118 / 198
【7】温泉旅館
7-13:直居side*
しおりを挟む
貴矢さんがカッコよすぎる。耳元で名前を呼ばれただけで、体がゾクゾクしてしまう。
こんなに好きなのに、もっともっと好きになる。
くち……にも、初めてキスしてもらう。指先のキスだけであんなに気持ちよかったのに、こんなの、僕、無理だよ……。
やっぱり、鉾田さんのキスとは全然違った。口、なのに。なんか、すごく、えっちなことしてるみたい……。
「潤。本当は最後までしたいんだけど、それはまた今度、じっくり……ね?」
最後?って、なんだろう。でも、また、……っちなことしてくれるのかな。
「今日は、ココ、触ってもいい……?」
貴矢さんの手を太ももの付け根のあたりに感じる。
「えっ、えっ……!」
「怖い?ダメ?」
そこ、だって……!
「やっ……!」
浴衣の裾をはだけられる。
「潤、可愛い」
貴矢さんの手が、僕の中心に触れる。さっきのキスで、ちょっと反応してしまってるのに……!
「やっ、やぁっ……!」
「ダメ?俺、潤のココ、欲しい」
う……全部、あげるって言ってしまったんだ。
欲しいと言われると、抵抗できなくなる……。
「ふふ、ありがとう。食べてもいい?」
「!?」
食べる!?何を!?
びっくりしているうちに、下着から引っ張り出された箇所が温かく濡れたもので包まれる。
ーー嘘、嘘、貴矢さん、何やってるの!?
僕のそこを口に含んで、キャンディのように舌で転がしている。
「ふあぁ……っ!」
やだ、やだよぉ………やなのに、僕のそこは意思に反してどんどん固くなっていく。
「おっきくなったね」
勃ちあがった僕を、貴矢さんの大きな手がクチュクチュと責め立てる。
「ひぁあぁぁ……っん……!」
「潤のココ、おいしい」
「やっ!……たかやさ、んっ!」
「気持ちいい?」
「出ちゃうっ……!出ちゃう、からぁ……っ!」
「ハァ……出して?潤のジュース、飲みたい」
ジュースじゃないよ!貴矢さん、何言ってるの!?
「やっ…はなしてっ……~~~っああぁあぁっ!」
嘘……僕、貴矢さんの口の中で……しちゃった……?
「ごちそうさま」
貴矢さんが僕のことをぎゅっと抱きしめてくれる。
「うぅ……貴矢さんっ……!」
「ごめんね、エッチで。幻滅した?」
幻滅なんて、するわけない。
「貴矢さん、好き……好きです……」
「本当?よかった」
「貴矢さんなら、何されてもいい……から……」
ぎゅ、としがみつきながら言うと、貴矢さんは困ったように笑う。
「潤、君はすぐ俺の理性を根こそぎ持っていこうとする」
僕のおでこにぴったりとおでこをくっつけて、
「ちょっとは自分の魅力を自覚してくれたまえ」
なんて言ってくれる。僕の魅力なんて、特に何もないのにな。
こんなに好きなのに、もっともっと好きになる。
くち……にも、初めてキスしてもらう。指先のキスだけであんなに気持ちよかったのに、こんなの、僕、無理だよ……。
やっぱり、鉾田さんのキスとは全然違った。口、なのに。なんか、すごく、えっちなことしてるみたい……。
「潤。本当は最後までしたいんだけど、それはまた今度、じっくり……ね?」
最後?って、なんだろう。でも、また、……っちなことしてくれるのかな。
「今日は、ココ、触ってもいい……?」
貴矢さんの手を太ももの付け根のあたりに感じる。
「えっ、えっ……!」
「怖い?ダメ?」
そこ、だって……!
「やっ……!」
浴衣の裾をはだけられる。
「潤、可愛い」
貴矢さんの手が、僕の中心に触れる。さっきのキスで、ちょっと反応してしまってるのに……!
「やっ、やぁっ……!」
「ダメ?俺、潤のココ、欲しい」
う……全部、あげるって言ってしまったんだ。
欲しいと言われると、抵抗できなくなる……。
「ふふ、ありがとう。食べてもいい?」
「!?」
食べる!?何を!?
びっくりしているうちに、下着から引っ張り出された箇所が温かく濡れたもので包まれる。
ーー嘘、嘘、貴矢さん、何やってるの!?
僕のそこを口に含んで、キャンディのように舌で転がしている。
「ふあぁ……っ!」
やだ、やだよぉ………やなのに、僕のそこは意思に反してどんどん固くなっていく。
「おっきくなったね」
勃ちあがった僕を、貴矢さんの大きな手がクチュクチュと責め立てる。
「ひぁあぁぁ……っん……!」
「潤のココ、おいしい」
「やっ!……たかやさ、んっ!」
「気持ちいい?」
「出ちゃうっ……!出ちゃう、からぁ……っ!」
「ハァ……出して?潤のジュース、飲みたい」
ジュースじゃないよ!貴矢さん、何言ってるの!?
「やっ…はなしてっ……~~~っああぁあぁっ!」
嘘……僕、貴矢さんの口の中で……しちゃった……?
「ごちそうさま」
貴矢さんが僕のことをぎゅっと抱きしめてくれる。
「うぅ……貴矢さんっ……!」
「ごめんね、エッチで。幻滅した?」
幻滅なんて、するわけない。
「貴矢さん、好き……好きです……」
「本当?よかった」
「貴矢さんなら、何されてもいい……から……」
ぎゅ、としがみつきながら言うと、貴矢さんは困ったように笑う。
「潤、君はすぐ俺の理性を根こそぎ持っていこうとする」
僕のおでこにぴったりとおでこをくっつけて、
「ちょっとは自分の魅力を自覚してくれたまえ」
なんて言ってくれる。僕の魅力なんて、特に何もないのにな。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
想いの名残は淡雪に溶けて
叶けい
BL
大阪から東京本社の営業部に異動になって三年目になる佐伯怜二。付き合っていたはずの"カレシ"は音信不通、なのに職場に溢れるのは幸せなカップルの話ばかり。
そんな時、入社時から面倒を見ている新人の三浦匠海に、ふとしたきっかけでご飯を作ってあげるように。発言も行動も何もかも直球な匠海に振り回されるうち、望みなんて無いのに芽生えた恋心。…もう、傷つきたくなんかないのに。
【完】君に届かない声
未希かずは(Miki)
BL
内気で友達の少ない高校生・花森眞琴は、優しくて完璧な幼なじみの長谷川匠海に密かな恋心を抱いていた。
ある日、匠海が誰かを「そばで守りたい」と話すのを耳にした眞琴。匠海の幸せのために身を引こうと、クラスの人気者・和馬に偽の恋人役を頼むが…。
すれ違う高校生二人の不器用な恋のお話です。
執着囲い込み☓健気。ハピエンです。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
【完結】抱っこからはじまる恋
* ゆるゆ
BL
満員電車で、立ったまま寄りかかるように寝てしまった高校生の愛希を抱っこしてくれたのは、かっこいい社会人の真紀でした。接点なんて、まるでないふたりの、抱っこからはじまる、しあわせな恋のお話です。
ふたりの動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵もあがります。
YouTube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。
プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったら!
完結しました!
おまけのお話を時々更新しています。
BLoveさまのコンテストに応募しているお話を倍以上の字数増量でお送りする、アルファポリスさま限定版です!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
僕の恋人は、超イケメン!!
刃
BL
僕は、普通の高校2年生。そんな僕にある日恋人ができた!それは超イケメンのモテモテ男子、あまりにもモテるため女の子に嫌気をさして、偽者の恋人同士になってほしいとお願いされる。最初は、嘘から始まった恋人ごっこがだんだん本気になっていく。お互いに本気になっていくが・・・二人とも、どうすれば良いのかわからない。この後、僕たちはどうなって行くのかな?
《完結》僕が天使になるまで
MITARASI_
BL
命が尽きると知った遥は、恋人・翔太には秘密を抱えたまま「別れ」を選ぶ。
それは翔太の未来を守るため――。
料理のレシピ、小さなメモ、親友に託した願い。
遥が残した“天使の贈り物”の数々は、翔太の心を深く揺さぶり、やがて彼を未来へと導いていく。
涙と希望が交差する、切なくも温かい愛の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる