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第四章 剣の誓い
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「今度は後ろから入れてあげるわ」
そう告げると、エドナはグッタリと寝台に横たわるアストレアの体をうつ伏せにしようとした。
「エドナさん……もうやめてください。これ以上するなら……私も本気で抵抗します」
涙で潤んだ黒瞳でエドナを睨むと、アストレアはビクビクと痙攣を続けている体で起き上がろうとした。だが、腕に力が入らずに体を起こすことが出来ず、再び長椅子に倒れ込んだ。
「絶頂したばかりで動けるはずないでしょう。さあ、もっと可愛がってあげるから大人しくなさい」
アストレアの様子を笑いながら見つめると、エドナは再び彼女の体に手を触れようとした。
「エドナさん……動けなくても……結界魔法は……使えます」
アストレアがそう告げた瞬間、エドナの周囲が光に包まれ、彼女の体を結界が包み込んだ。スピリット・シールドと呼ばれる古代エルフの結界魔法だった。アストレアは何度か深呼吸をして息を整えると、結界に閉じ込めたエドナを睨みながら告げた。
「私の声は聞こえるはずです。しかし、結界の中からこちらには声も音も伝わりません。この結界は、魔道士クラスSであるアンナさんの火属性禁呪魔法イヴァポレイションでさえ破ることが出来なかったものです。私が解除しない限り、決して出ることは出来ません」
両手で結界を叩いていたエドナが、アストレアの説明を聞いて動きを止めた。そして、怒りの表情で口をパクパクとしていたが、何も聞こえなかった。
「あなたが私にしたことは、強姦罪と同じです。依頼主とは言え、許せることではありません。私はロウメテールに着いたら、あなたをギルドに連れて行くつもりです。術士クラスSSの私に危害を加えたのですから、かなり厳しい処分が下ると思いますので、今から覚悟をしておいてください」
アストレアの言葉を聞いたエドナの顔色が蒼白に変わった。自分に下される処分がどのようなものになるのか不安になったのだ。
「では、私はこのことをセイリオスに話してきます。しばらく、そのままでいてください」
そう告げると、アストレアは自分の荷物から新しい下着を取り出し、脱がされた衣服を身につけだした。エドナが結界の中で何か叫んでいたが、当然のことながらその声は伝わらなかった。アストレアは憐憫を浮かべた黒曜石の瞳でエドナを一瞥すると、荷馬車から出てセイリオスの元に向かった。
最後尾の荷馬車に付くと、アストレアはセイリオスを外に呼び出した。そして、荷馬車から声が聞こえないだけ離れると、セイリオスに抱きついた。
「セイリオス、ごめんなさい……」
「どうしたんだ、アスティ? 何があった?」
突然呼び出された上に、急に抱きついてきたアストレアに驚きながら、セイリオスが優しく彼女の体を抱きしめた。
「私、やはり淫乱なエルフです。エドナさんに無理矢理抱かれて、我慢できずに達してしまいました」
黒曜石の瞳から大粒の涙を流しながら、アストレアがセイリオスの顔を見上げて言った。
「何だと? どういうことだ?」
「エドナさんが、セイリオスは私の体だけが目当てだと言ったんです。愛していると一言も言わない男は、その女の体が目的で飽きたら捨てるそうです。私が不安になると、セイリオスの気持ちを確かめるために他の人に抱かれろと言うんです」
泣きながら話すアストレアの内容に、セイリオスは驚愕した。
「それで、エドナさんに抱かれたのか?」
「違います。私はそんなことは出来ないと答えました。そうしたら、エドナさんが力尽くで私を押し倒して、襲いかかってきたんです。私たちエルフはセイリオスの考える以上に非力なんです。腕力では絶対に人族に敵いません。エドナさんは私を裸にすると、大きな張形で責めました。我慢しようと思ったのですが、どうしても我慢できずにセイリオスを裏切ってしまいました。私はセイリオスの言うとおり、淫乱なエルフなんです」
そう告げると、アストレアはセイリオスの胸に顔を埋めてワアァッと泣きだした。
「アスティ……」
咄嗟に何と答えて良いか分からずに、セイリオスは泣きじゃくるアストレアを抱きしめて長い黒髪を優しく撫ぜた。
「私はもうセイリオスと一緒にいられません。冒険者を辞めて、エルフの里に帰ります」
涙に濡れた顔を上げると、アストレアは潤んだ瞳でセイリオスを見つめながら言った。セイリオスを信じられずに隙を作った自分も、エドナに抱かれて絶頂した自分も、アストレアは許せなかった。
「アスティ、いや、アストレア様……」
「セイリオス?」
突然、真名を呼ばれたアストレアが驚いてセイリオスを見つめた。
「剣士にとって、最も神聖で最も重要な誓いを知っていますか?」
そう告げると、セイリオスはアストレアから一歩下がって突然片膝をついた。そして、愛用の大剣を背中の鞘から抜くと、剣先を自分の左胸に向けて持ち手をアストレアの方に差し出した。
「セイリオス? 一体何の……?」
「剣士にとって最も大切な誓い……『剣の誓い』です」
セイリオスの黒瞳が、かつて見たこともないほどの真剣さを浮かべてアストレアを真っ直ぐに見つめた。
「『剣の誓い』……?」
初めて聞く言葉に、アストレアは呆然としてセイリオスの精悍な顔を見つめた。二人の黒瞳にお互いの姿が映った。
「私セイリオス=アレクサンダーは、女神アストレア様にこの命、この愛、私のすべてを捧げます。この命ある限り、アストレア様を全身全霊で愛し、アストレア様を護る剣となります。もしお疑いあれば、この剣で我が命をお奪いください」
片膝をついているセイリオスの全身から、白い炎が立ち上り眩い閃光に包まれた。紛れもなく剣士クラスSの持つ覇気の迸りだった。
「セイリオス……」
驚きに黒瞳を大きく見開きながら、アストレアはセイリオスの顔を見つめた。
「アストレア様、我が剣をお受け頂けるのであれば、剣をお取りになって刀身に口づけをしてください。また、もし我が『剣の誓い』をお疑いであれば、この場で私の命をお奪いください」
セイリオスの言葉に、アストレアが真剣な表情で大きく頷いた。
「セイリオス、あなたの剣をお預かりします」
そう告げると、アストレアは覇気を解放した。その瞬間、幻影魔法が解け、黒髪が銀色に変わり、黒瞳が金色の瞳に変化した。両耳が尖り、本来の神々しい姿に戻った。同時に、アストレアの全身がセイリオスの覇気を凌駕する光に包まれ、直視できないほどの閃光を放った。
「アストレア様……」
セイリオスは一瞬の驚愕の後、ごく自然にアストレアに頭を垂れた。
「エルフの女王アストレアの名において、セイリオス、あなたを『女王の騎士』と認めます。その命ある限り、私とともに歩み、すべてのエルフを導くことを命じます」
そう告げるとアストレアは両手でセイリオスの大剣を受け取った。そして、その魅惑的な唇で大剣の刀身に口づけをすると、剣先を自分の胸の方に向け直してセイリオスに返した。
セイリオスは大剣を受け取ると背中の鞘に収め、右手を左胸に当てながら深く頭を下げた。
「はっ、セイリオス=アレクサンダー、確かにアストレア様の騎士を拝命いたしました。この命ある限り、アストレア様をお護りいたします」
絶世の美貌に柔和な笑みを浮かべると、アストレアは金色の瞳でセイリオスを見つめながら言った。
「セイリオス、護るだけですか?」
「アストレア様……」
アストレアの言葉の意味を察すると、セイリオスは立ち上がって一歩アストレアに近づいた。そして、その柔らかい肢体を抱き寄せるとアストレアの金色の瞳を見つめながら言った。
「アストレア様、あなたを愛し続けます」
「セイリオス……」
金色の瞳から涙が溢れ、白磁のような頬を伝った。アストレアはセイリオスの黒瞳を見つめると、ゆっくりと長い睫毛を閉じた。
セイリオスの唇がアストレアの唇に重なった。お互いの愛を確かめ合うように、二人は長く濃厚な口づけを交わした。
お互いの唇を繋いだ細い糸が、月の光を受けてキラリと煌めいた。アストレアは官能に蕩けた金色の瞳でセイリオスを見上げると、囁くように言った。
「セイリオス、もう一度言ってください。愛していると……」
「アストレア様、あなたを愛しています」
豊かな胸を押しつけながらセイリオスに抱きつくと、アストレアは大粒の涙を流しながら言った。
「嬉しいです、セイリオス。私も、あなたを愛しています」
セイリオスが再びアストレアの唇を塞いだ。アストレアの甘い唾液を貪るように、セイリオスは濃厚に舌を絡めた。
アストレアの体から力が抜け、膝がガクガクと震えだした。
(セイリオス、凄く気持ちいい……あっ、だめ……いきそう……うそ、口づけだけで……だめ……いくっ!)
セイリオスの腕の中で口づけを交わしたまま、アストレアはビクンッビクンッと総身を痙攣させた。そして、官能の愉悦を噛みしめるように硬直すると、アストレアはグッタリと弛緩してセイリオスに体を預けた。
「はぁ……はぁ……はぁあ……」
唾液の糸を引きながら唇を離すと、アストレアは肩を切らせて熱い吐息をせわしなく漏らした。
「アストレア様、いってしまわれたんですか?」
「はぁ……はぁ……違います……はぁあ……」
恥ずかしさのあまり、アストレアはフルフルと頭を振った。
「本当に淫乱な女王様ですね」
嬉しそうにそう告げると、セイリオスはアストレアの長い銀髪を右手で優しく撫ぜながら梳いた。
「知りません、セイリオス」
真っ赤に染まった顔をセイリオスの肩に押しつけながら、アストレアは最愛の男の耳元で幸せそうに囁いた。
そう告げると、エドナはグッタリと寝台に横たわるアストレアの体をうつ伏せにしようとした。
「エドナさん……もうやめてください。これ以上するなら……私も本気で抵抗します」
涙で潤んだ黒瞳でエドナを睨むと、アストレアはビクビクと痙攣を続けている体で起き上がろうとした。だが、腕に力が入らずに体を起こすことが出来ず、再び長椅子に倒れ込んだ。
「絶頂したばかりで動けるはずないでしょう。さあ、もっと可愛がってあげるから大人しくなさい」
アストレアの様子を笑いながら見つめると、エドナは再び彼女の体に手を触れようとした。
「エドナさん……動けなくても……結界魔法は……使えます」
アストレアがそう告げた瞬間、エドナの周囲が光に包まれ、彼女の体を結界が包み込んだ。スピリット・シールドと呼ばれる古代エルフの結界魔法だった。アストレアは何度か深呼吸をして息を整えると、結界に閉じ込めたエドナを睨みながら告げた。
「私の声は聞こえるはずです。しかし、結界の中からこちらには声も音も伝わりません。この結界は、魔道士クラスSであるアンナさんの火属性禁呪魔法イヴァポレイションでさえ破ることが出来なかったものです。私が解除しない限り、決して出ることは出来ません」
両手で結界を叩いていたエドナが、アストレアの説明を聞いて動きを止めた。そして、怒りの表情で口をパクパクとしていたが、何も聞こえなかった。
「あなたが私にしたことは、強姦罪と同じです。依頼主とは言え、許せることではありません。私はロウメテールに着いたら、あなたをギルドに連れて行くつもりです。術士クラスSSの私に危害を加えたのですから、かなり厳しい処分が下ると思いますので、今から覚悟をしておいてください」
アストレアの言葉を聞いたエドナの顔色が蒼白に変わった。自分に下される処分がどのようなものになるのか不安になったのだ。
「では、私はこのことをセイリオスに話してきます。しばらく、そのままでいてください」
そう告げると、アストレアは自分の荷物から新しい下着を取り出し、脱がされた衣服を身につけだした。エドナが結界の中で何か叫んでいたが、当然のことながらその声は伝わらなかった。アストレアは憐憫を浮かべた黒曜石の瞳でエドナを一瞥すると、荷馬車から出てセイリオスの元に向かった。
最後尾の荷馬車に付くと、アストレアはセイリオスを外に呼び出した。そして、荷馬車から声が聞こえないだけ離れると、セイリオスに抱きついた。
「セイリオス、ごめんなさい……」
「どうしたんだ、アスティ? 何があった?」
突然呼び出された上に、急に抱きついてきたアストレアに驚きながら、セイリオスが優しく彼女の体を抱きしめた。
「私、やはり淫乱なエルフです。エドナさんに無理矢理抱かれて、我慢できずに達してしまいました」
黒曜石の瞳から大粒の涙を流しながら、アストレアがセイリオスの顔を見上げて言った。
「何だと? どういうことだ?」
「エドナさんが、セイリオスは私の体だけが目当てだと言ったんです。愛していると一言も言わない男は、その女の体が目的で飽きたら捨てるそうです。私が不安になると、セイリオスの気持ちを確かめるために他の人に抱かれろと言うんです」
泣きながら話すアストレアの内容に、セイリオスは驚愕した。
「それで、エドナさんに抱かれたのか?」
「違います。私はそんなことは出来ないと答えました。そうしたら、エドナさんが力尽くで私を押し倒して、襲いかかってきたんです。私たちエルフはセイリオスの考える以上に非力なんです。腕力では絶対に人族に敵いません。エドナさんは私を裸にすると、大きな張形で責めました。我慢しようと思ったのですが、どうしても我慢できずにセイリオスを裏切ってしまいました。私はセイリオスの言うとおり、淫乱なエルフなんです」
そう告げると、アストレアはセイリオスの胸に顔を埋めてワアァッと泣きだした。
「アスティ……」
咄嗟に何と答えて良いか分からずに、セイリオスは泣きじゃくるアストレアを抱きしめて長い黒髪を優しく撫ぜた。
「私はもうセイリオスと一緒にいられません。冒険者を辞めて、エルフの里に帰ります」
涙に濡れた顔を上げると、アストレアは潤んだ瞳でセイリオスを見つめながら言った。セイリオスを信じられずに隙を作った自分も、エドナに抱かれて絶頂した自分も、アストレアは許せなかった。
「アスティ、いや、アストレア様……」
「セイリオス?」
突然、真名を呼ばれたアストレアが驚いてセイリオスを見つめた。
「剣士にとって、最も神聖で最も重要な誓いを知っていますか?」
そう告げると、セイリオスはアストレアから一歩下がって突然片膝をついた。そして、愛用の大剣を背中の鞘から抜くと、剣先を自分の左胸に向けて持ち手をアストレアの方に差し出した。
「セイリオス? 一体何の……?」
「剣士にとって最も大切な誓い……『剣の誓い』です」
セイリオスの黒瞳が、かつて見たこともないほどの真剣さを浮かべてアストレアを真っ直ぐに見つめた。
「『剣の誓い』……?」
初めて聞く言葉に、アストレアは呆然としてセイリオスの精悍な顔を見つめた。二人の黒瞳にお互いの姿が映った。
「私セイリオス=アレクサンダーは、女神アストレア様にこの命、この愛、私のすべてを捧げます。この命ある限り、アストレア様を全身全霊で愛し、アストレア様を護る剣となります。もしお疑いあれば、この剣で我が命をお奪いください」
片膝をついているセイリオスの全身から、白い炎が立ち上り眩い閃光に包まれた。紛れもなく剣士クラスSの持つ覇気の迸りだった。
「セイリオス……」
驚きに黒瞳を大きく見開きながら、アストレアはセイリオスの顔を見つめた。
「アストレア様、我が剣をお受け頂けるのであれば、剣をお取りになって刀身に口づけをしてください。また、もし我が『剣の誓い』をお疑いであれば、この場で私の命をお奪いください」
セイリオスの言葉に、アストレアが真剣な表情で大きく頷いた。
「セイリオス、あなたの剣をお預かりします」
そう告げると、アストレアは覇気を解放した。その瞬間、幻影魔法が解け、黒髪が銀色に変わり、黒瞳が金色の瞳に変化した。両耳が尖り、本来の神々しい姿に戻った。同時に、アストレアの全身がセイリオスの覇気を凌駕する光に包まれ、直視できないほどの閃光を放った。
「アストレア様……」
セイリオスは一瞬の驚愕の後、ごく自然にアストレアに頭を垂れた。
「エルフの女王アストレアの名において、セイリオス、あなたを『女王の騎士』と認めます。その命ある限り、私とともに歩み、すべてのエルフを導くことを命じます」
そう告げるとアストレアは両手でセイリオスの大剣を受け取った。そして、その魅惑的な唇で大剣の刀身に口づけをすると、剣先を自分の胸の方に向け直してセイリオスに返した。
セイリオスは大剣を受け取ると背中の鞘に収め、右手を左胸に当てながら深く頭を下げた。
「はっ、セイリオス=アレクサンダー、確かにアストレア様の騎士を拝命いたしました。この命ある限り、アストレア様をお護りいたします」
絶世の美貌に柔和な笑みを浮かべると、アストレアは金色の瞳でセイリオスを見つめながら言った。
「セイリオス、護るだけですか?」
「アストレア様……」
アストレアの言葉の意味を察すると、セイリオスは立ち上がって一歩アストレアに近づいた。そして、その柔らかい肢体を抱き寄せるとアストレアの金色の瞳を見つめながら言った。
「アストレア様、あなたを愛し続けます」
「セイリオス……」
金色の瞳から涙が溢れ、白磁のような頬を伝った。アストレアはセイリオスの黒瞳を見つめると、ゆっくりと長い睫毛を閉じた。
セイリオスの唇がアストレアの唇に重なった。お互いの愛を確かめ合うように、二人は長く濃厚な口づけを交わした。
お互いの唇を繋いだ細い糸が、月の光を受けてキラリと煌めいた。アストレアは官能に蕩けた金色の瞳でセイリオスを見上げると、囁くように言った。
「セイリオス、もう一度言ってください。愛していると……」
「アストレア様、あなたを愛しています」
豊かな胸を押しつけながらセイリオスに抱きつくと、アストレアは大粒の涙を流しながら言った。
「嬉しいです、セイリオス。私も、あなたを愛しています」
セイリオスが再びアストレアの唇を塞いだ。アストレアの甘い唾液を貪るように、セイリオスは濃厚に舌を絡めた。
アストレアの体から力が抜け、膝がガクガクと震えだした。
(セイリオス、凄く気持ちいい……あっ、だめ……いきそう……うそ、口づけだけで……だめ……いくっ!)
セイリオスの腕の中で口づけを交わしたまま、アストレアはビクンッビクンッと総身を痙攣させた。そして、官能の愉悦を噛みしめるように硬直すると、アストレアはグッタリと弛緩してセイリオスに体を預けた。
「はぁ……はぁ……はぁあ……」
唾液の糸を引きながら唇を離すと、アストレアは肩を切らせて熱い吐息をせわしなく漏らした。
「アストレア様、いってしまわれたんですか?」
「はぁ……はぁ……違います……はぁあ……」
恥ずかしさのあまり、アストレアはフルフルと頭を振った。
「本当に淫乱な女王様ですね」
嬉しそうにそう告げると、セイリオスはアストレアの長い銀髪を右手で優しく撫ぜながら梳いた。
「知りません、セイリオス」
真っ赤に染まった顔をセイリオスの肩に押しつけながら、アストレアは最愛の男の耳元で幸せそうに囁いた。
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