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西暦二千二十年、四月一日。
ピピピピピ……慌ただしいアラーム音で目が覚める。
俺は元凶の目覚まし時計を止めると、瞼を擦って無理やり眠気を飛ばす。
今日は高校初日の入学式。
流石に初日から遅刻するワケにはいかない。
人間第一印象が全て。これは社会における一般常識だ。
現に初日から遅刻などすれば、俺は間違いなく『問題児』というレッテルを貼られてしまうだろう。
そうなれば楽しい学生生活どころか、教師に一生目をつけられることになる。
〝因みにソースは俺〟
俺は寝癖が酷い頭を掻きながら、中学の入学式を思い出していた。
時を遡ること三年前。
俺は中学校初日(入学式)に遅刻してしまう。
当然教師にはこっぴどく叱られ、初日から廊下に立たされた。
そして俺はその日を栄に、一部の人間を除いて『問題児』というレッテルを貼られる。
自業自得だから文句は言えないが、幾ら何でもあんまりだろう。
俺は初日の一回の失敗で、中学三年間をドブに捨てたのだ。
だがそれは所詮過去の話……今回はその心配もいらない。
現在目覚まし時計は『6時5分』を指している。
ホームルーム開始時刻は『7時』の為、家との距離を考えても十分に余裕があるのだ。
なら勝利に浸りながら、暇つぶしにゲームでもやろう。
俺はベッドに無造作に置かれてるスホマを手に取り、ホームボタンに触れる……
「……あれ?」
反射的に声が出る……何故ならスマホには『7時5分』と表示されていたからだ。
そして現状況で考えられる答えは消去法で一つしかない。
〝目覚まし時計が一時間ズレている〟
「……終わった」
俺はショックのあまりベッドに倒れ込む。
中学の卒業後からの長い休み期間、当然目覚まし時計は使用していない。
だから時間がズレていることに気づけなかった。
現に普段から目覚まし時計を使っていれば、必然的に気づけた事実。
欲望に駆られ、不規則な生活を送っていたからこそ、気づくことすら出来なかった。
要するに単純な準備不足……俺の甘えが招いたミスだ。
それに普段から不規則な生活を送っている人が、朝早く起きられるかと言われると、正直怪しい。
昨日だけ早く寝たとしても、体が朝早く起きることに慣れてないのだから、体が本来の機能を発揮しないことも十分考えられる。
確実性を考慮するなら一週間前から体を慣らしておくべきだっただろう。
そうすれば確実に事故は防止できたのだから。
俺は中学と同じ失敗を繰り返す。
しかし終わったことをグダグダ言ったところで、現状は変わらない。
先を見据えるなら、今後のことを考えるべきだ。
俺は素早く身支度を整えると、朝食を簡単に済ませ、急いで家を出る。
ピピピピピ……慌ただしいアラーム音で目が覚める。
俺は元凶の目覚まし時計を止めると、瞼を擦って無理やり眠気を飛ばす。
今日は高校初日の入学式。
流石に初日から遅刻するワケにはいかない。
人間第一印象が全て。これは社会における一般常識だ。
現に初日から遅刻などすれば、俺は間違いなく『問題児』というレッテルを貼られてしまうだろう。
そうなれば楽しい学生生活どころか、教師に一生目をつけられることになる。
〝因みにソースは俺〟
俺は寝癖が酷い頭を掻きながら、中学の入学式を思い出していた。
時を遡ること三年前。
俺は中学校初日(入学式)に遅刻してしまう。
当然教師にはこっぴどく叱られ、初日から廊下に立たされた。
そして俺はその日を栄に、一部の人間を除いて『問題児』というレッテルを貼られる。
自業自得だから文句は言えないが、幾ら何でもあんまりだろう。
俺は初日の一回の失敗で、中学三年間をドブに捨てたのだ。
だがそれは所詮過去の話……今回はその心配もいらない。
現在目覚まし時計は『6時5分』を指している。
ホームルーム開始時刻は『7時』の為、家との距離を考えても十分に余裕があるのだ。
なら勝利に浸りながら、暇つぶしにゲームでもやろう。
俺はベッドに無造作に置かれてるスホマを手に取り、ホームボタンに触れる……
「……あれ?」
反射的に声が出る……何故ならスマホには『7時5分』と表示されていたからだ。
そして現状況で考えられる答えは消去法で一つしかない。
〝目覚まし時計が一時間ズレている〟
「……終わった」
俺はショックのあまりベッドに倒れ込む。
中学の卒業後からの長い休み期間、当然目覚まし時計は使用していない。
だから時間がズレていることに気づけなかった。
現に普段から目覚まし時計を使っていれば、必然的に気づけた事実。
欲望に駆られ、不規則な生活を送っていたからこそ、気づくことすら出来なかった。
要するに単純な準備不足……俺の甘えが招いたミスだ。
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昨日だけ早く寝たとしても、体が朝早く起きることに慣れてないのだから、体が本来の機能を発揮しないことも十分考えられる。
確実性を考慮するなら一週間前から体を慣らしておくべきだっただろう。
そうすれば確実に事故は防止できたのだから。
俺は中学と同じ失敗を繰り返す。
しかし終わったことをグダグダ言ったところで、現状は変わらない。
先を見据えるなら、今後のことを考えるべきだ。
俺は素早く身支度を整えると、朝食を簡単に済ませ、急いで家を出る。
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