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78話 武術大会・ランシェス編 前編
しおりを挟むクランが活動を始めて、半月が過ぎた
大した問題もなく、概ね順調だ
我がクラン【白銀の翼】に所属している冒険者は、初心者が多く在籍している
その理由は、冒険者の死亡率を下げる為だ
その為に必要なのは、実地での勉強と強者との修練
タダで技術が学べ、お金も稼げるのでそこそこ人気ではある
ウォルド達に言わせれば
「超人気で人手が足りないんだよ!」
らしいが、そこは頑張ってもらうしかない
俺も、クランの運営資金は稼いでいるのだから
「バルドに振れば良くね?」
「ラフィは鬼か。あいつの顔見ろよ・・・目なんて死んだ魚みたいになってるだろうが」
無茶振りした俺に、ウォルドからの反論
我がクランは既にキャパオーバーしているようだ
そんな中、予想外の客が訪れる
「グラフィエルはいるかな?」
「グラキオス様!・・グラマスは、会議中でして」
「では、少し待たせてもらうよ」
受付の返答を受け、退かぬ!とばかりに居座る父
周りの冒険者達も少し落ち着かないみたいなので、応接室で対応する
そして俺は、驚愕の事実を知ることになる
「父上。今日はわざわざどうしたのですか?」
「グラフィエルに確認ごとがあってな。時間はまだあるが、早めに確認しておこうと思ってな」
「・・・それで、確認ごとは何でしょうか?」
「二つ聞くが、まず一つ目だ。グラフィエルは、残り1年足らずで新しい貴族家となることは知っているな?」
「?・・新しい貴族家には、もうなっているのでは?父上の分家ではありますが」
「やはり、そういう認識か。・・・グラフィエルの間違いを正しておこう。お前の兄二人もそうだが、我が息子たち全員が、成人後は独立した貴族家になる。分家ではなく、クロノアス閥一族となる」
「??・・えーと・・・それはつまり・・・・」
「我が家から籍は抜け、分離した独立貴族になるということだ。我が息子は3人とも、新しいクロノアス家を立ち上げるわけだ。いや、グラフィエル以外は既になっているが正しいか」
「・・・・・・・」
久しぶりのフリーズ・・そして、絶句
父は、珍しいものを見た!って顔をしている
・・・フリーズして数分後、再起動した俺は理由を尋ねる
父の目が単一色になって、言葉を発す
「私の元の爵位な・・・陛下が無理矢理にグリオルスに継がせてな。そして、隠居になった私に新しい爵位を与えて王宮勤めにな。アルキオスにも独立できるように爵位を与え、その理由が『数年の実験に協力した褒美に』だぞ?周りの目がもうな・・・」
どう見ても無理矢理な理由付けであった
絶対に『クロノアス家は囲って逃がさん!』って言ってるよね
お互いに溜息を吐き、次の話に移る
「さて、2つ目だが、武術大会が毎年行われているのは知っているな?」
「はい。出たことも、見に行ったこともありませんが」
「貴族家はな、成人までに必ず1回は出場することが義務付けられている」
「え!?聞いてないんですが?」
「今、言ったからな。我が家は色々あって有名でもあるしな。兄達も過去に出場しているぞ。お前は見に来なかったが」
「知りませんでした。知っていたら見に行ったのに」
「いや、来なくて正解だったぞ。二人とも『ラフィに見せれる結果じゃない』と言っていたからな。見に来てないと知った時は、安堵していたものだ。因みに結果は、二人とも予選落ちだ」
まさか、そんなことになっていたとは
知っていれば、共に鍛錬したり、見に行ったのに
「まぁ、そういうわけだ。1週間後に予選受付を始めるから参加するように」
「不参加には・・」
「出来るわけないだろう。もし、不参加などしたら・・・」
「したら・・・?」
「第3王女が降嫁して「死んでも参加します!!」」
以上のやり取りがあり、俺は武術大会に参加することになった
~~~~~~~~
それと、一つ説明してなかったので、ここで説明しておこう
グラマスとはグランドマスターの略でクラントップである俺のことだったりする
かなり恥ずかしいので、止めて欲しいのだが
「似合ってるし良いんじゃね?」
との、初期メンバー達の意見により、グラマス呼びが定着した
~~閑話休題~~
そして、現在
今は、予選の真っ只中である
予選は6月初日から約1週間行われる
参加資格は13歳から
参加部門は剣術・槍術・拳闘術・斧術・弓術の5部門
幾つか異種なものもあるがきちんと振り分けされる
刀は剣術、槌は斧術、投擲系は弓術、格闘技系は全て拳闘術に割り振られる
魔法については一切の使用を禁止する
純粋に技術のみを競うわけだ
参加は1度きりではなく、何度でもできる
なので、毎年参加している者だっている
参加資格も年齢のみなので、色んな業種の人間が参加している
参加してる大半を占めるのが冒険者と傭兵で、貴族は1~2割ほど
そして、ランシェス武術大会の参加者には他国の人間も混じっている
何故か?それは、貴族や軍閥の目に留まれば、雇ってもらえるからだ
但し、他国の人間を雇う場合は、裏切らないように誓約をさせられる
武術大会とはお祭りであると同時に就活でもあるわけだ
そんな武術大会予選だが、俺は剣術部門に参加している
貴族家男子は、跡取りの有無に関わらず剣術部門参加が必須らしい
複数への参加は時間的に不可能なのでどれか一つの参加になる
なので、貴族家男子は剣術部門強制参加になるわけだ
後、この大会は、女性冒険者や女性傭兵への救済処置も兼ねている
大会自体は男女混合なのだが、女性で本戦に上がると、誓約込みになるが、王妃や王女の専属護衛に抜擢される
とは言え、その突破率は1割を切る
その理由は、必ず選ばれるわけではないからだ
狭き門だが、雇用を目指して皆頑張っている
そんな芽を摘むのが俺なわけで・・・物凄い罪悪感が
・・・・運も実力の内と諦めてください
そう心の中で言い訳して、現在は予選5回戦を突破したところだ
後2回戦突破で、本戦出場が決定する
本戦出場枠は全部で16
実は、予選で選ばれるのは14名まで
残り二枠は、王国近衛騎士と王国騎士団から1名ずつ、シード枠で出場が決まっている
丁度中間位になる強さの騎士を出場させ、今後の訓練方式を決めるためだ
【王国の騎士たるもの、忠誠熱く、民を守り、強者であれ】
これが、ランシェス王国に受け継がれる騎士道であった
そんなこんなで予選7回戦
相手の剣を誘導し、体勢を崩したところに、もう一振りの剣を首元にあてる
先手も後手も関係なく、予選1回戦から全て同じ方法で決着をつける
相手に余計な情報は与えず、本戦へと出場を決めた
本戦出場を決めた俺は、他部門の予選を見に行く
出場する理由はないのだが、俺の婚約者数名が大会に参加しているのだ
予選に参加しているのは
ミリア
ラナ
リリィ
ティア
リア
の5名で、参加部門はミリアから順に
剣術×2・弓術×2・拳闘術
となっている
参加した理由は
『『『『私達も、ラフィ(様)(君)と一緒に他国に行ったり、冒険してみたい(から)(です)』』』』
らしく、結構強めに言われた
リアは冒険者として良く同行しているのでこの会話には入っていない
リアが出場した理由は
『今の自分が、どこまで通用できるのか試してみたいから』
との事だった
「(止めても無理だったからなぁ)」
心の中で諦めの言葉を出しながら、結果を見に行く
ミリアは奮闘するも6回戦敗退
ラナは相手が強く、圧倒されて5回戦敗退
リリィは魔法との組み合わせで弓術を訓練していたのが仇となり3回戦敗退
リアは順当に本戦出場
予想外はティアで本戦出場を決めていた
7回戦の相手を見るが、かなりの使い手だ
これを降すとか、マジ凄いんですけど
ティアは大喜びで皆に報告し、予選を見ていたティアの両親はハラハラドキドキだっただろう
あ、ヴィルノー先代が若干白くなって燃え尽きてる
そんな両親の気苦労も何のそので、ティアは本戦への切符を手にした
~~予選後・某一室~~
「さて。お忍びで予選を観戦しましたが」
そう声を響かせるのは
ランシェス王国第1王妃リアフェル・ラグリグ・フィン・ランシェス
その人であった
王妃は、言葉を発した後、逡巡する
時間は少し遡り、大会受付前
ミリア達はリアフェル王妃と対話・・・いや、交渉していた
「何を言おうが、同行は認めません」
「ですが王妃様。ラフィ様は貴族として足りないところがあります。それを補佐する意味でも」
「ミリアさん。貴方の言う事は理解できます。ですが、グラフィエルにとっては些細なことです」
「誰も抗えないからですか?」
「その通りです」
「ですがお母様。ラフィは極力それを使わないようにしてます。意識的にか無意識的にかは知りませんが」
「叔母様。ラフィ君を過大評価している気がします」
「二人とも・・言う様になりましたね」
「皆ラフィ様の婚約者ですから」
「ラナ王女もですか・・」
「あ、あの!下級貴族の娘である私が言うのも変ですが、一つ提案があります!」
「聞きましょう。リアーヌ・フィン・ティオール」
そうして、出された提案が武術大会への出場だった
条件は最低でも予選4回戦の突破か一人でも本戦出場すること
但し、リアーヌは含まないだった
そして見事、条件を達成したのだったが
「我が娘が、一番低い結果を残すとは」
そう告げる王妃だが、リアが反論を述べる
「リアフェル王妃様。あれは、リリィが・・リリアーヌ王女が不甲斐ないのではなく、試験方法があっていないだけです。冒険者ランクならDは確実にあります」
冒険者ランクD
高くもなく低くもなく、初心者は卒業してますよってランク
リリィは四つん這いなった!
慌ててティアが慰める!
リアはあたふたしている!
「娘のランクはわかりました。では、他の者達はどうなのですか?」
王妃に問われ、四つん這いになっているリリィを見て、どう答えれば良いか迷うリア
ミリアと目が合い、ミリアが頷くと、意を決して答える
「あくまで実力と言う観点でなら、ミリアとラナはC。ティアはBに届くか微妙なラインです。ただ、技術だけなら、全員が1ランク上になります」
「1ランク低くした理由は何ですか?」
「経験値です。対人、対魔物に関する経験値が不足しているからです。そして、こればかりは、実地で磨くしかありません」
「そうですか。・・・もう一つ、ノスシア嬢はどうなのですか?」
「彼女に関しては・・魔法、に関しては恐らく最低でもAです。しかし、年齢と経験不足を加味すれば高くてもC。低く見ればDだと思います」
「何故そこまで下がるのですか?」
「Cランク以上になるには盗賊などの対人討伐・・言わば人殺しが必要になります。あの年で平然としてられたら怖いと思いませんか?」
「なるほど。・・つまり、ノスシア嬢以外はそれを加味していると?」
「そこが経験値になります。加味はしてますが実際に・・・となれば、変わるでしょうから。僕・・私でも、初めての時は怖かったですし、数日は震えが止まりませんでした」
「・・・そうですか。」
そしてまた、考え込む王妃
そこですかさず、ミリアが次の手を打つ
「私は魔物討伐の経験があります。従軍経験もありますから。ですので、冒険者に依頼を出し、騎士数名を護衛につけて実際に出来るか試してみては?」
とんでもないことを言う正妻候補
これには、全員がドン引きだ
だが、答えを出すのならば、もっともな内容ではある
唯一の懸念は、安全確保が取れていないところか
しかし、その懸念は次の一言で払拭される
「ミリアも突拍子がないよね。良いよ。僕が付き合ってあげる。Sランクが護衛とか贅沢だよねぇ。ついでにウォルドも巻き込もう!」
「はぁ・・・わかりました。そこのあなた・・陛下を呼んできて頂戴」
王妃の一言に、今まで徹底して置物と化していたメイドが動く
その動きはまるで忍者のようだ
・・・数分後、陛下が部屋にやってきて話の顛末を聞くが、当然ながら猛反対
埒が明かないので、王妃の攻撃(物理)が炸裂!
陛下、耐える!耐える!耐える!
しかし!陛下の顔色が徐々に青くなっていく!
カァンカァンカァァン!
勝者!リアフェル・ラグリグ・フィン・ランシェスー!!
陛下は渋々、血の涙を流しながら許可した
後日、全ての懸念が払拭され、王妃は渋々だが、婚約者達がグラフィエルと共に他国へ同行するのを許可した
~~~~~~~~~~
そんなやり取りがあったなどとは知らず、武術大会本戦日がやってきた
席の一角を俺の名義で貸し切りにし、関係者が集まる
本戦は計3日行われ、剣術部門は必ず最終日になる
今年の初日は、弓術部門と拳闘術部門
ティアとリアが出場する
弓術部門は、怪我防止のために魔道具をつけて戦う
腕輪を二個つけ、障壁的が展開される
制限時間があり、制限時間内に対戦相手の的に全て当てるか的に当てた数で勝敗が決まる
的は10あり、的に当たると弾かれ、的の色が変わる
色が変われば有効判定となる
ティアは素早く動き的に当てるが、相手が致命傷を避けるため、的が変色しない
そのまま攻防が続き、半分の時間が過ぎる
お互い、的への有効打は0
そのまま時間は過ぎていき、引き分けか?と思われた瞬間
功を焦ったティアが相手のフェイントにかかり有効打を取られ、試合は終了
ティアは本戦1回戦で敗北した
「(これがリアの言ってた経験値の差ってやつなのね)」
負けはしたが、リアに言われた言葉を思い出し、悔しくはあるも何処か清々しい顔をしたティアがそこにいた
負けはしたが、良い勝負だったティア
「良い勝負だったよ。相手が経験豊富だったのは運が悪かったとしか」
「大丈夫だよラフィ君。あの人強かったし・・悔しいけど、納得はしてるから」
ティアの意外な言葉に、目を丸くする俺
ティアってこんなに男前・・いや、女前?姐さんって感じでしたっけ?
少し困惑するラフィに、笑いを堪えられなくなったティアが、プッ!っと吹き出し、ティアの笑い声が辺りを響かせた
・・・・弓術部門優勝は、どこぞの男冒険者でした
午後からは拳闘術部門の本戦が行われる
拳闘術部門にはリアが参加している
リアは1回戦、2回戦と危なげなく勝ち進み、ベスト4に入る
準決勝第2試合
リアの相手は齢60にもなろうかという老人であった
経験豊富なのは間違いないが、何故今更大会に?
ほとんどの人がそう思っただろう
因みに、俺が思ったことは皆と違う
「(なんで、セブリー様の眷属神がここにいるんだよ!)」
気配が少しおかしかったので、調べた結果がこれである
ほんっと頭が痛くなる
武神セブリーの眷属神
その強さは圧巻の一言だった
ただ、前世の知識を持つ俺から言わせれば
「(なんで酔拳!?なんで○ャッキー・○ェン!?)」
リアの攻撃を徹底的に誘導して躱し、反撃を加える
相手の力を利用した攻撃もあり、見た目以上に、重く強い攻撃
そして、当然の如く焦りが出る
それを見逃さない眷属神は、一気に攻勢に出て、リアは場外に落ちた
「(あれは、強すぎ。恐らくラフィ並だね)」
場外に落ち、大の字に寝ているリアの冷静な判断
悔しいが、相手の強さを認め、分析する
これがリアの強さに当たる理由の一つ
後天的に獲得したスキル【選強眼】
戦った相手の強さを数値化し、自身の戦闘技術へと取り込む
但し、実力差がかけ離れている場合は数値化と取り込みが不可
リアがラフィ並と結論付けたのは不可だったからだ
未だ大の字に寝転ぶリアに、老人が近寄り
「ほっほっほ。お嬢さんは強いのぅ。粗削りな部分もあるが、弟子にしたいくらいじゃ」
「褒めてくれてありがと。でも、遠慮しとくよ。師匠なら間に合ってるから」
そう言ってリアは、ラフィの方へ眼を向ける
老人もラフィの方を向き
「なるほどのぅ。あれはわしも無理。お嬢ちゃんが間に合ってるという気持ちがわかるわ」
人外クラスの老人がラフィに対して無理という
僕が好きになった人は凄いなぁ
「よっ!」とリアは跳ねて起き、老人と握手を交わす
「また、手合わせ願います」
そう言って、その場を後にするリア
老人は笑いながらリアを見送った
そして、拳闘術部門は老人が優勝した
0
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