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旅の始まり2
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半日が過ぎて、一行は川辺についていた。もうそろそろ15の鐘の時間になる。ファルシオンはバックからテントや焼き網などのキャンプ用品を出し、セレンは水や干し草を馬に食べさせている。ガルナは「釣りだ、釣り。」と言うと、モグラの肩を掴み、釣りに出かけてしまった。フェルトはファルシオンと共にテントの設置を進めている。御者はキャンプを楽しむ一行を見て少し唖然としていた。
「えっと、これは世界を救うための旅なのでは?」
「別にいいじゃない。旅は楽しむものよ。」
なんだか馬車でとんでもない話しを聞かされていたような気がしたが、御者は全部とりあえず忘れようとそう決めた。空を見て、にっこりとほほ笑む。
暫くして、フェルトはまな板の上で野菜や肉を切り始める。ジャクッジャクットントントンと小気味よい音を立てているのに御者は気付き、その様子を見ていた。するとフェルトが顔を上げ、物珍しげに見る彼の顔を見ながら訪ねた。
「どうしたんですか?」
「いえ、新鮮な野菜だなと思いまして・・・普通は干し肉だったり、野生の牡鹿などを捕まえて食べますが、これは?」
「ああ、ファルシオンさんのアイテムボックスに保管してもらったものを調理してるんですよ。」
「アイテムボックス?え、それは禁忌なのでは?」
「ああ、ファル姉は特別に各国からあらゆる魔術の使用を許可されているんですよ。」
「!。ていうことは彼女は悠久の魔導士様であらせられるんですか!?」
「?。そうですけど・・・知らなかったんですか?」
「知りませんでしたよ。ああ、いや、馬車の中で話されていた内容を聞いていましたが、なるほどそう言うことでしたか。」
「はは、僕もそれを聞くと彼女が特別な存在なんだなって思いましたけど、でも、まあ普通ですよ。」
「普通とは?」
「僕も最近それについて考えることが多いですが、慣れですよ、慣れ。あまり気にしても彼女は気を悪くしますし、ここだけの話し、年齢の話はご法度です。」
「ゴクリ。わかりました。」
御者は滝のような汗を流しながら深呼吸する。そして再び空は蒼いなと呟いた。それに気にしてもしょうがない。フェルトはどんどん作業をこなしていき、鉄の串に肉や玉ねぎピーマンを刺す。そして、同時進行で鍋に牛乳、ニンジン、白菜、ジャガイモなどを入れ、最後にチーズを溶かして入れる。それがかぐわしい匂いをさせて、腹を空かせる。何かだしのようなものや香辛料を入れているが、それを聞くと片目を閉じて「秘密です。」と人差し指を立ててウインクする。御者は手際の良さに驚きを隠せない。
「あなたも十分不思議な存在ですよ。」
と御者は話した。
そして、夕暮れ時には立派なテント二つが立ち、ファルシオンやセレン、フェルト、御者は火を囲みながらとめどない会話に花を咲かせていた。恋愛の話しを仕掛けると、フェルトとセレンは顔を赤くし、口を閉ざしている。ファルシオンはその様子をニマニマとした顔で眺めながら、「ええわぁ。」と言った。それを聞くと鍋を焦げないように回していたフェルトが立ち上がり、串焼きを始めた。
「フッフーン、セレン殿はフェルト殿が誰が好きか知っておるでござるか。」
「ああ、えっと、それは~。」
「ホッホー、教えてくれませんかね。拙者、気になるでござるよ。」
「なんですか、その話し方は。モグ君みたいな話し方で下心見え見えですよ。」
「やーごめんごめん。なんとなくはわかるんだけどねー。」
「それに失礼ですよ。」
「なんで?」
「なんでって・・・フェルト君はエルフです。人間も獣人も年齢のことを考えたら、難しい問題もあります。」
それを聞き、ファルシオンは星を見た。悠久の時を生き、しかし、彼女の答えは意外な答えだった。
「命短し恋せよ乙女。」
「何ですか?」
「あなたたちは勘違いしてるみたいだけどさ。」
火に薪をくべながら彼女は話した。
「私からすれば恋できる期間なんて短いものよ。それに亜人も人間も関係ない。こんな時代だもの。彼の母親の旦那ね。結婚して10年くらいで死んだわよ。」
「え!」
セレンは驚きを隠せなかった。両手で自分の口元を覆う。
「ああ、知らなかったのね。エルフは長寿よ。3000年くらいは生きるわ。でも、結局死ねばみんな同じ。エルフの里の流行り病・・・人間側にも伝わってるんじゃないかしら。」
「伝承で聞いたくらいです。」
エルフの里の流行り病。このことは伝説の一つとして語られていた。北のエルフの里では毎年、冬が厳しく、そして長い。その期間、身体の弱った一人のエルフが死んだ。その遺体を土葬したのだが、その後、北のエルフの里は滅んだ。ただ、その生き残りが助けを求めて南下した。すると、どんどん病は広がった。ある時、研究をしていたエルフは気付く。遺体を火葬し、衛生管理を徹底し、薬剤を服薬することで病は防げる。彼は英雄として語られたが、そのエルフもその病で死んだ。彼の名はフューゲルン。神殿に務めるものや錬金術師で彼の名を知らぬものはいない。
「そのフューゲルンが彼の父親よ。」
「そうなんですね。初めて知りました。」
「凄い方ですね。自分もそういう話は地方を旅する者として知ってはいましたが、世間は狭いですね。」
「だからね。同じなのよ。死んでしまえば骨だけが残る。そこに意志はあっても彼、彼女はいない。長く生きているからこそ知っていることもあるのよ。」
「そうですね。ドワーフや獣人の方と取引をしていて感じます。彼らは人間と違い、300年から500年生きますが、次の年には墓参りなんていうことも珍しくありません。結婚して思うことがあります。次は自分だと。」
自分は冒険者だ。自分は聖女だ。だが、それに目を向けたことはあっただろうか。たくさんの人を看取って、天への祈りを捧げながら、その忙しさにかまけて、自分の悲劇に目を曇らせて、疲れて、そして目をそらした。
「同じ。」
ふと自分の口から洩れた言葉に耳を疑った。人種など関係ない。次に会うときは死んだ姿かもしれないと思うとモグラの姿が目に浮かんだ。それはとてつもない恐怖であることに気が付く。
「ファルシオンさん。」
「なーに。」
ファルシオンと御者は微笑んでいる。知っているのだ。自分が死ぬことよりも他人が死ぬことの恐怖を。ファルシオンは彼女の顔を見てそれに答えた。彼女のそばに行き後ろから抱いた。
「大丈夫。大丈夫よ。私たちは知っているだけ。知ってそれを受け入れて来た。だからこそ人は人であることが出来る。大切なものの為に戦うことが出来る。それが人と人のつながりなの。私がなぜ悠久と呼ばれるのか。それはそれを受け入れて来たから。そしてその人たちを覚えているから。あなたはそれを受け入れることが出来ると私は、私たちは知っている。だって、待ってたんだもの。」
セレンは泣いた。その鳴き声を聞きフェルトが両手に串焼きを持ち、「泣かせたんですね!泣かせたんでしょファル姉!」とブンブン両手を振っている。だが、その光景を切り裂くようにモグラとガルナが大声を挙げながら走ってくる。でかい魚を肩に背負いながら。
「えっと、これは世界を救うための旅なのでは?」
「別にいいじゃない。旅は楽しむものよ。」
なんだか馬車でとんでもない話しを聞かされていたような気がしたが、御者は全部とりあえず忘れようとそう決めた。空を見て、にっこりとほほ笑む。
暫くして、フェルトはまな板の上で野菜や肉を切り始める。ジャクッジャクットントントンと小気味よい音を立てているのに御者は気付き、その様子を見ていた。するとフェルトが顔を上げ、物珍しげに見る彼の顔を見ながら訪ねた。
「どうしたんですか?」
「いえ、新鮮な野菜だなと思いまして・・・普通は干し肉だったり、野生の牡鹿などを捕まえて食べますが、これは?」
「ああ、ファルシオンさんのアイテムボックスに保管してもらったものを調理してるんですよ。」
「アイテムボックス?え、それは禁忌なのでは?」
「ああ、ファル姉は特別に各国からあらゆる魔術の使用を許可されているんですよ。」
「!。ていうことは彼女は悠久の魔導士様であらせられるんですか!?」
「?。そうですけど・・・知らなかったんですか?」
「知りませんでしたよ。ああ、いや、馬車の中で話されていた内容を聞いていましたが、なるほどそう言うことでしたか。」
「はは、僕もそれを聞くと彼女が特別な存在なんだなって思いましたけど、でも、まあ普通ですよ。」
「普通とは?」
「僕も最近それについて考えることが多いですが、慣れですよ、慣れ。あまり気にしても彼女は気を悪くしますし、ここだけの話し、年齢の話はご法度です。」
「ゴクリ。わかりました。」
御者は滝のような汗を流しながら深呼吸する。そして再び空は蒼いなと呟いた。それに気にしてもしょうがない。フェルトはどんどん作業をこなしていき、鉄の串に肉や玉ねぎピーマンを刺す。そして、同時進行で鍋に牛乳、ニンジン、白菜、ジャガイモなどを入れ、最後にチーズを溶かして入れる。それがかぐわしい匂いをさせて、腹を空かせる。何かだしのようなものや香辛料を入れているが、それを聞くと片目を閉じて「秘密です。」と人差し指を立ててウインクする。御者は手際の良さに驚きを隠せない。
「あなたも十分不思議な存在ですよ。」
と御者は話した。
そして、夕暮れ時には立派なテント二つが立ち、ファルシオンやセレン、フェルト、御者は火を囲みながらとめどない会話に花を咲かせていた。恋愛の話しを仕掛けると、フェルトとセレンは顔を赤くし、口を閉ざしている。ファルシオンはその様子をニマニマとした顔で眺めながら、「ええわぁ。」と言った。それを聞くと鍋を焦げないように回していたフェルトが立ち上がり、串焼きを始めた。
「フッフーン、セレン殿はフェルト殿が誰が好きか知っておるでござるか。」
「ああ、えっと、それは~。」
「ホッホー、教えてくれませんかね。拙者、気になるでござるよ。」
「なんですか、その話し方は。モグ君みたいな話し方で下心見え見えですよ。」
「やーごめんごめん。なんとなくはわかるんだけどねー。」
「それに失礼ですよ。」
「なんで?」
「なんでって・・・フェルト君はエルフです。人間も獣人も年齢のことを考えたら、難しい問題もあります。」
それを聞き、ファルシオンは星を見た。悠久の時を生き、しかし、彼女の答えは意外な答えだった。
「命短し恋せよ乙女。」
「何ですか?」
「あなたたちは勘違いしてるみたいだけどさ。」
火に薪をくべながら彼女は話した。
「私からすれば恋できる期間なんて短いものよ。それに亜人も人間も関係ない。こんな時代だもの。彼の母親の旦那ね。結婚して10年くらいで死んだわよ。」
「え!」
セレンは驚きを隠せなかった。両手で自分の口元を覆う。
「ああ、知らなかったのね。エルフは長寿よ。3000年くらいは生きるわ。でも、結局死ねばみんな同じ。エルフの里の流行り病・・・人間側にも伝わってるんじゃないかしら。」
「伝承で聞いたくらいです。」
エルフの里の流行り病。このことは伝説の一つとして語られていた。北のエルフの里では毎年、冬が厳しく、そして長い。その期間、身体の弱った一人のエルフが死んだ。その遺体を土葬したのだが、その後、北のエルフの里は滅んだ。ただ、その生き残りが助けを求めて南下した。すると、どんどん病は広がった。ある時、研究をしていたエルフは気付く。遺体を火葬し、衛生管理を徹底し、薬剤を服薬することで病は防げる。彼は英雄として語られたが、そのエルフもその病で死んだ。彼の名はフューゲルン。神殿に務めるものや錬金術師で彼の名を知らぬものはいない。
「そのフューゲルンが彼の父親よ。」
「そうなんですね。初めて知りました。」
「凄い方ですね。自分もそういう話は地方を旅する者として知ってはいましたが、世間は狭いですね。」
「だからね。同じなのよ。死んでしまえば骨だけが残る。そこに意志はあっても彼、彼女はいない。長く生きているからこそ知っていることもあるのよ。」
「そうですね。ドワーフや獣人の方と取引をしていて感じます。彼らは人間と違い、300年から500年生きますが、次の年には墓参りなんていうことも珍しくありません。結婚して思うことがあります。次は自分だと。」
自分は冒険者だ。自分は聖女だ。だが、それに目を向けたことはあっただろうか。たくさんの人を看取って、天への祈りを捧げながら、その忙しさにかまけて、自分の悲劇に目を曇らせて、疲れて、そして目をそらした。
「同じ。」
ふと自分の口から洩れた言葉に耳を疑った。人種など関係ない。次に会うときは死んだ姿かもしれないと思うとモグラの姿が目に浮かんだ。それはとてつもない恐怖であることに気が付く。
「ファルシオンさん。」
「なーに。」
ファルシオンと御者は微笑んでいる。知っているのだ。自分が死ぬことよりも他人が死ぬことの恐怖を。ファルシオンは彼女の顔を見てそれに答えた。彼女のそばに行き後ろから抱いた。
「大丈夫。大丈夫よ。私たちは知っているだけ。知ってそれを受け入れて来た。だからこそ人は人であることが出来る。大切なものの為に戦うことが出来る。それが人と人のつながりなの。私がなぜ悠久と呼ばれるのか。それはそれを受け入れて来たから。そしてその人たちを覚えているから。あなたはそれを受け入れることが出来ると私は、私たちは知っている。だって、待ってたんだもの。」
セレンは泣いた。その鳴き声を聞きフェルトが両手に串焼きを持ち、「泣かせたんですね!泣かせたんでしょファル姉!」とブンブン両手を振っている。だが、その光景を切り裂くようにモグラとガルナが大声を挙げながら走ってくる。でかい魚を肩に背負いながら。
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