時を奏でる境界線

シャオえる

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17. どんな人かやっぱり気になる

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 医務室での治療を終えて、今は午後ラクト7時
 境界線本部の食堂に、カリアも合流して、みんなで夕飯の時間
 ここでは、どの時間の人も、いつでも来て、ご飯が食べられるように、ビュッフェになっている
 ノエル達も、ここに来てもう3日、何度見てもたくさんのご飯が溢れているこの場所に来る度に、目を輝かせて、たくさん食べていく

 お腹一杯食べた妹二人。デザートにと、たくさんのフルーツなあるコーナーに飛んでいく
 あれこれお皿に詰め込んで、パフェを作り始めてく
それを見たノエル、ここぞとばかりにカノン隊長達に質問をぶつけてく
「あのー、お聞きしたいことが……」

「なんだね?言える範囲なら答えるよ」
 ご飯を食べてニコニコのバルバ大佐が、ノエルの質問を聞く
「僕らの父親は、どんな方ですか?」
 ノエルからの質問に、カノン隊長とバルバ大佐は悩む
「あのー……」
 ノエルの不安そうな言葉を皮切りに、出てくる二人のアゼルへの愚痴

「いや、アゼルは良いやつだがヤバイやつだよ。嫌いではないが……」
「ああ、不遇というか、能力が有るというので良しとするのか」
「だがなぁ……」
「自分ならちょっと嫌だな……」

 あれやこれやと出てくる文句やら愚痴
それを聞いて、落ち込んでいくノエル、気づいたカリアが慌てて止めにはいる
「ちょっと、お二人とも……」
 カリアの声に、やっと止まる二人
「あのさー……」
 口一杯にご飯を詰め込んだクリルが、会話に割り込んできた
「アゼルって人は強い人なのか?どっち側の人なんだ?」

「アゼルは、午後ラクトだったよ」

「……つまんねー」

 アゼルと戦えないとわかって、不服そうなクリル
その隣で、妹二人が自作パフェを作って来て、ご満悦。医務室での悩みも消えて楽しそうな様子。その隣でノエルが、父親の話を聞いて落ち込んでいる
 四人の対面で座っていた大人達も、アゼルの事に言い過ぎた二人は、カリアに怒られている

「カリアさん!後で稽古つけてくれよ!」
 ご飯を食べ終えたクリルが、大声でカリアに頼み込む
 二人を叱っていたカリア、呼ばれて食堂の時計を探して考える
「ダメです。午後ラクト10時から午前レフト3時までは18才未満の魔法の使用はなるべく禁止されています」
 むすっと不機嫌になるクリル
「……ですが、明朝なら、少し時間ありますから、その時なら大丈夫ですよ」
 ニッコリと、話すカリア
 嬉しい報告に、ガタッと椅子から立ち上がり満面の笑みになるクリル
「マジかよ!」
 一転してご機嫌になるクリル
「やった!メイナ頑張って倒すぞ!」
「えっ、私リーリル直さなきゃいけないから……」
 頬っぺたにたくさん生クリームを付けたメイナ、困ったように返事をする
 また、ワイワイと明るくなっていく食堂
 一方、カリアにこっぴどく怒られたカノンとバルバは、そそくさと食器などを片付け、席を立つ
「さ……さて、我々はまだ仕事が残っているので、またあとでね」
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