ここに魔法が生まれたら

羽野 奏

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2.次世代の魔術師たち

(1/9 story・白井 彗)菫青石―甘い微熱―

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日曜日の昼下がり、普段なら店で三回目の焼成に入っている頃。

「あ゛ー…喉、痛い」

最悪なコンディションで起き上がって、ベッド横のチェストの上に置いていたスポーツ飲料のペットボトルを取る。
それに口を付けながら、片手でスマホを開くと、吾川さんからメッセージが入ってるのに気づく

『今日、店に居なかったね、どうしたー?』

って、羊さんが首を傾げたスタンプまで付いている。
(吾川さんらしいスタンプ)
それが微笑ましくて、少しだけ気分が浮上する。

「えっと、”風邪引きました”っと…」

メッセージを打ち込んでから、体温計を脇に当てて、再びスマホに目をやると、
羊さんびっくり!な、スタンプに続いて、メッセージが添えられた。

『調子はどんな感じ?風邪グッズ何が欲しい?』

”うつしちゃうと悪いんで、大丈夫です”って打ちこんで、しばらく待ってみたけど…

「返信、来ないや――」

ちょっとだけガッカリして、スマホをベッドに投げる。
ピピピッと体温計が鳴って、体温を確認――37.9℃、まだ若干高い。

「なんか、腹に入れなきゃな・・・」

ボソリと発してはみたが、ダルくて立ち上がる決心が着かない。
ぼんやりと、ベッドの上に座りこんだまま…
ちらっと、今朝、病院でもらってきた白い薬袋に目をやる。

薬飲まなきゃいけないけど――

「だるっ…」

ここ数年で、久々にまともに風邪を引いた。
思えば、専門学校に通ってた時に引いたきりだから、4~5年くらいは元気だったのに…。

カーテンの隙間からは、柔らかい日差しが漏れていて、飛行機が遠くでゴーっと音を立てて通り過ぎる。雲のゆっくりとした動きを追いながら、ぼーっと、ただ時間だけが過ぎていく。
少し冷えてきて、再び寝転ぶと、昼ごはんと薬をあきらめて二度寝をすることに決めた。

――ピコンッ

機械音に起こされて、薄目を開けながらスマホを手だけで探り当てて画面を確認する。
数件の着信履歴と、その10分後くらいにメッセージ。

『迷っちゃったよー(汗)』

スタンプの羊さんも、アワアワしてる。

「え?…え゛え゛っ?!ぐっ…、ゴホッ!コフッ、コフッ!!」

驚きすぎて、枯れた喉を刺激してしまう。
(迷っちゃったって?え?ちょっと待て…)
咳が治まったタイミングで、スポーツドリンクを流し込み、通話ボタンをタップする。

「なにしてんすか、吾川さん?!」
『ごめんねー、ここかなーって思うアパートは見つけたんだけど、たどり着けないや』

川があってね、橋が見つかんないんだよねって言っている横から、ガサガサとレジ袋の擦れる音が聞こえる。

「えーっと、何か近くに目印になりそうな建物とかない?」
『前に聞いた、西第一小学校があるよ』
「その前に、電話BOX?」
『ある』
「じゃあ、電話BOXの反対側から小学校の裏に回ってみて」
『ちょっと、待ってねー』

レジ袋の揺れ具合で、すこし早歩きで移動しているのが伝わってくる。
息遣いの音が耳元に規則的に聞こえてきて、しばらくその音に耳を傾ける。

『よしっ!はぁ…裏門の辺りに、ついた…はぁっ、はぁっ…』

なんだか疲れているようで、もしかして今までずっと歩き回ってた?と気づいてしまう。

「息、切れてるみたいだけど…大丈夫?」
『大丈夫、で、次は?』
「自販機三つ並んだ個人商店のある道、分かる?」
『んーと、あ、これだ!!』
「その先に、川向こうのアパートとおんなじ形のアパートない?」
『あるー!』
「それが自分の家、ちなみに101号室ね」
『OK!今行くー』

着信が、向こうから切れてちょっと寂しい…なんて思うのはなぜだろう。
今、真面な恰好してるっけ?あ、玄関の靴、放りっぱなしだ――なんて、急にソワソワする。
ちょっとだけ部屋を整えて、ゴミを片づけたりしていたら、コンコンってノックの音が響いた。

「やっほー、きちゃった」

扉を開いたら、ぴょこっと現れて、茶目っ気たっぷりにわざとらしいセリフを放つ吾川さん。
そのまま扉を閉めようとすると、慌てた様子でぐいぐい上半身をねじ込んでくる。

「ちょっ!ちょっと!!彗くん?もうちょっと優しくしてくれてもいいじゃん!ねぇ?」
「――いらっしゃい、吾川さん」
「あーあ、本当はもっとスマートに”今、家の前にいるよ”ってやりたかったのになー」

まさか、小学校の周りに似たようなアパートが2個もあるんだもんなーって残念そう。
お邪魔しますって律儀に言って、靴を脱ぐのにちょっと手間取りながら、初めて吾川さんがオレの部屋に入る。

「あのさ、吾川さん…自分、怒っているの分かる?」
「え?怒ってるの?」
「怒ってるよ」
「え?なんで?」
「ちょっと前に”西一小の近くのアパートに住んでる”ってポロっと言ったのは覚えてるんだけどさ、そのヒントだけで、なんで来んの?ただの風邪だよ?」
「だって――大丈夫なんて言われたら、逆に心配になるでしょ?」

ぎゅって、服の胸元を掴んで視線を逸らす吾川さんの辛そうな表情。
その姿に一瞬言葉が詰まるけど…

「だからって、無謀なことはやめて欲しいな。もっと別の場所で迷ってたら電話だけでナビるの無理だったかもしれないんだよ?」
「まあ、もしそうなら住所聞いて、アプリのナビで来ようと思ってたんだけどね」
「それで?どのくらい歩いてたの?」
「パン屋出てから小学校までは迷わず来れたよ、そのあと20分くらいウロウロしてたかな」

って事は、30分以上歩き回ってたことになる。
玄関の方を見るとため息が出る。
あの、レザーシューズで…30分。

「お見舞いに来て、ケガしてたらダメなんだよ?」

こっちの言葉に、目を見開いて、吾川さんは驚いていた。

「なんで?――え?なんで気づいた??」
「吾川さん、座って」

有無を言わせず、一人がけのエアーソファーに導いて片方の靴下をはがす。

「血、滲んじゃってるじゃん!もぉー」
「なんか、俺、今日カッコ悪いね」
「本当だよ。オレ、吾川さんのこんな姿、見たくないんだけど」

救急箱から傷薬と絆創膏を見つけ出して治療する。
「あ、痛たっ…しみる」って言うけど、優しくなんかしてやらない。
足に痕が残りませんようにって願いながら絆創膏を貼った。

「家庭スキル高いね、救急箱とか持ってるんだ」
「え?吾川さんは置いてないの?」
「あー…ないかも」
「まあ、俺の場合は職業柄かもね。包丁で切ったり、ヤケドしちゃったりってこともあるからさ」
「え?ちょっ…いいよ、いいよ、靴下っ」

足の治療の流れで、そのまま靴下を履かせようとしたら
いやいやいや!って、拒否された。

「え?そんなにイヤ?」
「靴下履かせてもらうとか、子どもじゃないんだからさ…そういえば、彗って兄弟とかいるの?」
「弟が一人」
「ああ、だから面倒見が良いんだね」
「吾川さんは?」
「俺?俺は…ひとりだよ」
「へー!以外、一人っ子なんだ――っと」

救急箱を直そうと立ち上がろうとして、視界がブレる。
そのまま吾川さんの足元にうずくまるように倒れ込んだ。

「え?彗?――彗!大丈夫!?」

頬に触れてくる手のひらの感触が冷たくて、ちょっと柔らかくて気持ちいいな…と思いながら、意識を手放した。

「――うっ…ん」

気が付くと、床の上に寝かされたままで、掛け布団だけ掛けてあった。

「あ?気づいた?」

キッチンの方で、何やら作業している様子の吾川さんが振り返る。

「ごめんね、ベッドに連れて行きたかったんだけど、無理だったー」
「いや、そりゃあそうだよ、体格差あるしさ…こっちこそ、ビックリさせちゃったかな?」
「ビックリもしたけど、無理させちゃったなって…後悔の方が大きいかな。休んでないといけない人を怒らせて、治療もさせちゃったりね」

もう一度、ごめんって謝ってから、「あ、適当にお皿借りたね」と言って、吾川さんが差し出したのは、おかゆ。

「薬、飲んでないでしょー?お昼ご飯も食べてないよね?」
「なんで分か…」
「薬の袋を開けた形跡がないし、水切り籠にお皿が入ってなかったから、ご飯最後に食べたのは、結構前なのかなって」
「流石、頭の回転が速い…」
「俺、基本、家事できないからさ…レトルトのおかゆに卵落としてレンチンしただけなんだけど…何かお腹に入れた方が良いよ」
「作ってくれたの?ありがとう」

おかゆは、優しい味がして無理なく全部食べ切ることができた。
意外とお腹が空いていたことに気づいて、満腹感を感じると、少し元気が出た気がする。
薬を飲んでから体温を測ると、37.3℃と微熱の域になっていた。

「おかゆのパウチはまだあるからね、ここだよ。モモの缶詰とプリンは冷蔵庫入れた。飲み物は常温が良いかなって…だから、ここに置いておくね」

先ほどまでの失態を挽回しようと、甲斐甲斐しく世話を焼いてくれる吾川さん。
少しだけ開いた窓から心地よい風が吹いてくる。
カーテンが揺れて、なんだか平和だなって、お皿を洗っている吾川さんの背中に目を向けた。

「そういえばさ、これ、きれいだね」

捲った袖を直しながら戻ってきた吾川さんは、ワイヤーネットの壁収納に掛けてある雫型のペンダントを指さした。

「ああ、それ?なんか、よく行く服屋で見つけて買っちゃった」
「彗って普段アクセサリー付けないのに、意外」
「んー、なんかオレさ…夕日があと少しで消える時間ってあるじゃん?あと一歩で星が見えるギリギリの紫の空が好きなんだけど、それにこの石が似てて気づいたら買ってた」
「へぇ、衝動買いとかするんだ…なんていう名前の石なんだろう?」
菫青石きんせいせきって言うらしいよ、角度によってちょっと色味が変わるのが面白いんだ」

触ってもいい?って聞かれたから、どうぞと応える。
革ひもに手をかけて、吾川さんはペンダントをフックから外し、窓からの明かりに透かしている。
わーって声に出さずに口だけ動かして、キラキラした目で眺める姿に「きれいだね」って思わず声が漏れる。

「そうだね、きれいだね」

にっこり笑って、ペンダントをフックに掛けなおすと、吾川さんは近寄ってきて、ヒタッと額に手を置いてくる。

「うーん、まだもうちょっと熱っぽいかな?顔も赤いし…寝れそうなら、もうちょっと寝ちゃいなよ?」

そういって、エアーソファーに腰掛けた。
普段から愛用している斜めかけカバンから本を取り出して、慣れた手つきでしおりの位置を探し当てる。

「え…まだいるの?うつるよ?」
「もう、ここまできたら、今帰っても、もうちょっと後に帰っても同じだよ。諦めて夕食までお世話されなさい」

爽やかに笑って、また本へと視線を戻す彼の横顔を、ベッドに寝たまましばらく盗み見る。

優しくて、爽やかな菫色
知的で、落ち着きのある深藍
時々おっちょこちょいで、無謀なところが意外性のある赤味

”誠実”なところに魅かれるし
側にいると”癒し”を感じる

学生時代の友達たちとは違う、それはオレが感じた”はじめての…”
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