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初めての仕手戦
25 マルガレータのお願い
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婚約が決まった翌日、ヨーナスから見せたいものが入荷したと連絡があった。
ブリュンヒルデもまだ逗留しており、一緒に行きたいというので同行を許可した。
さらに、ヨーナスからはマルガレータも一緒に来てほしいと言っていたので、三人でヨーナスのところに向かった。
「お待ちしておりました」
いつものようにヨーナスはにこにこしながら対応してくる。
腹の中では何を考えているかわからないけど、ついついこの笑顔には騙されてしまう。
「見せたいものって?」
「奴隷でございます」
フィエルテ王国にも奴隷がいるのは知っている。
犯罪奴隷に借金奴隷、戦争奴隷などがそうだ。
だけど、僕は別に奴隷を必要とはしていない。
ヨーナスがマルガレータも一緒にと言ったからには、彼女に関係があるのだろう。
「それにしても、ヨーナスが奴隷も扱っているとは思わなかったよ」
この一ヶ月、他の商品は散々見てきたが、奴隷の扱いは全く見なかった。
新規に始めたということかな?
「マクシミリアン様、爵位で支払いを受けたのと一緒ですよ。借金が払えずに家族を売ったのです。私もとりっぱぐれるよりはということで、奴隷での支払いを受けたのです」
「売れるものは何でも売れか。貴族もやっていることは農民が子を売るのと何も変わらないよね」
「ええ、そうですとも。人間追い込まれたら親でも子でも売り飛ばしてしまうんですよ。不作でやむにやまれず子を売る農民と違って、今回は自業自得ではありますがね」
「やけに感傷的じゃないか」
ヨーナスは僕に言われてため息をついた。
「私だって人間を扱うのは気が重いですよ。だからこそ、マクシミリアン様をお呼びしたのですが」
「なんで僕なのさ?」
「それは商品をご覧になってからということで」
ヨーナスはそう言うと、僕らを奥へと案内した。
店の奥は倉庫になっており、案内された先には檻があって、その中には若い男女が数名入れられていた。
「これは?」
「奴隷として仕入れました。みんな元は貴族のご子息ご息女ですよ」
「僕に彼らを買えと?」
「はい」
ヨーナスに言われて檻の中を見るが、みんな絶望で目の光が無い。
ついこの前までは貴族の子供として生活していたのが、いきなり奴隷として売られてしまったのなら当然か。
顔立ちは良いが、買う気にはなれない。
いらないよとヨーナスに言おうと思ったが、マルガレータの言葉が聞こえたので、僕は言葉を呑み込んだ。
「エリーゼ!」
エリーゼと呼ばれた少女は、マルガレータに気づいた。
「マルガレータ様……」
マルガレータは少女がエリーゼであると確認すると、直ぐに僕の前で土下座した。
「マクシミリアン様、お願いがあります。どうかエリーゼをお買い上げください。お金が必要というのであれば、私を奴隷として売り飛ばしていただいて構いません」
「マルガレータ、落ち着こうか。ひとまずわけを聞かせてほしい」
額を地面に擦り付けるマルガレータを立たせて、どうしてそこまでするのかを訊ねた。
「私が嫁いだのはレンネンカンプ子爵家でした。子爵の長男オスカー様には嫌われておりましたが、その娘のエリーゼは私に懐いてくれていたのです。子供の居なかった私も、我が子のように可愛がっておりました。この子のためなら私はどうなっても構いません、どうか、どうかエリーゼを買ってください」
マルガレータは事情を話してくれ、そしてまた僕に頭を下げた。
そこまでされたのに、断る理由もない。
僕はヨーナスを見た。
「事情はわかった。ヨーナスいくら?」
「お買い上げですか。マクシミリアン様ですから言い値で構いませんよ」
「よく言うよ、マルガレータも呼んだのは売るためでしょう」
「仕入れる商品はきちんと調べますからね。でも、言い値でというのは私なりの感謝ですよ。マクシミリアン様がいなかったら、今回みたいな大儲けは出来ませんでしたからね」
ヨーナスの言葉に、ブリュンヒルデの表情が一瞬険しくなった。
ヨーナスもそれに気づく。
「おっと、マクシミリアン様の奥方に失礼でしたな」
「構いませんわ。マクシミリアン、早く値を決めてさしあげて」
ブリュンヒルデに促され、1億マルクを提示した。
「そんなにいただけるんですか?」
「だって、ヨーナスは僕が10億マルクって言ったじゃない。安いくらいだと思ったけど」
「マクシミリアン、貴方が10億マルクとはどういうことかしら?」
ブリュンヒルデは僕が自分を担保に、ヨーナスから3000億マルクを借りたことを知らなかった。
それを教えてあげる。
「呆れた。それでは私が勝っていたら、あそこに貴方が居たかもしれませんの。家にお金を借りるとかすればよろしいのに」
「家の力は借りたくなかったんだよね。貸してもらえたかもわからないし」
ほら、僕残念な子供だったから。
それに、お金を借りた情報も罠だったしね。
それはブリュンヒルデには言わなかった。
「でも、エリーゼを買ってはみたけど、どうしようかな。身の回りの世話をしてもらうのは足りているし」
家にはメイドが既にいる。
エリーゼもそこに加わってもらう必要はない。
「第二夫人でよろしくてよ」
ブリュンヒルデがそんなことを言ったので、彼女の顔を見たがさも当然との態度だ。
「それに、マルガレータも妻として迎えればいいのですわ。貴方は今爵位が余ってますから、どんどん子供を作って勢力を拡大するべきかと」
「そんなに妻を娶るの?」
「今、公爵領も辺境伯領も貴族の数が減って、管理の手が足りないのですから、私たちの子供に継がせるのも良いでしょう。普通は継がせる土地がなくて困るものですが、逆に継がせるものがいなくて困っている状況ですわよ」
父も義父も寄り子が破産して夜逃げしたり、領地を返上したりして、代官すら足りないって嘆いていたなあ。
その者たちの爵位はまとめて僕が持っているし。
身の丈に合わない投機はやっちゃだめだよね。
僕の言えたことじゃないけど。
ブリュンヒルデと話していると、エリーゼが檻から出されてきた。
彼女はマルガレータに抱かれて、その腕の中でずっと泣いている。
マルガレータはそんなエリーゼを母親のようにずっと抱きしめていた。
「他の者たちはお買い上げになりませんか?」
ヨーナスにそう言われたが、僕はそれを断った。
「どう扱っていいのかわからないよ。それに、僕のところに来るよりもいい待遇があるかもしれないじゃない」
「またまたご冗談を。マクシミリアン様が買わなければ、彼らは変態貴族の慰みものですよ。それでも買い手がつかなければ娼館に売ります。そんなところがマクシミリアン様よりも待遇が良いわけがございません」
「そうか」
僕があまり興味なさそうに返事をしたので、ヨーナスは少し驚いたようだった。
「マクシミリアン様はお優しいので、彼らのことを案じて全員お買い上げになると思ってました」
「そうでもないさ。相場に賭けて負けたなら、その報いを受けるのは当然だよ。彼らは賭けてないのかもしれないが、親が今回逆に儲けていればその恩恵にあずかったはずだ。負けた時だけなにもないなんて都合が良すぎだよ」
「確かにそれもありますか。まあ、マクシミリアン様がその歳で相場に真剣に打ち込み過ぎってのはありますが、今回は他の者が軽い気持ちで相場に臨んだ結果ですね」
「うちの妻が一番真剣にやっていたよ」
僕はブリュンヒルデの手を取った。
ブリュンヒルデは突然のことで驚くが、直ぐに平静を取り戻す。
国家のために動き、負けても僕に嫁いで次の相手と戦うための資金を確保しようとする。
哲学があって相場を張る理想の女性だ。
「ブリュンヒルデは最高の女性だよ」
「なっっっ」
僕の突然の告白にブリュンヒルデの顔が真っ赤になった。
「マクシミリアン様は政略結婚だと伺ってましたがね」
ヨーナスはニヤニヤとこちらを見てくる。
単なる噂好きのおっさんと化していた。
「世間がどう言おうとも、僕はブリュンヒルデが好きだ」
そう言ったら、ブリュンヒルデは顔を真っ赤にしたまま固まってしまった。
「どうしたの?」
「こんな、他人の前でそんなことを言わないでくださいませ!」
ブリュンヒルデは僕の手を引っ張ると、急いで馬車の方へと歩いていく。
マルガレータとエリーゼも慌ててついてきた。
背中の方からヨーナスが
「またのお越しをお待ちしております」
と挨拶してきたが、振り返ることは出来なかった。
ブリュンヒルデもまだ逗留しており、一緒に行きたいというので同行を許可した。
さらに、ヨーナスからはマルガレータも一緒に来てほしいと言っていたので、三人でヨーナスのところに向かった。
「お待ちしておりました」
いつものようにヨーナスはにこにこしながら対応してくる。
腹の中では何を考えているかわからないけど、ついついこの笑顔には騙されてしまう。
「見せたいものって?」
「奴隷でございます」
フィエルテ王国にも奴隷がいるのは知っている。
犯罪奴隷に借金奴隷、戦争奴隷などがそうだ。
だけど、僕は別に奴隷を必要とはしていない。
ヨーナスがマルガレータも一緒にと言ったからには、彼女に関係があるのだろう。
「それにしても、ヨーナスが奴隷も扱っているとは思わなかったよ」
この一ヶ月、他の商品は散々見てきたが、奴隷の扱いは全く見なかった。
新規に始めたということかな?
「マクシミリアン様、爵位で支払いを受けたのと一緒ですよ。借金が払えずに家族を売ったのです。私もとりっぱぐれるよりはということで、奴隷での支払いを受けたのです」
「売れるものは何でも売れか。貴族もやっていることは農民が子を売るのと何も変わらないよね」
「ええ、そうですとも。人間追い込まれたら親でも子でも売り飛ばしてしまうんですよ。不作でやむにやまれず子を売る農民と違って、今回は自業自得ではありますがね」
「やけに感傷的じゃないか」
ヨーナスは僕に言われてため息をついた。
「私だって人間を扱うのは気が重いですよ。だからこそ、マクシミリアン様をお呼びしたのですが」
「なんで僕なのさ?」
「それは商品をご覧になってからということで」
ヨーナスはそう言うと、僕らを奥へと案内した。
店の奥は倉庫になっており、案内された先には檻があって、その中には若い男女が数名入れられていた。
「これは?」
「奴隷として仕入れました。みんな元は貴族のご子息ご息女ですよ」
「僕に彼らを買えと?」
「はい」
ヨーナスに言われて檻の中を見るが、みんな絶望で目の光が無い。
ついこの前までは貴族の子供として生活していたのが、いきなり奴隷として売られてしまったのなら当然か。
顔立ちは良いが、買う気にはなれない。
いらないよとヨーナスに言おうと思ったが、マルガレータの言葉が聞こえたので、僕は言葉を呑み込んだ。
「エリーゼ!」
エリーゼと呼ばれた少女は、マルガレータに気づいた。
「マルガレータ様……」
マルガレータは少女がエリーゼであると確認すると、直ぐに僕の前で土下座した。
「マクシミリアン様、お願いがあります。どうかエリーゼをお買い上げください。お金が必要というのであれば、私を奴隷として売り飛ばしていただいて構いません」
「マルガレータ、落ち着こうか。ひとまずわけを聞かせてほしい」
額を地面に擦り付けるマルガレータを立たせて、どうしてそこまでするのかを訊ねた。
「私が嫁いだのはレンネンカンプ子爵家でした。子爵の長男オスカー様には嫌われておりましたが、その娘のエリーゼは私に懐いてくれていたのです。子供の居なかった私も、我が子のように可愛がっておりました。この子のためなら私はどうなっても構いません、どうか、どうかエリーゼを買ってください」
マルガレータは事情を話してくれ、そしてまた僕に頭を下げた。
そこまでされたのに、断る理由もない。
僕はヨーナスを見た。
「事情はわかった。ヨーナスいくら?」
「お買い上げですか。マクシミリアン様ですから言い値で構いませんよ」
「よく言うよ、マルガレータも呼んだのは売るためでしょう」
「仕入れる商品はきちんと調べますからね。でも、言い値でというのは私なりの感謝ですよ。マクシミリアン様がいなかったら、今回みたいな大儲けは出来ませんでしたからね」
ヨーナスの言葉に、ブリュンヒルデの表情が一瞬険しくなった。
ヨーナスもそれに気づく。
「おっと、マクシミリアン様の奥方に失礼でしたな」
「構いませんわ。マクシミリアン、早く値を決めてさしあげて」
ブリュンヒルデに促され、1億マルクを提示した。
「そんなにいただけるんですか?」
「だって、ヨーナスは僕が10億マルクって言ったじゃない。安いくらいだと思ったけど」
「マクシミリアン、貴方が10億マルクとはどういうことかしら?」
ブリュンヒルデは僕が自分を担保に、ヨーナスから3000億マルクを借りたことを知らなかった。
それを教えてあげる。
「呆れた。それでは私が勝っていたら、あそこに貴方が居たかもしれませんの。家にお金を借りるとかすればよろしいのに」
「家の力は借りたくなかったんだよね。貸してもらえたかもわからないし」
ほら、僕残念な子供だったから。
それに、お金を借りた情報も罠だったしね。
それはブリュンヒルデには言わなかった。
「でも、エリーゼを買ってはみたけど、どうしようかな。身の回りの世話をしてもらうのは足りているし」
家にはメイドが既にいる。
エリーゼもそこに加わってもらう必要はない。
「第二夫人でよろしくてよ」
ブリュンヒルデがそんなことを言ったので、彼女の顔を見たがさも当然との態度だ。
「それに、マルガレータも妻として迎えればいいのですわ。貴方は今爵位が余ってますから、どんどん子供を作って勢力を拡大するべきかと」
「そんなに妻を娶るの?」
「今、公爵領も辺境伯領も貴族の数が減って、管理の手が足りないのですから、私たちの子供に継がせるのも良いでしょう。普通は継がせる土地がなくて困るものですが、逆に継がせるものがいなくて困っている状況ですわよ」
父も義父も寄り子が破産して夜逃げしたり、領地を返上したりして、代官すら足りないって嘆いていたなあ。
その者たちの爵位はまとめて僕が持っているし。
身の丈に合わない投機はやっちゃだめだよね。
僕の言えたことじゃないけど。
ブリュンヒルデと話していると、エリーゼが檻から出されてきた。
彼女はマルガレータに抱かれて、その腕の中でずっと泣いている。
マルガレータはそんなエリーゼを母親のようにずっと抱きしめていた。
「他の者たちはお買い上げになりませんか?」
ヨーナスにそう言われたが、僕はそれを断った。
「どう扱っていいのかわからないよ。それに、僕のところに来るよりもいい待遇があるかもしれないじゃない」
「またまたご冗談を。マクシミリアン様が買わなければ、彼らは変態貴族の慰みものですよ。それでも買い手がつかなければ娼館に売ります。そんなところがマクシミリアン様よりも待遇が良いわけがございません」
「そうか」
僕があまり興味なさそうに返事をしたので、ヨーナスは少し驚いたようだった。
「マクシミリアン様はお優しいので、彼らのことを案じて全員お買い上げになると思ってました」
「そうでもないさ。相場に賭けて負けたなら、その報いを受けるのは当然だよ。彼らは賭けてないのかもしれないが、親が今回逆に儲けていればその恩恵にあずかったはずだ。負けた時だけなにもないなんて都合が良すぎだよ」
「確かにそれもありますか。まあ、マクシミリアン様がその歳で相場に真剣に打ち込み過ぎってのはありますが、今回は他の者が軽い気持ちで相場に臨んだ結果ですね」
「うちの妻が一番真剣にやっていたよ」
僕はブリュンヒルデの手を取った。
ブリュンヒルデは突然のことで驚くが、直ぐに平静を取り戻す。
国家のために動き、負けても僕に嫁いで次の相手と戦うための資金を確保しようとする。
哲学があって相場を張る理想の女性だ。
「ブリュンヒルデは最高の女性だよ」
「なっっっ」
僕の突然の告白にブリュンヒルデの顔が真っ赤になった。
「マクシミリアン様は政略結婚だと伺ってましたがね」
ヨーナスはニヤニヤとこちらを見てくる。
単なる噂好きのおっさんと化していた。
「世間がどう言おうとも、僕はブリュンヒルデが好きだ」
そう言ったら、ブリュンヒルデは顔を真っ赤にしたまま固まってしまった。
「どうしたの?」
「こんな、他人の前でそんなことを言わないでくださいませ!」
ブリュンヒルデは僕の手を引っ張ると、急いで馬車の方へと歩いていく。
マルガレータとエリーゼも慌ててついてきた。
背中の方からヨーナスが
「またのお越しをお待ちしております」
と挨拶してきたが、振り返ることは出来なかった。
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