く、将来継げば良いとかなり緩い
ティアの両親はさっさと隠居して任せたいと言い、祖父は俺なら後見人にさえなれば後は心配する必要はないから好き勝手出来るとの理由から緩いそうだ
ただ、子供達の人生は子供達が決めるべきなので約束出来ないとはっきり言った
その言葉にニヤッと笑ったのはヴィルノー先代公爵である
どうも試されていた様で、豪快に笑いながら
「一人孫娘だからな!跡継ぎの事は考えないといかんが子供を継がせると言っておったら認めんかったさ!」
と言い、ティアの両親は
「一番はティアの幸せだからね。前者は一応伝えて、継ぐかどうか確認だけして欲しいな。後者は・・・期待しないで待ってるよ」
と言われ、俺とティアは祝福された
それを見ていたリリィは
「お父様もあんな感じなら」
と残念な父親を見て、深く・・・深~くため息をついた
ティアとの家族との婚約についての話も終わり、これで終わりかなと思うが全然終わりじゃなかった
次は婚約者4人が家の両親へ挨拶を始めた
「ミリアンヌ・フィン・ジルドーラと申します。神聖国にて御子をしておりました。お義父様、お義母様、これからよろしくお願い致します」
「ランシェス王国第5王女リリアーヌ・ラグリグ・フィン・ランシェスです。既にご存じとは思いますが改めてご挨拶を。お義父様、お義母様、よろしくお願い致します」
「ランシェス王国公爵家が長女ティアンネ・フィン・ランシェスです。お義父様、お義母様、よろしくお願い致します」
「オーディール竜王国王女シャラナ・ゴショク・フィン・オーディールと申します。お義父様、お義母様、よろしくお願い致します。ご旅行の際には是非、竜王国へお越し下さい。私で良ければご案内させて頂きます」
4人の挨拶が終ると、父が返礼をする
「ランシェス王国辺境伯グラキオス・フィン・クロノアスです。こちらにいるグラフィエル・フィン・クロノアスの父です。こちらこそよろしくお願い致します。暴走しがちな息子なので苦労を掛けると思いますが」
「アリーエル・フィン・クロノアスです。息子の実母になります。可愛い義娘が出来て良かったわ。これからよろしくお願いしますね」
「ルルエナ・フィン・クロノアスです。息子の義母になります。昔の息子の話を聞きたい時はいつでも聞いてちょうだい」
「サラッと過去を暴露します発言は勘弁して下さい母上」
ルルエナ母さんに一応釘を刺しとく・・・無駄だと思うけど
そしてリリィの父親である陛下は、リリィが俺の両親をお義父様お義母様と呼ぶのを聞くと「ぐふっ!」とか「ごふっ!」とかダメージを受けた後にうちの両親を睨み、リアフェル王妃に思いっきり殴られた
さて、これで全部終わ「では、次の話に」・・・・・帰らせてくれよぅ
全ての話が終ったのは夜も結構深くなってからである
今は竜達に運んで貰う為の準備中だ
海竜達は一度、龍島へと戻る
残りは共に行くのだが何故か白竜も付いてくると言う
「何やら面白うそうだし、久々に茶にも会いたいしの」
とは、白竜の言葉である
逆に渋い顔になっているのは水龍である
「わい、あいつ苦手なんや~」
と、言っていたので強制連行である
何故かって?面白そうだから
この1週間は特に変わりなく平穏そのもの・・ではなかったが、それなりにのんびりした日々を送っていた
この1週間の出来事を纏めるとこうである
1日目、神樹国行きのメンバーで揉める
2日目、ようやく傭兵国から使者が来る
3日目、ふざけた内容を使者が言うので傭兵国に乗り込む
4日目、傭兵国にて会談、こちらの和解案を全て飲ませる
5日目~7日目、出立の準備
簡潔に纏めるとこんな感じであるが詳しい話は別で語るとしよう
神樹国に行く前に、神聖国とランシェス王国に立ち寄る
何故両国に立ち寄るのか?神聖国側は会談の場に連れて行きたい者がいる為で、ランシェス王国側は級友達と一部王族を送り届ける為である
神樹国へは俺に竜王国からイリュイア王妃とラナで、神聖国からは教皇と途中で拾う者数名になり、ランシェス王国からはリアフェル王妃とリリィである
万が一にも収穫祭に間に合わなかった事を考えて、王太子であるフェルを初め他のランシェス王族は自国に残り、竜王国国王と王子は終戦協定の為に自国へ残る
婚約者は全員一緒なのだが、これは彼女らが頑として譲らなかった為である
冒険者の護衛については神樹国から帰国するまでは同じメンバーが護衛する
国の護衛騎士と兵は神樹国に向かう際は同行しない
これについての理由は神樹国側を刺激しない為だ
神樹国は鎖国に近い国である
現在はどの国とも相互不可侵条約を締結しているが、一部の国のみに一部の物をお互いに取引する程度だ
尚、一部の国とはランシェス王国とリュンヌ王国だけである
神聖国と傭兵国は隣国であるが取引は一切ない
それは何故か?国同士が昔から不仲なのである
この3国は同じ神を崇めているのだが主神が違うので信仰も微妙に違うのだ
主流信仰は神聖国の信仰が一番普及している
神樹国と傭兵国の信仰は自国のみだ
だが、神聖国と神樹国は実のところ同じ信仰である
神聖国は主神に創世神を置き、下には11神を置き、別枠として頂点に絶対神として原初を置く
神樹国は主神に原初を置き、下に創世神を置き、眷属神として11神を置く
崇めてる神は順位も同じなのだが主神の違いだけで不仲なのだ
傭兵国は戦神メナト・武神セブリー・魔法神ジーマの3神のみで、これまた残りの2国と不仲である
因みにどれが正解なのかと言われると神聖国が正解である
原初は創世神達を創っただけで世界は構築していない
創世神達と表現するのは別次元の別世界に同じ様な神が存在するからだ
但し固有名称が違っていたりするので全く同じかは不明であるが、原初が創った事に変わりはないので達なのである
話が脱線したがそんな神樹国へと現在は出立する直前である
先に立ち寄るのはランシェス王国
竜の飛行速度や日程を計算した結果、そちらの方が効率が良いからだ
神都に寄って中途半端に時間を浪費するより、ランシェス王国後に神都に寄った方が半日ほど短縮できるからである
予定通りに進めばではあるが
俺のお手製拡張馬車も竜達が神聖国から運んできてくれてるので旅自体は快適に行けるのだが、流石に飛びながら寝るのは怖いそうなのでギリギリまで飛んで夜は地上で寝る事になった
総勢50名以上なので流石に馬車は数台に分けている
拡張馬車の数が足りないので魔力を消費して増やす
ただ、あまり消費するわけにもいかないので最低限に留めた
こんな面倒な真似をしたのは、ゲートを全員が通るまで繋げておくより拡張した方が魔力消費量が若干少ないからだ
空の旅では傭兵国内で流石に地上へ降りて休めないので、遠回りではあるがリュンヌ王国経由で帰国する事になった
出発時間になり、竜達が馬車を掴んで飛翔する
ランシェス王都まで7日~9日位だ
天候にも左右されつつ、休みを取りながら問題無く進み、8日目の夕方前にはランシェス王国王都バウレストへと到着した
突然現れた竜の大群に大混乱が起き、冒険者と兵達が臨戦態勢になったのは仕方のない事だろう
竜の群れからリアフェル王妃が即座に降り立ち、一歩出て説明し事なきを得たが
他国の要人や共に旅行に行った学生達を見て理解はしたようだ
理解はしたようだが・・・俺は王城へと強制連行される
誰にって?リアフェル王妃にだ
どちらにしてもランシェス王国で1泊はしないといけないので、諦めて王城へ共に行くと謁見の間へと通され、ちょっと不機嫌?な陛下がお見えになる
事の事情を説明し、竜達に食事と休息を取る為の手配が行われる
武器を向けなければ問題はないと伝えておいたが脅えるのも仕方ない事だろう
ただ翌日には、人語を介する竜達と話をした兵達は打ち解けていたので、順応性早過ぎだろ!と心の中でツッコんでしまった
謁見の間で護衛達に後払いの分の報酬が支払われ、ギルマスも呼ばれており、謁見の間にて依頼達成の冒険者としての報酬が支払われる
現在は追加依頼の真っ最中でもあるが、陛下の鶴の一声で「この者達なら問題無いだろう」と告げ、追加依頼の分も支払われた
更に冒険者達には追加報酬で、今回の護衛依頼を全て完遂した場合はランクを一つ上げる事もギルマスから伝えられた
これには全員が喜び、Dの6人はCに、ウォルド達3人はそれぞれS、A、Bに、S3人はSSになる事が確定した
次に俺だが、王妃からの報告もあって陞爵は決定事項らしい
現在は男爵なのだが、陞爵後は伯爵以上が確定した
だが、最終決定には至っておらず、完全に帰国したのち改めて発表するとの事
ギルドランクについては世界で現在2人目のSSSランクが認定された
国家滅亡の案件を3つ解決した実力は無視できるものではなく、全世界のギルドが容認したそうだ
SSSの認定にはギルド本部の容認も必要であるのだが良く許可したものだ
そんな考えに至ったのは、ギルド本部は傭兵国に在るからだ
傭兵国のギルド本部では傭兵の依頼が大量にある
派兵依頼を受ける者も多いので被害は甚大なはずだと思っていたのだが、今回の戦争による被害者は0だったそうだ
そもそも誰も参加しなかったと言うから驚いた
各ランクの者から数名ずつ事情を聞いた所、総司令官の下が嫌だったという者が半数で、もう半数が悪寒を感じて見送ったという者であった
後者はいずれもB以上の者達で直感が働いたと言うべきだろう
そんな事情もあり本部も容認したそうだ
本部からの伝言もあり「一度、時間が出来たら訪ねてきて欲しい」との事である
謁見の間にて全ての事が終わり、陛下が退出してから全員が退出する
暫くぶりに屋敷に戻れると思ったのだが・・・次は応接室に連行される
そこには久しぶりに見る両親とティアの家族に各国要人が勢ぞろいしており、席に着くようにと促される
何となく察した俺は諦めました・・・・色々と・・・
応接室にて色々と話し合われる
両親からは、もうなんていうかね・・・何をしとるんやうちの息子は!ってな目で見られてましたとも
まぁ、そんな目だけではなく流石うちの息子だって目もしてましたが
そして、陛下の不機嫌な理由はリリィとの婚約が原因なようだ
色々言ってくるがその都度、リアフェル王妃に睨まれ、抓られ、殴られる
トドメの一撃はリリィが放った言葉だ
「お父様は私が幸せになるのが許せないのですね。わかりました。変な男の所に嫁いで不幸になってきます」
泣きながら言ったリリィの言葉に陛下はフィニッシュを決められて撃沈した
尚、リリィの涙は嘘泣きであるのは全員がわかったが黙っておこう・・・リリィの幸せの為にも・・・
次にティアとの婚約であるが、こちらは陛下と違って大賛成で乗り気である
反対されるかもと覚悟していた俺とティアは拍子抜けである
但し条件は付けられたが
その条件とは子供の誰かを跡継ぎに指名するか俺が公爵家を継ぐかのどちらかである
ただ婿に入る必要性は無く、将来継げば良いとかなり緩い
ティアの両親はさっさと隠居して任せたいと言い、祖父は俺なら後見人にさえなれば後は心配する必要はないから好き勝手出来るとの理由から緩いそうだ
ただ、子供達の人生は子供達が決めるべきなので約束出来ないとはっきり言った
その言葉にニヤッと笑ったのはヴィルノー先代公爵である
どうも試されていた様で、豪快に笑いながら
「一人孫娘だからな!跡継ぎの事は考えないといかんが子供を継がせると言っておったら認めんかったさ!」
と言い、ティアの両親は
「一番はティアの幸せだからね。前者は一応伝えて、継ぐかどうか確認だけして欲しいな。後者は・・・期待しないで待ってるよ」
と言われ、俺とティアは祝福された
それを見ていたリリィは
「お父様もあんな感じなら」
と残念な父親を見て、深く・・・深~くため息をついた
ティアとの家族との婚約についての話も終わり、これで終わりかなと思うが全然終わりじゃなかった
次は婚約者4人が家の両親へ挨拶を始めた
「ミリアンヌ・フィン・ジルドーラと申します。神聖国にて御子をしておりました。お義父様、お義母様、これからよろしくお願い致します」
「ランシェス王国第5王女リリアーヌ・ラグリグ・フィン・ランシェスです。既にご存じとは思いますが改めてご挨拶を。お義父様、お義母様、よろしくお願い致します」
「ランシェス王国公爵家が長女ティアンネ・フィン・ランシェスです。お義父様、お義母様、よろしくお願い致します」
「オーディール竜王国王女シャラナ・ゴショク・フィン・オーディールと申します。お義父様、お義母様、よろしくお願い致します。ご旅行の際には是非、竜王国へお越し下さい。私で良ければご案内させて頂きます」
4人の挨拶が終ると、父が返礼をする
「ランシェス王国辺境伯グラキオス・フィン・クロノアスです。こちらにいるグラフィエル・フィン・クロノアスの父です。こちらこそよろしくお願い致します。暴走しがちな息子なので苦労を掛けると思いますが」
「アリーエル・フィン・クロノアスです。息子の実母になります。可愛い義娘が出来て良かったわ。これからよろしくお願いしますね」
「ルルエナ・フィン・クロノアスです。息子の義母になります。昔の息子の話を聞きたい時はいつでも聞いてちょうだい」
「サラッと過去を暴露します発言は勘弁して下さい母上」
ルルエナ母さんに一応釘を刺しとく・・・無駄だと思うけど
そしてリリィの父親である陛下は、リリィが俺の両親をお義父様お義母様と呼ぶのを聞くと「ぐふっ!」とか「ごふっ!」とかダメージを受けた後にうちの両親を睨み、リアフェル王妃に思いっきり殴られた
さて、これで全部終わ「では、次の話に」・・・・・帰らせてくれよぅ
全ての話が終ったのは夜も結構深くなってからである
0
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
付きまとう聖女様は、貧乏貴族の僕にだけ甘すぎる〜人生相談がきっかけで日常がカオスに。でも、モテたい願望が強すぎて、つい……〜
咲月ねむと
ファンタジー
この乙女ゲーの世界に転生してからというもの毎日教会に通い詰めている。アランという貧乏貴族の三男に生まれた俺は、何を目指し、何を糧にして生きていけばいいのか分からない。
そんな人生のアドバイスをもらうため教会に通っているのだが……。
「アランくん。今日も来てくれたのね」
そう優しく語り掛けてくれるのは、頼れる聖女リリシア様だ。人々の悩みを静かに聞き入れ、的確なアドバイスをくれる美人聖女様だと人気だ。
そんな彼女だが、なぜか俺が相談するといつも様子が変になる。アドバイスはくれるのだがそのアドバイス自体が問題でどうも自己主張が強すぎるのだ。
「お母様のプレゼントは何を買えばいい?」
と相談すれば、
「ネックレスをプレゼントするのはどう? でもね私は結婚指輪が欲しいの」などという発言が飛び出すのだ。意味が分からない。
そして俺もようやく一人暮らしを始める歳になった。王都にある学園に通い始めたのだが、教会本部にそれはもう美人な聖女が赴任してきたとか。
興味本位で俺は教会本部に人生相談をお願いした。担当になった人物というのが、またもやリリシアさんで…………。
ようやく俺は気づいたんだ。
リリシアさんに付きまとわれていること、この頻繁に相談する関係が実は異常だったということに。
スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
最強賢者の最強メイド~主人もメイドもこの世界に敵がいないようです~
津ヶ谷
ファンタジー
綾瀬樹、都内の私立高校に通う高校二年生だった。
ある日、樹は交通事故で命を落としてしまう。
目覚めた樹の前に現れたのは神を名乗る人物だった。
その神により、チートな力を与えられた樹は異世界へと転生することになる。
その世界での樹の功績は認められ、ほんの数ヶ月で最強賢者として名前が広がりつつあった。
そこで、褒美として、王都に拠点となる屋敷をもらい、執事とメイドを派遣してもらうことになるのだが、このメイドも実は元世界最強だったのだ。
これは、世界最強賢者の樹と世界最強メイドのアリアの異世界英雄譚。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!
たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。
新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。
※※※※※
1億年の試練。
そして、神をもしのぐ力。
それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。
すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。
だが、もはや生きることに飽きていた。
『違う選択肢もあるぞ?』
創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、
その“策略”にまんまと引っかかる。
――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。
確かに神は嘘をついていない。
けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!!
そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、
神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。
記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。
それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。
だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。
くどいようだが、俺の望みはスローライフ。
……のはずだったのに。
呪いのような“女難の相”が炸裂し、
気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。
どうしてこうなった!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる