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セレンの涙3
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全てが終わり、3日立った。ファルシオンとモグラは妖精の村に向けて歩いていたが、2日目、探しに来たエルドラドの船に拾われ、どろどろの状態で船に乗り、妖精の村に着いた。船の中で「あんたたちばっちいから風呂に入ってきなさい!」と言われたが、二人ともそんな体力もなく、そのままの状態で船を降りる。そんな状態だったので、ファイゼンベルグやセレンなどは滅茶苦茶激戦だったのだろうと勘違いをしていた。実際は、妖精の森を歩き続けたことが原因なのだと言ったが、信じてもらえていない様子。セレンはモグラの元へ駆け寄るとヒッシと腕にしがみついて離れようとしない。
「セレン。」
「・・・・。」
「おーい、セレンさーん。」
「・・・・。」
「これは駄目ですね。モグラ君。何があったのか、その説明をしてもらえると助かるのですが・・・まあ、大体のところは察することが出来ます。」
「ああ、えぇと・・・はぁ、説明を端折りますが、ギルティアは討伐しました。状況を見るに、皆さんは援軍として駆け付けたのですか?」
「ええ・・そうです。」
「拙者が弱いばかり・・・申し訳ありません。」
「何を言うのかと思えば・・・。滅相もありません。ギルティアが討伐され、助かったのは私達の方ですよ。」
「・・・・。」
やれやれとファイゼンベルグは首を振った。すると後方から大柄な男が声を掛けてくる。
「なるほど、そういうことだったのか・・・」
モグラは目を見開いた。アーグストだ。奴がなぜここに。そう思った。アーグストはモグラの顔を知っているのに加え、そもそも察する能力だけでいえば、この国随一の切れ者だ。瞳の色、容姿、体型が異なっていようと、看破する。国の英雄がルドルフならば、アーグストは戦争狂、戦闘狂ではない。戦争だ。単に剛腕が凄いというのではなく、戦術にもたけている。モグラはアーグストを見て後ずさる。
「・・・っふ、あの時の小僧がいい目をするようになったじゃねぇか。」
唖然とする。そのせいだろうか、言われた瞬間からモグラの気が抜けた。終わったのか。そうだ、思えばギルティアがすべての始まりだったものな。すると身体から力が抜けて、膝から崩れ落ちる。(いかん)と思い、目の前が真っ暗になる前、セレンを護るために抱きかかえた。セレンは顔が真っ赤になる。
「モグ君、そんなみんなが見ている中で・・・モグ君、モグ君!」
セレンはモグラが完全に気を失っていることに気が付くと、焦り身体を揺するが反応しない。周りにいる人々が、宿屋だ!ベッドだ!爺の家だ!誰がジジイじゃ!と騒いでいる。遠くからそんな声が聞こえ、モグラはうっすらとした意識の中、(寝かせてくれ。)と願った。思えば、疲れを自覚してからましな睡眠を取っていない。妖精の森を歩いている途中、ファルシオンに睡眠を取らせ、モグラはずっと見張りをやっていた。つまり、モグラは寝たかった。それだけなのだ。
さて、それから昼食時となっていた。モグラはイフェーリカの家でセレンが面倒を見ている。ファルシオンはセレンに「あなた、疲れてるでしょ。私が面倒を見るから。」と声を掛けたが首を横に振り、手を握りながらヒールを掛け続けている。まったくどうしようもない二人だことと思いながらそこを離れて、現在は宿屋の酒場で飲んでいる。宿屋と言っても機能しているのかどうかわからないくらいの広さだが、一応カウンターと大きなテーブルが3つある。貴族が使うような場所だなと思いながらガラスの大ジョッキを片手に豆をつまみに飲んでいる。で、問題がある。ファイゼンベルグとエルドラド、そしてアーグストが隣に座って一緒に飲んでいる。なぜ、亡国の王女とその執事が隣にいるのだろうと思いながら豆を一つ食べる。
「この枝豆と言う生の豆は旨いですな。」
「一応、これ茹でて塩を振っているのよ。ここのビールは一級品とエルフたちに聞いていたけど間違いないわね。」
先ほどからこんな会話ばかりをしている。エルドラドは黙って話しを聞いていた。彼女も元王女、口をはさむかどうかの選別は付けている。ただ、エルドラドは少し嫉妬していた。こんな会話をするのは自分かライラくらいのものだろう。ファルシオンははっきり言って超絶の美人だ。エルフとの違いは髪が紫で短いくらいのものだろう。面白くは無いが、こういう話しを他人にするときファイゼンベルグは会話の端々から探りを入れている時だ。嫉妬心で邪魔をするのはNGなのだ。
そんな取り留めない会話を続け2杯ほど大ジョッキを飲み干したところで話を切り出したのは、さてファルシオンの方だった。
「こんな会話をする為にここにいるわけではないでしょう。ファイゼンベルグ、アーグスト。」
「はは、バレてしまいましたか。」
「バレルも何も俺は聞きに来た。なぜ、聖剣の勇者があんな格好でここにいる?先日、会議でお前らがひた隠しにしてきたオーガの件がそれか?」
アーグストは面白くなかった。彼が生きていたことはアーグストにとってみれば良かったと思っていたことだった。性格はどうであれ子供が戦場に出る。つまり、少年兵をアーグストは良い事と一切思っていない。ギルドは事情があれば13から登録できるが、それを変えようと彼は何度もギルドに働きかけている。それもあって、10年前のあの一件から薬草や木の実の採集、公共事業と言った一切戦闘が絡まないクエストのみ特別に受けることが出来ると言った制度に変わった。それゆえヘンリーやルドルフは心を病んでいたのである。ちなみにファイはそんな彼の心をいいものと認識していた。
「ま、そいうことですよ。あなたには申し訳ありませんでしたが、隠させてもらいました。ヘンリーには伝えていましたが、国が関与するのは時期尚早だと思いました。あなた、国王様にこのことを報告するでしょう。」
「ふむ、そうだな。」
「あなたは何とも思っていないでしょうが、彼への認識は最悪です。もう勇者でない彼を知った時、国はどう動くか明白です。」
「だが、国王様ならば良いのではないか?あの方は人徳があり、かつその優しさで国一つをまとめてしまう傑物だ。」
「問題は謁見でそれを話した時ですよ。」
「・・・確かに。」
謁見ともなれば、家臣もいる場でそれを話すことになる。貴族の中にはそれを良く思わないものもいる。それを公の場で話す。アーグストにとってみれば生意気を言うただの子供に見えたとしても他はどうだろうか?アーグストは黙り込む。
「さて、ギルティアの討伐の件です。ちゃんと彼は死にましたか?」
「ええ、死んだわ。彼の魔力が消え去り、アイテムボックスが消失をしたのを確認しているもの。」
「アイテムボックスですか?」
ファルシオンは事の経緯を話した。ファイは遠くにいても、一定の距離であれば二人の位置を認識できる。彼はそれを不思議に思っていたが、なるほどそういうことでしたかと言い得心した。
「して、それを証明できるものは何か持っていますか?」
「これよ。」
ファルシオンはバッグから木の棒を取り出す。
「杖ですか。確かに高い魔力量を感じます。それにその装飾、魔族のものですね。」
「まともに持ってこれたのはこれだけかしらね。それ以外は全て灰か、土かに変わってしまったわ。魔術書もあったけど、燃えてしまったの。死んだら燃えるように改変してあったのね。」
「は?魔術書?」
「ええ、使ってたわよ。魔術書。」
「な、それは誠か!」
「ちょ、それって本当なの!?」
「・・・。」
二人は立ち上がって驚いた。人間にしか使えないものが魔族に使える。ファルシオンは事の経緯は話しているが、アイテムボックスのうんぬんかんぬんやギルティアが聖者であったことは伝えていない。さて、どうやって話したものか?モグラはイフェーリカには伝えていたが、それは彼が人知を超えた存在だからだ。きっと口は閉ざすだろう。閉ざしたところで誰も詰めない。話す必要のないことは話さなければいいという認識である。
問題はこの三人だ。きっと話せば国に伝わる。だが、勇者と言う存在は魔王への対抗手段として失うわけには行かないのは皆わかっているだろうが、必要がなくなった時、彼らは人間の敵になる。そんなことを伝えていいものかどうか迷っていた。アイテムボックスは原理を伝えてしまえば誰でも作成できることは伝えられるが、問題は魔術書の方だ。なぜ、それを言ったのか。それは三人を試すためと言えば恰好はいいのだろうが、本当の狙いは・・・。ファルシオンははぐらかすことに決めた。無駄だ。ファイゼンベルグにはいいだろうが、エルドラドとアーグストは駄目だ。つまり、二人は試験に落ちたのである。
「わからないわ。いくら考えたところでわからないのだもの。」
「そうか。悠久の魔導士であってもわからないのであればそうなのだろうな。」
「えー、わからないのかー。世紀の大発見だと思ったのにな~。」
話さなくて正解だった。思慮が全然足りてない。もう少し自分で考えろと心の中でファルシオンは思った。エールはうまい、肴もうまい。ただ、話しは不味いなとファルシオンはファイゼンベルグを見ながら心の中でそう思った。ファイは何かを話したそうにしていたがその時である。扉がベルを鳴らして開いた。4人はそれを見て目を見開く。黒い和服を着た、角の二本生えたオーガの男が入ってきた。
「こんにちは。モグラさんはここにいますかね。」
目が細く、身体は細い。顔は笑っているように見えるが何を考えているかわからない。そんな不気味な存在だった。
「セレン。」
「・・・・。」
「おーい、セレンさーん。」
「・・・・。」
「これは駄目ですね。モグラ君。何があったのか、その説明をしてもらえると助かるのですが・・・まあ、大体のところは察することが出来ます。」
「ああ、えぇと・・・はぁ、説明を端折りますが、ギルティアは討伐しました。状況を見るに、皆さんは援軍として駆け付けたのですか?」
「ええ・・そうです。」
「拙者が弱いばかり・・・申し訳ありません。」
「何を言うのかと思えば・・・。滅相もありません。ギルティアが討伐され、助かったのは私達の方ですよ。」
「・・・・。」
やれやれとファイゼンベルグは首を振った。すると後方から大柄な男が声を掛けてくる。
「なるほど、そういうことだったのか・・・」
モグラは目を見開いた。アーグストだ。奴がなぜここに。そう思った。アーグストはモグラの顔を知っているのに加え、そもそも察する能力だけでいえば、この国随一の切れ者だ。瞳の色、容姿、体型が異なっていようと、看破する。国の英雄がルドルフならば、アーグストは戦争狂、戦闘狂ではない。戦争だ。単に剛腕が凄いというのではなく、戦術にもたけている。モグラはアーグストを見て後ずさる。
「・・・っふ、あの時の小僧がいい目をするようになったじゃねぇか。」
唖然とする。そのせいだろうか、言われた瞬間からモグラの気が抜けた。終わったのか。そうだ、思えばギルティアがすべての始まりだったものな。すると身体から力が抜けて、膝から崩れ落ちる。(いかん)と思い、目の前が真っ暗になる前、セレンを護るために抱きかかえた。セレンは顔が真っ赤になる。
「モグ君、そんなみんなが見ている中で・・・モグ君、モグ君!」
セレンはモグラが完全に気を失っていることに気が付くと、焦り身体を揺するが反応しない。周りにいる人々が、宿屋だ!ベッドだ!爺の家だ!誰がジジイじゃ!と騒いでいる。遠くからそんな声が聞こえ、モグラはうっすらとした意識の中、(寝かせてくれ。)と願った。思えば、疲れを自覚してからましな睡眠を取っていない。妖精の森を歩いている途中、ファルシオンに睡眠を取らせ、モグラはずっと見張りをやっていた。つまり、モグラは寝たかった。それだけなのだ。
さて、それから昼食時となっていた。モグラはイフェーリカの家でセレンが面倒を見ている。ファルシオンはセレンに「あなた、疲れてるでしょ。私が面倒を見るから。」と声を掛けたが首を横に振り、手を握りながらヒールを掛け続けている。まったくどうしようもない二人だことと思いながらそこを離れて、現在は宿屋の酒場で飲んでいる。宿屋と言っても機能しているのかどうかわからないくらいの広さだが、一応カウンターと大きなテーブルが3つある。貴族が使うような場所だなと思いながらガラスの大ジョッキを片手に豆をつまみに飲んでいる。で、問題がある。ファイゼンベルグとエルドラド、そしてアーグストが隣に座って一緒に飲んでいる。なぜ、亡国の王女とその執事が隣にいるのだろうと思いながら豆を一つ食べる。
「この枝豆と言う生の豆は旨いですな。」
「一応、これ茹でて塩を振っているのよ。ここのビールは一級品とエルフたちに聞いていたけど間違いないわね。」
先ほどからこんな会話ばかりをしている。エルドラドは黙って話しを聞いていた。彼女も元王女、口をはさむかどうかの選別は付けている。ただ、エルドラドは少し嫉妬していた。こんな会話をするのは自分かライラくらいのものだろう。ファルシオンははっきり言って超絶の美人だ。エルフとの違いは髪が紫で短いくらいのものだろう。面白くは無いが、こういう話しを他人にするときファイゼンベルグは会話の端々から探りを入れている時だ。嫉妬心で邪魔をするのはNGなのだ。
そんな取り留めない会話を続け2杯ほど大ジョッキを飲み干したところで話を切り出したのは、さてファルシオンの方だった。
「こんな会話をする為にここにいるわけではないでしょう。ファイゼンベルグ、アーグスト。」
「はは、バレてしまいましたか。」
「バレルも何も俺は聞きに来た。なぜ、聖剣の勇者があんな格好でここにいる?先日、会議でお前らがひた隠しにしてきたオーガの件がそれか?」
アーグストは面白くなかった。彼が生きていたことはアーグストにとってみれば良かったと思っていたことだった。性格はどうであれ子供が戦場に出る。つまり、少年兵をアーグストは良い事と一切思っていない。ギルドは事情があれば13から登録できるが、それを変えようと彼は何度もギルドに働きかけている。それもあって、10年前のあの一件から薬草や木の実の採集、公共事業と言った一切戦闘が絡まないクエストのみ特別に受けることが出来ると言った制度に変わった。それゆえヘンリーやルドルフは心を病んでいたのである。ちなみにファイはそんな彼の心をいいものと認識していた。
「ま、そいうことですよ。あなたには申し訳ありませんでしたが、隠させてもらいました。ヘンリーには伝えていましたが、国が関与するのは時期尚早だと思いました。あなた、国王様にこのことを報告するでしょう。」
「ふむ、そうだな。」
「あなたは何とも思っていないでしょうが、彼への認識は最悪です。もう勇者でない彼を知った時、国はどう動くか明白です。」
「だが、国王様ならば良いのではないか?あの方は人徳があり、かつその優しさで国一つをまとめてしまう傑物だ。」
「問題は謁見でそれを話した時ですよ。」
「・・・確かに。」
謁見ともなれば、家臣もいる場でそれを話すことになる。貴族の中にはそれを良く思わないものもいる。それを公の場で話す。アーグストにとってみれば生意気を言うただの子供に見えたとしても他はどうだろうか?アーグストは黙り込む。
「さて、ギルティアの討伐の件です。ちゃんと彼は死にましたか?」
「ええ、死んだわ。彼の魔力が消え去り、アイテムボックスが消失をしたのを確認しているもの。」
「アイテムボックスですか?」
ファルシオンは事の経緯を話した。ファイは遠くにいても、一定の距離であれば二人の位置を認識できる。彼はそれを不思議に思っていたが、なるほどそういうことでしたかと言い得心した。
「して、それを証明できるものは何か持っていますか?」
「これよ。」
ファルシオンはバッグから木の棒を取り出す。
「杖ですか。確かに高い魔力量を感じます。それにその装飾、魔族のものですね。」
「まともに持ってこれたのはこれだけかしらね。それ以外は全て灰か、土かに変わってしまったわ。魔術書もあったけど、燃えてしまったの。死んだら燃えるように改変してあったのね。」
「は?魔術書?」
「ええ、使ってたわよ。魔術書。」
「な、それは誠か!」
「ちょ、それって本当なの!?」
「・・・。」
二人は立ち上がって驚いた。人間にしか使えないものが魔族に使える。ファルシオンは事の経緯は話しているが、アイテムボックスのうんぬんかんぬんやギルティアが聖者であったことは伝えていない。さて、どうやって話したものか?モグラはイフェーリカには伝えていたが、それは彼が人知を超えた存在だからだ。きっと口は閉ざすだろう。閉ざしたところで誰も詰めない。話す必要のないことは話さなければいいという認識である。
問題はこの三人だ。きっと話せば国に伝わる。だが、勇者と言う存在は魔王への対抗手段として失うわけには行かないのは皆わかっているだろうが、必要がなくなった時、彼らは人間の敵になる。そんなことを伝えていいものかどうか迷っていた。アイテムボックスは原理を伝えてしまえば誰でも作成できることは伝えられるが、問題は魔術書の方だ。なぜ、それを言ったのか。それは三人を試すためと言えば恰好はいいのだろうが、本当の狙いは・・・。ファルシオンははぐらかすことに決めた。無駄だ。ファイゼンベルグにはいいだろうが、エルドラドとアーグストは駄目だ。つまり、二人は試験に落ちたのである。
「わからないわ。いくら考えたところでわからないのだもの。」
「そうか。悠久の魔導士であってもわからないのであればそうなのだろうな。」
「えー、わからないのかー。世紀の大発見だと思ったのにな~。」
話さなくて正解だった。思慮が全然足りてない。もう少し自分で考えろと心の中でファルシオンは思った。エールはうまい、肴もうまい。ただ、話しは不味いなとファルシオンはファイゼンベルグを見ながら心の中でそう思った。ファイは何かを話したそうにしていたがその時である。扉がベルを鳴らして開いた。4人はそれを見て目を見開く。黒い和服を着た、角の二本生えたオーガの男が入ってきた。
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