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第百十八話 やっちゃえオッサン ②
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騎士爵と言うものは、本来一代限りの役職である。
しかしながら慣例として、その地方の狭い領地を管理する責任から、世襲が暗黙の了解で認められている。
だからと言って、俺みたいに騎士爵の三男などと言うものには、まるで縁のない話だ。
たいがいの次男より下の者は、外に出ざるを得ない。
次男は、スペアとして飼い殺しになるんだ。
悲惨なものだ。
棄て扶持を与えられて、日がな一日ぼうっと暮らす。
気のある奴は、町の道場に通って剣術を磨いているが、それもお遊びのようなものだ。
この平和なオルレアンの領地に、大規模な戦闘などない。
それが、先代オルレアン公爵がお亡くなりになり、新しい領主が決まった。
俺(ガス=アルノー騎士爵三男)より年下の十七歳。
花嫁は十五歳の三嬢エリシアさま。
つまり、娘婿が領主になると言う異例の事態だ。
もちろん、長男次男がいたはずだ。
だが、行方が知れない。
だから、次代のオルレアン公爵は、エリシアさまの産んだ子がなるのだ。
なんということだ。
九十七万石と言われるこのオルレアン領。
それを伯爵である娘婿に、好いようにされてしまう。
今日も今日とて、領内を騎士団が駆け抜けて行く。
おれも、その中に混じって走る、走る!
おいてけぼりは、割りを食う。
走れ!
走れ!
目指すは東部代官所。
全員ホコリまみれで、代官所の門前に立つ。
馬上の騎士は、ユリウス=ゴルテス男爵。
筆頭家老さまである。
「それ!かかれい!」
馬上から軍配をふると、部隊は二つに分かれて表門・裏門に走る。
さすがに代官所。
高い塀に囲まれて、アリの子一匹外には出られない。
二つの門以外に、出入り口はないのだ。
これは、魔物が暴走したときに、ここに立て籠って防衛・籠城するためだ。
門には土嚢を積み上げて、魔物を防ぐ。
いまや、その門は、犯罪者を逃がさぬ鉄壁の門となった。
表門には二十人が立ち、裏門にも同数。
城門を閉め、閂をかけて一人も逃がすなと厳命されている。
なぜか、合言葉まで出された。
『やま・かわ』である。
それが言えないものは、即座に縄を打たれる。
俺たちは裏口から代官所の中に入る。
裏は、厨房があったりと、生活感がある。
「な、なにごとでございます!」
中から女官の声がする。
「これより代官所は閉所となる、みなその場から動いてはならん。」
中隊長が金切り声で命令した。
「へ、閉所?」
「筆頭家老さまの命である。嫌疑晴れるまでその場を動かぬよう。」
「すみませぬ、鍋の火を遠ざけてもよろしゅうございますか?」
下女が申し出た。
「うむ、くるしゅうない。」
下女は、ささっと竃の火を引いた。
昼までにはまだ間がある。
俺たちは、各部屋を回って、そこに居る文官たちを全員食堂に集めた。
「これで全部か?」
そばにいたひょろい文官に聞く。
「ははい、ええっと全部で…」
なるほど、裏の人間はほとんどが下働きの下男下女。
下級官吏が十人しかいなかった。
これじゃこいつらが悪さなんてできやしないよ。
ちょろまかしても、野菜の代金くらいのものだ。
下級官吏は、恐る恐る聞いた。
「あのう、これはいったい何の騒ぎでしょうか?」
「まあ、関所で捕まえた奴が、ここの代官所で許可をもらったと言うのでな。」
「へえ~、そんな奴がいるんですねえ。」
「いるんですねえって、上の連中のすることだからな。」
「まあ、いずこも同じってことですかね?」
「そうだな。」
気の良いやつだ。
若い、というか学校出たての十五歳くらいかな?
官吏になろうとして代官所に勤めたが、下働きばっかりで出世も望めまい。
さて、閉鎖された東代官所は、ひとりひとりが取り調べを受け、代官を始めかなりの官吏が汚職に手を染めていたことが分かった。
もちろん、下っ端の何も知らない使いっぱしりなんかが、小銭もらって走ったところで罪になる訳でもない。
先ほどの若いのも、仲間にも入れてもらえない小者だ。
だいたい、厨房あたりをうろうろしているところからして、重要でないことがわかる。
夕方を迎える頃には、ほとんどの咎人を拘束して、騎士団の詰所に運んだ。
だが、まだ閉所のままである。
下っ端は家に帰したが、幹部などで拘束されていない者は、まだ少し残っている。
われわれ騎士団は、そう言ったモノの警護(見張りとも言う)をしながら夜明かしだ。
半休をもらって、食事をとり、毛布にくるまって寝る。
幹部達も同じように、その辺で寝ることになる。
見張りは必要だ。
俺は前半に割り振られたので、早々に毛布にくるまった。
もうじき二月。
亜熱帯の王国であっても、夜は冷える。
毛布だけでは若干寒いかもしれない。
俺たちは、慣れているが文官には厳しいのではないかな?
さすがゴルテスさまだ、俺たちにも寝る前に一杯、酒を出してくれた。
「ぶは!なんだこれは!」
俺は口にしたとたんにむせた。
めちゃくちゃ酒精が濃い。
「ガス、吐くなよもったいない。」
同僚の声がする。
ふゆふゆと光り玉が浮いているが、やはり薄暗い会議室で転がっているのはつらい。
酒でも呑んで寝たいんだ。
「だって、この酒、濃いんだもんよ。」
「まあな、筆頭家老さまの取って置きだそうだぞ。」
「これがねえ、乱暴な酒だぜ。」
「おれは好きだぜ。」
「雑味が多いしさ。」
「そこがいいんじゃねえの。うっすいワインなんかよりよっぽどいいぜ。」
「そうかねえ?」
「この、喉にガツンと来るのがやまらねえ。」
「そういわれたら、そうかもしれんな。」
同僚は、一気に飲み干すとごろりと横になった。
そこかしこで咽せたり、うめき声をあげたりしている。
同情するぜ。
おれも、酒を少しずつあけて、毛布にくるまった。
こんな酒がわかるようになるには、もう少し時間が必要だ。
男らしい酒だとは思うが、俺はまだまだ修行が足りんな。
騎士団の宿舎では、筆頭家老が難しい顔をしていた。
傍らには、あのガツンと来るやつが置いてある。
いったい何本持っているのやら?
「あ?そんなもん樽にして五〇個ぐらいはせしめたわい。」
お屋形さまも、豪儀ですね。
「かかか!わしとお屋形さまの間には、切っても切れない縁があるのじゃ。」
はあはあ
「たかが酒じゃ。しかも、これはサトウキビの搾りかすから作った酒じゃぞ、なんの遠慮がいるものか。」
ほほう
「聖女さまの醸した酒は、そりゃもう舌がとろけるような味わいじゃがのう、わしには甘すぎるのじゃ。」
なるほどねえ。
「お屋形さまの作ってくださった、このラムが良いのよ。」
まあ一種『兵隊殺し』ですもんね。
「そうじゃ、兵士たるものこいつをグイっと空けてから戦場に赴くのじゃ。」
うひゃあ、豪快。
「それはそうと、東の代官めは、なんという奴じゃ、部下の五〇名あまりが、不正に加担しおって。」
「甘い汁をすすっていたと言う訳ですな。」
「ヘンリー、領主の目が届かないところで不正を許しておったのは、城代家老の影響力が弱かったのじゃ。」
「そうでしょうか?」
「うむ、締め付ける力も弱かった、こう、キリキリときつく締めあげてじゃな。」
「いてててて」
「なにをやっとるのかのう?」
ゴルテスは雑巾を絞るような仕草をした。
「どちらにせよ、代官は切腹、家門は断絶、財産は没収じゃの。」
「五〇人の家臣は?」
「ま、甘い汁の量にもよるが、三人は打ち首獄門、十人は投獄じゃな。」
「うへえ。」
「残り三十数人は、むち打ちかのう?」
「い、いたそう。」
「そりゃお前、見たことあるか?皮の太い鞭で、屈強な兵士が思いっきり打つんじゃぞ、一発で背中の皮が破れるわい。」
ヘンリーはぞっとして、両肩を抱いた。
「だいたい五発で気を失う。」
「うう…」
さぶいぼが両手に浮いた。
「水をかけて意識を取り戻して、もう五発で一〇日は熱を出すな。」
「うひい」
ヘンリーは聞いているだけで、気が遠くなりそうだった。
「それで許してもらえるなら、ありがたいことさ。」
「そ、そうですかね?」
「一応罪は償ったとして、あとはお構いなしになるんだからな。」
「熱出して寝込むんでしょう?」
「それがバツというものじゃよ。」
さすがにゴルテスは、罪と罰についてドライだ。
「強姦罪なんか、ちょんぎられるんだぞ。」
「ひいい!」
ヘンリーは股間を押さえて飛びあがった。
「目には目ん玉、歯には歯ん玉じゃよ。」
ちなみに強姦殺人になると、イシュタール王国では串刺しになります。
我が身に入れて人の痛みを知れと言うことらしいです。
死むわ!
しかしながら慣例として、その地方の狭い領地を管理する責任から、世襲が暗黙の了解で認められている。
だからと言って、俺みたいに騎士爵の三男などと言うものには、まるで縁のない話だ。
たいがいの次男より下の者は、外に出ざるを得ない。
次男は、スペアとして飼い殺しになるんだ。
悲惨なものだ。
棄て扶持を与えられて、日がな一日ぼうっと暮らす。
気のある奴は、町の道場に通って剣術を磨いているが、それもお遊びのようなものだ。
この平和なオルレアンの領地に、大規模な戦闘などない。
それが、先代オルレアン公爵がお亡くなりになり、新しい領主が決まった。
俺(ガス=アルノー騎士爵三男)より年下の十七歳。
花嫁は十五歳の三嬢エリシアさま。
つまり、娘婿が領主になると言う異例の事態だ。
もちろん、長男次男がいたはずだ。
だが、行方が知れない。
だから、次代のオルレアン公爵は、エリシアさまの産んだ子がなるのだ。
なんということだ。
九十七万石と言われるこのオルレアン領。
それを伯爵である娘婿に、好いようにされてしまう。
今日も今日とて、領内を騎士団が駆け抜けて行く。
おれも、その中に混じって走る、走る!
おいてけぼりは、割りを食う。
走れ!
走れ!
目指すは東部代官所。
全員ホコリまみれで、代官所の門前に立つ。
馬上の騎士は、ユリウス=ゴルテス男爵。
筆頭家老さまである。
「それ!かかれい!」
馬上から軍配をふると、部隊は二つに分かれて表門・裏門に走る。
さすがに代官所。
高い塀に囲まれて、アリの子一匹外には出られない。
二つの門以外に、出入り口はないのだ。
これは、魔物が暴走したときに、ここに立て籠って防衛・籠城するためだ。
門には土嚢を積み上げて、魔物を防ぐ。
いまや、その門は、犯罪者を逃がさぬ鉄壁の門となった。
表門には二十人が立ち、裏門にも同数。
城門を閉め、閂をかけて一人も逃がすなと厳命されている。
なぜか、合言葉まで出された。
『やま・かわ』である。
それが言えないものは、即座に縄を打たれる。
俺たちは裏口から代官所の中に入る。
裏は、厨房があったりと、生活感がある。
「な、なにごとでございます!」
中から女官の声がする。
「これより代官所は閉所となる、みなその場から動いてはならん。」
中隊長が金切り声で命令した。
「へ、閉所?」
「筆頭家老さまの命である。嫌疑晴れるまでその場を動かぬよう。」
「すみませぬ、鍋の火を遠ざけてもよろしゅうございますか?」
下女が申し出た。
「うむ、くるしゅうない。」
下女は、ささっと竃の火を引いた。
昼までにはまだ間がある。
俺たちは、各部屋を回って、そこに居る文官たちを全員食堂に集めた。
「これで全部か?」
そばにいたひょろい文官に聞く。
「ははい、ええっと全部で…」
なるほど、裏の人間はほとんどが下働きの下男下女。
下級官吏が十人しかいなかった。
これじゃこいつらが悪さなんてできやしないよ。
ちょろまかしても、野菜の代金くらいのものだ。
下級官吏は、恐る恐る聞いた。
「あのう、これはいったい何の騒ぎでしょうか?」
「まあ、関所で捕まえた奴が、ここの代官所で許可をもらったと言うのでな。」
「へえ~、そんな奴がいるんですねえ。」
「いるんですねえって、上の連中のすることだからな。」
「まあ、いずこも同じってことですかね?」
「そうだな。」
気の良いやつだ。
若い、というか学校出たての十五歳くらいかな?
官吏になろうとして代官所に勤めたが、下働きばっかりで出世も望めまい。
さて、閉鎖された東代官所は、ひとりひとりが取り調べを受け、代官を始めかなりの官吏が汚職に手を染めていたことが分かった。
もちろん、下っ端の何も知らない使いっぱしりなんかが、小銭もらって走ったところで罪になる訳でもない。
先ほどの若いのも、仲間にも入れてもらえない小者だ。
だいたい、厨房あたりをうろうろしているところからして、重要でないことがわかる。
夕方を迎える頃には、ほとんどの咎人を拘束して、騎士団の詰所に運んだ。
だが、まだ閉所のままである。
下っ端は家に帰したが、幹部などで拘束されていない者は、まだ少し残っている。
われわれ騎士団は、そう言ったモノの警護(見張りとも言う)をしながら夜明かしだ。
半休をもらって、食事をとり、毛布にくるまって寝る。
幹部達も同じように、その辺で寝ることになる。
見張りは必要だ。
俺は前半に割り振られたので、早々に毛布にくるまった。
もうじき二月。
亜熱帯の王国であっても、夜は冷える。
毛布だけでは若干寒いかもしれない。
俺たちは、慣れているが文官には厳しいのではないかな?
さすがゴルテスさまだ、俺たちにも寝る前に一杯、酒を出してくれた。
「ぶは!なんだこれは!」
俺は口にしたとたんにむせた。
めちゃくちゃ酒精が濃い。
「ガス、吐くなよもったいない。」
同僚の声がする。
ふゆふゆと光り玉が浮いているが、やはり薄暗い会議室で転がっているのはつらい。
酒でも呑んで寝たいんだ。
「だって、この酒、濃いんだもんよ。」
「まあな、筆頭家老さまの取って置きだそうだぞ。」
「これがねえ、乱暴な酒だぜ。」
「おれは好きだぜ。」
「雑味が多いしさ。」
「そこがいいんじゃねえの。うっすいワインなんかよりよっぽどいいぜ。」
「そうかねえ?」
「この、喉にガツンと来るのがやまらねえ。」
「そういわれたら、そうかもしれんな。」
同僚は、一気に飲み干すとごろりと横になった。
そこかしこで咽せたり、うめき声をあげたりしている。
同情するぜ。
おれも、酒を少しずつあけて、毛布にくるまった。
こんな酒がわかるようになるには、もう少し時間が必要だ。
男らしい酒だとは思うが、俺はまだまだ修行が足りんな。
騎士団の宿舎では、筆頭家老が難しい顔をしていた。
傍らには、あのガツンと来るやつが置いてある。
いったい何本持っているのやら?
「あ?そんなもん樽にして五〇個ぐらいはせしめたわい。」
お屋形さまも、豪儀ですね。
「かかか!わしとお屋形さまの間には、切っても切れない縁があるのじゃ。」
はあはあ
「たかが酒じゃ。しかも、これはサトウキビの搾りかすから作った酒じゃぞ、なんの遠慮がいるものか。」
ほほう
「聖女さまの醸した酒は、そりゃもう舌がとろけるような味わいじゃがのう、わしには甘すぎるのじゃ。」
なるほどねえ。
「お屋形さまの作ってくださった、このラムが良いのよ。」
まあ一種『兵隊殺し』ですもんね。
「そうじゃ、兵士たるものこいつをグイっと空けてから戦場に赴くのじゃ。」
うひゃあ、豪快。
「それはそうと、東の代官めは、なんという奴じゃ、部下の五〇名あまりが、不正に加担しおって。」
「甘い汁をすすっていたと言う訳ですな。」
「ヘンリー、領主の目が届かないところで不正を許しておったのは、城代家老の影響力が弱かったのじゃ。」
「そうでしょうか?」
「うむ、締め付ける力も弱かった、こう、キリキリときつく締めあげてじゃな。」
「いてててて」
「なにをやっとるのかのう?」
ゴルテスは雑巾を絞るような仕草をした。
「どちらにせよ、代官は切腹、家門は断絶、財産は没収じゃの。」
「五〇人の家臣は?」
「ま、甘い汁の量にもよるが、三人は打ち首獄門、十人は投獄じゃな。」
「うへえ。」
「残り三十数人は、むち打ちかのう?」
「い、いたそう。」
「そりゃお前、見たことあるか?皮の太い鞭で、屈強な兵士が思いっきり打つんじゃぞ、一発で背中の皮が破れるわい。」
ヘンリーはぞっとして、両肩を抱いた。
「だいたい五発で気を失う。」
「うう…」
さぶいぼが両手に浮いた。
「水をかけて意識を取り戻して、もう五発で一〇日は熱を出すな。」
「うひい」
ヘンリーは聞いているだけで、気が遠くなりそうだった。
「それで許してもらえるなら、ありがたいことさ。」
「そ、そうですかね?」
「一応罪は償ったとして、あとはお構いなしになるんだからな。」
「熱出して寝込むんでしょう?」
「それがバツというものじゃよ。」
さすがにゴルテスは、罪と罰についてドライだ。
「強姦罪なんか、ちょんぎられるんだぞ。」
「ひいい!」
ヘンリーは股間を押さえて飛びあがった。
「目には目ん玉、歯には歯ん玉じゃよ。」
ちなみに強姦殺人になると、イシュタール王国では串刺しになります。
我が身に入れて人の痛みを知れと言うことらしいです。
死むわ!
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