時を奏でる境界線

シャオえる

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58. 何を話そうか、何が気になる

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「お昼か……」
 やっと起きたノエル。時刻はお昼も過ぎた2時過ぎ。寝過ぎたのか、昨晩の事を考えすぎたのか、ボーッと過ごしていると、ガチャっと部屋の扉が開いて、クリルが入ってきた

「おう、起きたのか……」
 帰ってきたクリルは疲れた顔。一目散にベットに横になって、ぐったりの様子
「すまん、寝る。おやすみ」
 ノエルに一言そういうと、布団に潜り込んで、もう寝る準備を始めてく
「カリアさんと練習してたの?」

「ああ、メイナも部屋に戻って寝てると思う」
 そう言いながら、ちらりとノエルを見る。目があった二人。何となく照れて布団を頭までかぶってみる
「そっか。お疲れさま」
 と、ノエルが話しかけてると、スースーと寝息が聞こえてくる 
「寝ちゃった……」
 
 クリルを起こさないように、静かに部屋を出ていくノエル。昨晩とは違い、外は明るくやはり、夜中よりも人も多い

「おはよう。ノエルくん」
「お兄ちゃん、また寝坊ー!」
 夜中、カノンと話していたソファーに、リエル達がノエルが来るのをずっと待っていた。やっと来た兄にポカスカ殴るリエル。それを止める様子もないカノン達。ノエルも力が入ってないので痛くないため、気がすむまで殴られてく

「さて今日ですが、クリル君達は暫く眠ると思うので……」
 
「リエルちゃんは、カリアと一緒に過ごして、ノエルくんは、僕らと一緒でいい?」

「いいよ!カリアさん、なにして遊ぶ?」
 カリアを独り占め出来るとご機嫌なリエル。二人は手を繋いで寮の方へと歩いていく
「じゃノエルくんは、こっちね」
 カリア達を見届けた後、こちらと、連れてこられたのは、クリルも話し合いの為に来た会議室。今日はバルバと三人で話し合い

「さて、何を聞きたい?何を話そうかな?何を秘密にしておこうか?」
 何だかテンション高めで落ち着かないカノン。その様子を見て、緊張感が増えてくノエル
「なんだお前……」
 バルバは、カノンの様子に呆れている。落ち着つかいまま、ノエルを囲むように椅子に座る三人。まず話を始めたのは、カノンから
「とりあえず聞きたいことは?」

 始まったノエルには緊張しかない話し合い。何を聞くのかと、バルバも緊張感が移ってきて、真剣な表情になっていく
「……今、生きていますか?」

「生きてると思うよ。連絡ないけど」
「まあ、簡単には死なんだろうな」
 うんうん、と頷く二人からの妙な説得力に、納得するしかないノエル

「じゃあ次。なに聞きたい?」
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