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62. ご飯と電話は落ち着いて
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「あっ、帰ってきた!」
ご飯を食べ終えた午後8時過ぎ。メイナが指差すその先に、やっとノエル達がみんなの元にやって来た
「お兄ちゃん、お帰りぃー」
一目散に、ノエルの所へ駆け寄るリエル
「ただいま、遅くなってゴメンね」
さすがに、ちょっと疲れ気味の声。二人が話していると、ソファーで一人倒れているクリルをカノンが見つける
「クリル君は何をしてるんです?」
その声に、みんなクリルを見る。それでも、動けず、うなだれたまま
「なんか、強くなる!って言って、たくさん食べて、気持ち悪くなって倒れてるだけだよ」
呆れながらメイナが説明すると、納得して、同じく呆れるカノン
「あーそう……」
「おー……お帰りノエル」
やっと、声が出ても、低い声でまだ気分が悪そう
「ただいま、大丈夫?」
うんうん、と頷き、また寝込むクリル。そんな様子を横目に、またどこかへ行こうとするカノンとバルバ
「ゴメンね。クリル君には悪いけどお腹すいたから、僕らはご飯食べに行くよ」
「はー、どうしましょ」
カノンも疲れはてた午前2時。夜中でも騒がしい事務室で、のんびりと過ごそうとやって来た、カノン。バルバとカリアも、近くにある椅子を引っ張って、側でのんびり過ごそうとしている
「ノエルくん、どうでしたか?」
「うーん……」
カリアが今日の様子を聞こうとしても、なんだか二人は渋い顔。すると、バタバタ騒がしかった事務室が、更にバタバタとうるさくなった
「すみません、カノンさん電話が来てるのですが……」
あたふたしながら駆け寄ると、急かすように、電話をとるよう諭される
「誰ー?」
「それが……」
上手く伝えられず、ずっとあたふたするその様子に、不思議そうに受話器を受けとると、聞いたことのある声が聞こえてきた
「あっ、カノン。久しぶり」
「アゼル!今、どこにいる!」
驚いて思わず大声を上げるカノン。その声に、慌てて駆け寄るカリアとバルバ。回りの人たちもざわついている
「んー、それより、聞きたいことがあるんだけど……」
電話の向こうでは、のんきな雰囲気で話している声が聞こえてくる
「今、大変なことになってるぞ!」
予想外の電話の相手に焦り始めるカノン。
「そうなの?あっ、あった。ゴメン、もういいや、じゃ!」
「ちょっと!」
止める間もなく、一方的に切られてしまった
「切られた……」
はぁ。とため息をつく。いつもと同じことながら、今回ばかりは何だか落ち込む
「どうする?ノエル君に話すか?」
これは困ったと悩むバルバ。今度はふぅ。と大きなため息をついて、同じく悩むカノン
「いや、話すのは止めておこう……」
ご飯を食べ終えた午後8時過ぎ。メイナが指差すその先に、やっとノエル達がみんなの元にやって来た
「お兄ちゃん、お帰りぃー」
一目散に、ノエルの所へ駆け寄るリエル
「ただいま、遅くなってゴメンね」
さすがに、ちょっと疲れ気味の声。二人が話していると、ソファーで一人倒れているクリルをカノンが見つける
「クリル君は何をしてるんです?」
その声に、みんなクリルを見る。それでも、動けず、うなだれたまま
「なんか、強くなる!って言って、たくさん食べて、気持ち悪くなって倒れてるだけだよ」
呆れながらメイナが説明すると、納得して、同じく呆れるカノン
「あーそう……」
「おー……お帰りノエル」
やっと、声が出ても、低い声でまだ気分が悪そう
「ただいま、大丈夫?」
うんうん、と頷き、また寝込むクリル。そんな様子を横目に、またどこかへ行こうとするカノンとバルバ
「ゴメンね。クリル君には悪いけどお腹すいたから、僕らはご飯食べに行くよ」
「はー、どうしましょ」
カノンも疲れはてた午前2時。夜中でも騒がしい事務室で、のんびりと過ごそうとやって来た、カノン。バルバとカリアも、近くにある椅子を引っ張って、側でのんびり過ごそうとしている
「ノエルくん、どうでしたか?」
「うーん……」
カリアが今日の様子を聞こうとしても、なんだか二人は渋い顔。すると、バタバタ騒がしかった事務室が、更にバタバタとうるさくなった
「すみません、カノンさん電話が来てるのですが……」
あたふたしながら駆け寄ると、急かすように、電話をとるよう諭される
「誰ー?」
「それが……」
上手く伝えられず、ずっとあたふたするその様子に、不思議そうに受話器を受けとると、聞いたことのある声が聞こえてきた
「あっ、カノン。久しぶり」
「アゼル!今、どこにいる!」
驚いて思わず大声を上げるカノン。その声に、慌てて駆け寄るカリアとバルバ。回りの人たちもざわついている
「んー、それより、聞きたいことがあるんだけど……」
電話の向こうでは、のんきな雰囲気で話している声が聞こえてくる
「今、大変なことになってるぞ!」
予想外の電話の相手に焦り始めるカノン。
「そうなの?あっ、あった。ゴメン、もういいや、じゃ!」
「ちょっと!」
止める間もなく、一方的に切られてしまった
「切られた……」
はぁ。とため息をつく。いつもと同じことながら、今回ばかりは何だか落ち込む
「どうする?ノエル君に話すか?」
これは困ったと悩むバルバ。今度はふぅ。と大きなため息をついて、同じく悩むカノン
「いや、話すのは止めておこう……」
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