シンフォニー・レイ

シャオえる

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11. 意外な訪問者

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「今日、学校休も……」
 カエデ達と別れて数日後、朝からテンションの低いツミキがベットでゴロゴロとして動けないでいた。重い体を何とか動かして、テレビをつけると、避難勧告のニュースと未だにちゃんと発表のない避難勧告の推測や人々の苛立ちが流れていた
「ここはあまり避難指示でないんだよね。良いことだけど……」
 独り言を呟いてベットに戻り、ボーッと横になりながらテレビを見いっていく
「カエデちゃん、ミオリさん……」
 二人の情報はニュースには出てこないまま、次の話へと変わっていった
「あの子も居たのかな?」
 街に行った日の事を思い出していると、突然ピンポーンと家のチャイムが鳴った。パジャマのまま、ゆっくりと玄関へ向かう
「はい……」
 玄関の扉を開けると、何故か家の場所を教えていないはずのルモカが立っていた
「えっ?ルモカさん?」
 意外な人の訪問に、思わず声が裏返りボサボサの髪の毛も急いで整える
「こんにちは。入ってもいい?」
 あたふたとするツミキを見て、微笑み話しかけるルモカ
「良いですけど……どうして家が?」
「んー?我が組織だもの。いとも簡単に分かるわよ」


「あの、今日は何を?」
 結局ボサボサ髪とパジャマのまま、ルモカを家に招き入れて、お茶を出しながら用件を聞く。お茶を受けとり一口飲むと、ついたままのテレビをちらりと見たルモカ。話題はまた、避難勧告の話になっていた
「ん?前に話したの、どうするかなって」
 話を聞きながらテレビの電源を切っていると、ルモカが話した内容に、そのまま手が止まる
「カエデちゃんと住むって話」
「いやぁ、でも……」
 一緒に住むのはツミキには嬉しい話。でもすぐという話に返事に困りつつルモカの右横に座る
「でも、一人暮らしも大変でしょ?」
 ニコニコと言うルモカを見て、今度は表情が固まる 
「えっ?……なんで」
 言葉に詰まるツミキに気にせず、ルモカが話を続けていく
「ツミキちゃんが、こちらに来てくれると嬉しいし。いい話じゃないかな?」
「でも、ミオリさんが……」
「大丈夫よ。多分納得してくれると思うから」
 とはいえ、急にまた言われて、黙ったまま悩み始めるツミキ。その隣でルモカもツミキを見つめたまま話さずにいるため、しばらく部屋に沈黙が流れていると、お茶を飲み干したルモカがふぅ。とため息ついた
「それじゃ、みんな待っているから、そろそろ行きましょうか」
 と、話ながら鞄の中を探し始めた
「みんな?あの、どこに?」
 そんなルモカを見ながら問いかけていると、鞄から携帯を取り出して、そのまま玄関へと向かっていった
「待ち合わせしているから。ほら、早く出掛ける準備してね」
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