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第十三章 宿命の邂逅
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古代エルフの幻影魔法で黒髪黒瞳に戻ると、アストレアは再び三人を着席させた。だが、アンナはともかく、レオナルドとオクタヴィアはすぐには衝撃から立ち直れずに、緊張のあまり言葉もろくに話せなかった。アストレアは席を立つと二人の間に移動し、彼らの手を握って言った。
「レオナルドさん、オクタヴィアさん、私は女神などではありません。この通り、手も温かいでしょう? 単なる長命なエルフですよ。ですから、女神アストレアではなく、冒険者アスティとして接してくれませんか?」
「しかし、アストレア様……」
「アスティです」
アストレアは微笑を浮かべると、レオナルドの言葉を優しく訂正した。
「アスティ……様」
「そうです。オクタヴィアさんもいいですか?」
「は、はい……アスティ様」
二人の言葉に頷くと、アストレアは手を離して席に戻った。そして、アンナの方を見て面白そうに告げた。
「このアンナなんて、「あんたねぇ」という感じで気楽に接してれてますよ」
「ちょっと、アスティ……。それは……そうかも……」
アストレアに文句を言おうとしたが、目の前に座っているのがゾルヴァラタ神国の教皇猊下であることを思い出すと、アンナは言葉を濁した。その様子を楽しそうに見つめると、アストレアはレオナルドたちの方を振り返って告げた。
「ですから、あなた方も私を冒険者のアスティとして接してください」
「分かりました、アスティ様」
レオナルドが緊張した面持ちでそう言うと、オクタヴィアも小さく頷いた。アストレアは満足そうに微笑んで、レオナルドに向かって告げた。
「レオナルドさん、今日あなた方と出逢えたのは偶然ですが、私はミッシェルが導いてくれたものだと思います。私は教皇であるあなたに会う必要がありました」
「僕……私にですか?」
「はい。千年前、悪魔を駆逐し終えた時、私はミッシェルに霊弓<シリウス>を託しました。当時の私には不要でしたし、再び悪魔が現れた時のためにミッシェルには必要だと思ったからです」
アストレアは紅茶のカップを手に取ると、一口飲んで話を続けた。
「しかし、最近この国に悪魔が復活しました。それも以前より遥かに強大な悪魔です。復活した悪魔十三柱のうち十二柱は倒しましたが、最強の悪魔があと一柱残っています。悪魔王ルシファーと言って、その魔力は今の私を遥かに超えています」
「女神アストレア様の御力を遥かに超えているとは……」
濃茶色の瞳に驚愕を浮かべながら、レオナルドが呟いた。そんな物が復活していたなど、教皇であるレオナルドも初耳だった。
「そのため、霊弓<シリウス>の力が必要なんです。私に<シリウス>を貸して頂けませんか?」
アストレアが金色の瞳に真剣な光を浮かべながら、レオナルドを真っ直ぐに見つめた。
「お話しは分かりました。しかし、霊弓<シリウス>というのは実在するのでしょうか? 私も建国神話でしか聞いたことがありませんし、教皇家の宝物庫にも霊弓<シリウス>があるという話は聞いていません」
レオナルドの言葉に、アストレアは驚いた。千年の間に霊弓<シリウス>は紛失してしまったか、もしくは存在自体が忘れ去られてしまったかのどちらかのようだった。
「アスティ、どうするの? 霊弓<シリウス>がないとなると、ルシファーに対抗できる手段がなくなるわよ」
レオナルドの話を聞いていたアンナが、焦ったようにアストレアに訊ねた。
「そうですね……。レオナルドさん、私に教皇家の宝物庫を見せて頂けませんか? 私なら近くに行けば、霊弓<シリウス>の存在を感じ取れると思います」
「そうしたいのは山々なのですが……。宝物庫の鍵を持っているのは、首席枢機卿のトラヴノスです。彼の許可がないと、私も宝物庫に入ることが出来ません」
戴冠式前のレオナルドには、宝物庫に自由に入る権限でさえ与えられていなかった。レオナルドは女神アストレアの願いに沿うことも出来ない不甲斐なさに、唇を噛みしめた。
「では、そのトラヴノスさんに会わせてもらえませんか? 私が直接頼み込みます」
レオナルドの苦悩を読み取ると、アストレアが提案するように言った。
「アストレ……アスティ様、トラヴノス首席枢機卿にお会いなさるのであれば、気をつけてください」
それまでアストレアとレオナルドの話を聞いていただけだったオクタヴィアが、突然口を挟んだ。驚いてアストレアがオクタヴィアを見つめると、彼女は碧眼に心配そうな色を浮かべながら言った。
「私の父も枢機卿の一人ですので、トラヴノス首席枢機卿のことはよく知っています。あの方には女神アストレア様に対する信仰心など微塵もありません。それどころか、色と欲に塗れた背教者のような男です。本来であれば枢機卿になれるはずもないのですが、金とコネで枢機卿の椅子を買った愚物です」
あまりに激しいオクタヴィアの言葉に、アストレアは金色の瞳を大きく見開いて驚いた。まだ若いオクタヴィアがトラヴノスをそこまで嫌悪する理由が分からなかった。
「オクタヴィア、やめろ。アストレア様に何ということを言うんだ。あと一年経てば、僕が戴冠してトラヴノスを粛正するから待てと言っているだろう」
「でも、あいつは首席枢機卿になるために、姉上を凌辱して殺したのよ! そんな奴にアストレア様を会わせるなんて、あたしには出来ないわ!」
姉の無念を思い出し、オクタヴィアが興奮しながら叫んだ。その様子を見つめていたアストレアが真剣な表情を浮かべてレオナルドに向かって言った。
「私は今のこの国の内情をほとんど知りません。オクタヴィアさんが言ったことが事実であれば、何故そのような者を首席枢機卿の地位に置いておくのですか?」
「はい……申し訳ありません。僕……私はまだ十七歳です。この国の成人年齢は十八歳で、教皇と言っても戴冠までは何の権限もありません。トラヴノスは来年私が戴冠するまでの間、私の後見人としてすべての国政を担っています。トラヴノスの他に枢機卿は六名いますが、そのほとんどがトラヴノスに買収か脅迫を受けています。唯一、トラヴノスが首席枢機卿になることに反対したのがオクタヴィアの父親のダニエル枢機卿です」
無念さに顔を歪めながら、レオナルドが告げた。その様子を見ていたアンナが、彼に確認した。
「つまり、ダニエル枢機卿を黙らせるためにトラヴノスはオクタヴィアさんのお姉さんを殺したのね。そして、自分の言うことを聞かないと次はオクタヴィアさんの番だと脅迫した……」
「はい。アンナさんの言われるとおりです。もちろん、トラヴノスがやったという証拠は何もありません。しかし、状況から考えればまず間違いはないと思います」
アンナの言葉に頷きながら、レオナルドが言った。
「レオナルドさん、宝物庫の鍵はそのトラヴノス首席枢機卿が管理していると言いましたね?」
アストレアが眉間に皺を寄せながらレオナルドに訊ねた。
「はい。ですから、私もオクタヴィアと同じようにアストレア様……アスティ様を彼に会わせたいとは思いません」
「そんなことより、宝物庫の管理をしていると言うことは、その気になればいくらでも私腹を肥やせるということですよ。首席枢機卿と言えども、国家の財政を誤魔化すことは難しいですが、自分しか知らない宝物庫からであれば膨大な財源を確保できます。その資金で他の枢機卿を買収したということはありませんか?」
アストレアの言葉に、レオナルドとオクタヴィアがハッとしたように顔を見合わせた。まだ十七歳である彼らには、そこまで考えが及んでいなかったようだった。
「このゾルヴァラタ神国は、私の大切な親友であるミッシェルが生涯を賭して創り上げた国です。もしそのトラヴノスという枢機卿が、本当にゾルヴァラタ神国を私物化しているとしたら、私は絶対に彼を許しません」
アストレアの全身から覇気の白炎が燃え上がった。それは紛れもなく術士クラスSSの発する怒りの発露であった。
「アスティッ! 抑えてッ! 建物が壊れるわッ!」
アンナが驚愕のあまり、大声で叫んだ。女神と呼ばれるほどの膨大な魔力量を解放されたら、この建物だけではなく周囲に甚大な被害が起こることは間違いなかった。
「あ……、ごめんなさい。つい、興奮してしまいました」
アンナの言葉にアストレアは覇気の放出を止めた。その横でアンナが安心したように大きくため息をついた。彼女の張った結界程度では、アストレアの覇気を抑えることなど出来なかったからだ。
「気持ちは分かるけど、自分の魔力量を考えてよね。あんたが怒りのまま魔力を放出したら、この周囲は壊滅するわよ」
「すみません、アンナ。レオナルドさんもオクタヴィアさんもごめんなさい」
アンナの言葉に小さく頷くと、アストレアは驚愕のあまり固まっている二人に頭を下げた。
「い、いえ……」
「凄い魔力量……」
レオナルドとオクタヴィアは蒼白な表情でアストレアを見つめた。そして、アストレアが紛れもなく女神と呼ばれる存在であることを実感した。アストレアが放った覇気は、二人が今まで見た中でも比類する者がないほどの膨大な魔力量だったのだ。
「レオナルドさん、私をトラヴノス首席枢機卿に会わせてください。霊弓<シリウス>の件もありますが、彼がゾルヴァラタ神国を本当に私物化しているのかどうかを確認させてください」」
ニッコリと微笑みを浮かべながらアストレアがレオナルドに告げた。だが、その黒曜石の瞳が笑っていないことにアンナだけが気づいていた。
「レオナルドさん、オクタヴィアさん、私は女神などではありません。この通り、手も温かいでしょう? 単なる長命なエルフですよ。ですから、女神アストレアではなく、冒険者アスティとして接してくれませんか?」
「しかし、アストレア様……」
「アスティです」
アストレアは微笑を浮かべると、レオナルドの言葉を優しく訂正した。
「アスティ……様」
「そうです。オクタヴィアさんもいいですか?」
「は、はい……アスティ様」
二人の言葉に頷くと、アストレアは手を離して席に戻った。そして、アンナの方を見て面白そうに告げた。
「このアンナなんて、「あんたねぇ」という感じで気楽に接してれてますよ」
「ちょっと、アスティ……。それは……そうかも……」
アストレアに文句を言おうとしたが、目の前に座っているのがゾルヴァラタ神国の教皇猊下であることを思い出すと、アンナは言葉を濁した。その様子を楽しそうに見つめると、アストレアはレオナルドたちの方を振り返って告げた。
「ですから、あなた方も私を冒険者のアスティとして接してください」
「分かりました、アスティ様」
レオナルドが緊張した面持ちでそう言うと、オクタヴィアも小さく頷いた。アストレアは満足そうに微笑んで、レオナルドに向かって告げた。
「レオナルドさん、今日あなた方と出逢えたのは偶然ですが、私はミッシェルが導いてくれたものだと思います。私は教皇であるあなたに会う必要がありました」
「僕……私にですか?」
「はい。千年前、悪魔を駆逐し終えた時、私はミッシェルに霊弓<シリウス>を託しました。当時の私には不要でしたし、再び悪魔が現れた時のためにミッシェルには必要だと思ったからです」
アストレアは紅茶のカップを手に取ると、一口飲んで話を続けた。
「しかし、最近この国に悪魔が復活しました。それも以前より遥かに強大な悪魔です。復活した悪魔十三柱のうち十二柱は倒しましたが、最強の悪魔があと一柱残っています。悪魔王ルシファーと言って、その魔力は今の私を遥かに超えています」
「女神アストレア様の御力を遥かに超えているとは……」
濃茶色の瞳に驚愕を浮かべながら、レオナルドが呟いた。そんな物が復活していたなど、教皇であるレオナルドも初耳だった。
「そのため、霊弓<シリウス>の力が必要なんです。私に<シリウス>を貸して頂けませんか?」
アストレアが金色の瞳に真剣な光を浮かべながら、レオナルドを真っ直ぐに見つめた。
「お話しは分かりました。しかし、霊弓<シリウス>というのは実在するのでしょうか? 私も建国神話でしか聞いたことがありませんし、教皇家の宝物庫にも霊弓<シリウス>があるという話は聞いていません」
レオナルドの言葉に、アストレアは驚いた。千年の間に霊弓<シリウス>は紛失してしまったか、もしくは存在自体が忘れ去られてしまったかのどちらかのようだった。
「アスティ、どうするの? 霊弓<シリウス>がないとなると、ルシファーに対抗できる手段がなくなるわよ」
レオナルドの話を聞いていたアンナが、焦ったようにアストレアに訊ねた。
「そうですね……。レオナルドさん、私に教皇家の宝物庫を見せて頂けませんか? 私なら近くに行けば、霊弓<シリウス>の存在を感じ取れると思います」
「そうしたいのは山々なのですが……。宝物庫の鍵を持っているのは、首席枢機卿のトラヴノスです。彼の許可がないと、私も宝物庫に入ることが出来ません」
戴冠式前のレオナルドには、宝物庫に自由に入る権限でさえ与えられていなかった。レオナルドは女神アストレアの願いに沿うことも出来ない不甲斐なさに、唇を噛みしめた。
「では、そのトラヴノスさんに会わせてもらえませんか? 私が直接頼み込みます」
レオナルドの苦悩を読み取ると、アストレアが提案するように言った。
「アストレ……アスティ様、トラヴノス首席枢機卿にお会いなさるのであれば、気をつけてください」
それまでアストレアとレオナルドの話を聞いていただけだったオクタヴィアが、突然口を挟んだ。驚いてアストレアがオクタヴィアを見つめると、彼女は碧眼に心配そうな色を浮かべながら言った。
「私の父も枢機卿の一人ですので、トラヴノス首席枢機卿のことはよく知っています。あの方には女神アストレア様に対する信仰心など微塵もありません。それどころか、色と欲に塗れた背教者のような男です。本来であれば枢機卿になれるはずもないのですが、金とコネで枢機卿の椅子を買った愚物です」
あまりに激しいオクタヴィアの言葉に、アストレアは金色の瞳を大きく見開いて驚いた。まだ若いオクタヴィアがトラヴノスをそこまで嫌悪する理由が分からなかった。
「オクタヴィア、やめろ。アストレア様に何ということを言うんだ。あと一年経てば、僕が戴冠してトラヴノスを粛正するから待てと言っているだろう」
「でも、あいつは首席枢機卿になるために、姉上を凌辱して殺したのよ! そんな奴にアストレア様を会わせるなんて、あたしには出来ないわ!」
姉の無念を思い出し、オクタヴィアが興奮しながら叫んだ。その様子を見つめていたアストレアが真剣な表情を浮かべてレオナルドに向かって言った。
「私は今のこの国の内情をほとんど知りません。オクタヴィアさんが言ったことが事実であれば、何故そのような者を首席枢機卿の地位に置いておくのですか?」
「はい……申し訳ありません。僕……私はまだ十七歳です。この国の成人年齢は十八歳で、教皇と言っても戴冠までは何の権限もありません。トラヴノスは来年私が戴冠するまでの間、私の後見人としてすべての国政を担っています。トラヴノスの他に枢機卿は六名いますが、そのほとんどがトラヴノスに買収か脅迫を受けています。唯一、トラヴノスが首席枢機卿になることに反対したのがオクタヴィアの父親のダニエル枢機卿です」
無念さに顔を歪めながら、レオナルドが告げた。その様子を見ていたアンナが、彼に確認した。
「つまり、ダニエル枢機卿を黙らせるためにトラヴノスはオクタヴィアさんのお姉さんを殺したのね。そして、自分の言うことを聞かないと次はオクタヴィアさんの番だと脅迫した……」
「はい。アンナさんの言われるとおりです。もちろん、トラヴノスがやったという証拠は何もありません。しかし、状況から考えればまず間違いはないと思います」
アンナの言葉に頷きながら、レオナルドが言った。
「レオナルドさん、宝物庫の鍵はそのトラヴノス首席枢機卿が管理していると言いましたね?」
アストレアが眉間に皺を寄せながらレオナルドに訊ねた。
「はい。ですから、私もオクタヴィアと同じようにアストレア様……アスティ様を彼に会わせたいとは思いません」
「そんなことより、宝物庫の管理をしていると言うことは、その気になればいくらでも私腹を肥やせるということですよ。首席枢機卿と言えども、国家の財政を誤魔化すことは難しいですが、自分しか知らない宝物庫からであれば膨大な財源を確保できます。その資金で他の枢機卿を買収したということはありませんか?」
アストレアの言葉に、レオナルドとオクタヴィアがハッとしたように顔を見合わせた。まだ十七歳である彼らには、そこまで考えが及んでいなかったようだった。
「このゾルヴァラタ神国は、私の大切な親友であるミッシェルが生涯を賭して創り上げた国です。もしそのトラヴノスという枢機卿が、本当にゾルヴァラタ神国を私物化しているとしたら、私は絶対に彼を許しません」
アストレアの全身から覇気の白炎が燃え上がった。それは紛れもなく術士クラスSSの発する怒りの発露であった。
「アスティッ! 抑えてッ! 建物が壊れるわッ!」
アンナが驚愕のあまり、大声で叫んだ。女神と呼ばれるほどの膨大な魔力量を解放されたら、この建物だけではなく周囲に甚大な被害が起こることは間違いなかった。
「あ……、ごめんなさい。つい、興奮してしまいました」
アンナの言葉にアストレアは覇気の放出を止めた。その横でアンナが安心したように大きくため息をついた。彼女の張った結界程度では、アストレアの覇気を抑えることなど出来なかったからだ。
「気持ちは分かるけど、自分の魔力量を考えてよね。あんたが怒りのまま魔力を放出したら、この周囲は壊滅するわよ」
「すみません、アンナ。レオナルドさんもオクタヴィアさんもごめんなさい」
アンナの言葉に小さく頷くと、アストレアは驚愕のあまり固まっている二人に頭を下げた。
「い、いえ……」
「凄い魔力量……」
レオナルドとオクタヴィアは蒼白な表情でアストレアを見つめた。そして、アストレアが紛れもなく女神と呼ばれる存在であることを実感した。アストレアが放った覇気は、二人が今まで見た中でも比類する者がないほどの膨大な魔力量だったのだ。
「レオナルドさん、私をトラヴノス首席枢機卿に会わせてください。霊弓<シリウス>の件もありますが、彼がゾルヴァラタ神国を本当に私物化しているのかどうかを確認させてください」」
ニッコリと微笑みを浮かべながらアストレアがレオナルドに告げた。だが、その黒曜石の瞳が笑っていないことにアンナだけが気づいていた。
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