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第218話 設備の清掃には気を付けろ
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偶然って恐ろしいですね。
T●Y●TAの車名ってどうにも呪われているというかなんというか。
ISって名前でテロリストが出てきたり、コ■ナって名前のウィルスが世界的に流行したり。
いや、元々は王冠っていう意味でしたよね。
じゃあそのうちクラウンも……
いや、それはないか。
日産ではその昔、ラシーンという名前の車がありました。
羅針盤が元になっていると言われましたが、タガログ語では酔っ払いを意味します。
それを言ったらマツダのラピュタはスペイン語で売春婦って意味になりますね。
あ、だからデリヘルの送迎に使われていたのか。
後半は伏字が面倒になったのでそのまま書きました。
この辺は後出しなので、名前つけたやつは反省しろって話ですが。
ただ、TNGAは後出しでもやりすぎだよね。
狙ってやってるだろ!
それでは本編いってみましょう。
今日はサイノスとカレンに呼ばれて賢者の学院に来ていた。
相談内容はスタンフラッシュの筒の外側に傷がついているものが多発しているというものだった。
冒険者ギルドでもこのアイテムを仕入れて販売しているので、傷のクレームが増えていたことから、何らかの対策をさせなければと話題になっていたところであった。
「よく来てくれたわね。仕入れている工房に傷検査の徹底をお願いしたんだけど、『やってる!』ってすごい剣幕で言われちゃってね。その後も傷が止まらないから、どうしようか悩んでいたのよ」
カレンは若干おかんむりであった。
まあ、不良品を納入されて、それを指摘したら逆ギレされたら仕方ないだろう。
それが本当に仕入先の原因ならばな。
「まずは製造工程を見せてもらおうか」
「ここのかい?」
サイノスが驚いたように聞き返す。
「当然。まずは自責を疑わないとね」
俺の言葉に二人は納得がいかないようで、不満そうな表情を隠しもしない。
この辺は異世界でも一緒だな。
俺は苦笑する。
「仕入先の工房に付け入る隙を与えたくないだろ?こちらが完璧だと謂うことを先ずは確認してから攻撃するんだよ」
そう言って納得させた。
実は傷の発生場所は同じ場所であり、手作業よりも、ゴーレムによるラインがあるこの学院の可能性が高いのだ。
そうでなくとも、下流から調査するのは基本だけど。
二人に案内されて学院の製造工程を見せてもらえた。
早速加工前の筒を選別する。
「仕入れた筒には傷は無いか」
傷の発生数からすると、ここで傷がないのであれば、やはりこの後の工程で傷をつけているはずだな。
「ラインを動かせるか?」
「わかったよ」
サイノスがラインを動かす。
俺は投入から順に筒が流れていくのを目で追う。
そして、魔法付与の工程から梱包に持っていく処で異変に気付いた。
「ここで倒れ防止のピンに筒が当たっているね」
「なんだって!!」
サイノスが驚く。
彼は付与魔法を使っているので、ゴーレムの腕が筒をピンに当てるのが見えないようだ。
カレンにも確認をお願いして、もう一度ラインを動かす。
「本当にここで当たっているわね」
梱包箱から筒を取り出したカレンが、傷をさわりながらそう言う。
こうなると二人とも認めざるを得ない。
「発生工程はここだったな」
俺の言葉に二人は首肯した。
「さて、発生工程がわかったけど、ピンがどうして当たるようになったかだな」
俺はピンをじっくりと観察した。
すると、筒を支える三本のピンのうち、筒に当たるピンだけが少し傾いているのに気が付いた。
少し内側に傾いており、そのせいで筒に当たっているのだろう。
「このピンだけが少し傾いているな。元々なのかわからないが、最近ピンを交換したり、ゴーレムのチィーチングをし直したりした?」
突然当たるようになったとしたら、原因はこの辺だろうか。
「どっちもないなー」
サイノスに両方とも否定されてしまった。
そうなると、気が付かないうちに曲げてしまったか?
「あっ!そういえば最近学生に清掃させたな。傷が出たとクレームが来たのもそのあとからだ」
サイノスが思い出した。
「じゃあその学生に聞き取りだな」
講義を受けていた学生が教室から出てくるのを待って、製造ラインまで来てもらい聞き取りを開始した。
「曲げた記憶は無いですね」
若い男子の学生はめんどくさそうに答えた。
「じゃあ、清掃時にこのピンに触れなかった?」
「奥を拭くのに触りましたが、それが原因ですか?曲がるほどの力はかけてませんよ」
本人がとぼけているのか、本当に気付かなかったのかは不明だな。
再現トライさせてみるか。
俺は曲がっていないピンを指差した。
「こっちのピンで同じようにやってみてほしい。こっちは曲がってないのは測定済みだからね」
俺に促され、学生は渋々と再現する。
「これでいいですか?」
作業台の奥を拭く真似をした学生は俺に訊ねたので、手を離していいよと指示した。
「さて、これを測定してみるとだな……」
測定結果はやはり、再現トライ前と比較してピンが曲がっていた。
その事を三人に伝える。
学生はみるみる青ざめた。
いつか見た光景だな。
バレて焦ったのか、無意識でやっていたからなのかはわからんけど、自分の責任でピンが曲がったことがつまびらかになってしまったからな。
「サイノス、清掃を学生に手伝わせる時は、触ってはいけないところをちゃんと指示しないと駄目だぞ」
俺は敢えてサイノスに大きな声で注意した。
何も知らない人間が設備の清掃をすれば、触ってはいけないところを触る可能性は高い。
前世でも真空蒸着機の内部を清掃したときに、温度計を曲げてしまい、ラインを稼働させたら温度計が製品に干渉してしまい、塗装不良を作ってしまった経験がある。
温度計あるところにモップ突っ込んじゃったのだが、知らないとそうするよねってなった。
指示する人間に問題があるんだよ。
あとは、ラインを稼働させたときのチェックが適切だったのかや、ピンの材質や面取りが適切だったのかってのもあるけど、誰かに対策書を提出する訳じゃないから、そこはやめておこう。
うん、実にいい加減な品質管理だな。
思わず自分に突っ込んでくすりと笑ってしまった。
「笑う処じゃないわよ」
カレンに見つかってしまってばつがわるい。
ピンの再作成をするように指示して、足早にその場を立ち去った。
※作者の独り言
設備の清掃も大きな変化点ですよね。
ピンを曲げるのもあれば、切り粉を治具や稼働部が噛んでいて、それを気付かずに調整していたため、切り粉を除去したら寸法が出なくなったりと。
専属の作業者が清掃するぶんにはいいのですが、暇になって手の空いた作業者を、関係ないラインの設備清掃に従事させるとやらかすんですよね。
T●Y●TAの車名ってどうにも呪われているというかなんというか。
ISって名前でテロリストが出てきたり、コ■ナって名前のウィルスが世界的に流行したり。
いや、元々は王冠っていう意味でしたよね。
じゃあそのうちクラウンも……
いや、それはないか。
日産ではその昔、ラシーンという名前の車がありました。
羅針盤が元になっていると言われましたが、タガログ語では酔っ払いを意味します。
それを言ったらマツダのラピュタはスペイン語で売春婦って意味になりますね。
あ、だからデリヘルの送迎に使われていたのか。
後半は伏字が面倒になったのでそのまま書きました。
この辺は後出しなので、名前つけたやつは反省しろって話ですが。
ただ、TNGAは後出しでもやりすぎだよね。
狙ってやってるだろ!
それでは本編いってみましょう。
今日はサイノスとカレンに呼ばれて賢者の学院に来ていた。
相談内容はスタンフラッシュの筒の外側に傷がついているものが多発しているというものだった。
冒険者ギルドでもこのアイテムを仕入れて販売しているので、傷のクレームが増えていたことから、何らかの対策をさせなければと話題になっていたところであった。
「よく来てくれたわね。仕入れている工房に傷検査の徹底をお願いしたんだけど、『やってる!』ってすごい剣幕で言われちゃってね。その後も傷が止まらないから、どうしようか悩んでいたのよ」
カレンは若干おかんむりであった。
まあ、不良品を納入されて、それを指摘したら逆ギレされたら仕方ないだろう。
それが本当に仕入先の原因ならばな。
「まずは製造工程を見せてもらおうか」
「ここのかい?」
サイノスが驚いたように聞き返す。
「当然。まずは自責を疑わないとね」
俺の言葉に二人は納得がいかないようで、不満そうな表情を隠しもしない。
この辺は異世界でも一緒だな。
俺は苦笑する。
「仕入先の工房に付け入る隙を与えたくないだろ?こちらが完璧だと謂うことを先ずは確認してから攻撃するんだよ」
そう言って納得させた。
実は傷の発生場所は同じ場所であり、手作業よりも、ゴーレムによるラインがあるこの学院の可能性が高いのだ。
そうでなくとも、下流から調査するのは基本だけど。
二人に案内されて学院の製造工程を見せてもらえた。
早速加工前の筒を選別する。
「仕入れた筒には傷は無いか」
傷の発生数からすると、ここで傷がないのであれば、やはりこの後の工程で傷をつけているはずだな。
「ラインを動かせるか?」
「わかったよ」
サイノスがラインを動かす。
俺は投入から順に筒が流れていくのを目で追う。
そして、魔法付与の工程から梱包に持っていく処で異変に気付いた。
「ここで倒れ防止のピンに筒が当たっているね」
「なんだって!!」
サイノスが驚く。
彼は付与魔法を使っているので、ゴーレムの腕が筒をピンに当てるのが見えないようだ。
カレンにも確認をお願いして、もう一度ラインを動かす。
「本当にここで当たっているわね」
梱包箱から筒を取り出したカレンが、傷をさわりながらそう言う。
こうなると二人とも認めざるを得ない。
「発生工程はここだったな」
俺の言葉に二人は首肯した。
「さて、発生工程がわかったけど、ピンがどうして当たるようになったかだな」
俺はピンをじっくりと観察した。
すると、筒を支える三本のピンのうち、筒に当たるピンだけが少し傾いているのに気が付いた。
少し内側に傾いており、そのせいで筒に当たっているのだろう。
「このピンだけが少し傾いているな。元々なのかわからないが、最近ピンを交換したり、ゴーレムのチィーチングをし直したりした?」
突然当たるようになったとしたら、原因はこの辺だろうか。
「どっちもないなー」
サイノスに両方とも否定されてしまった。
そうなると、気が付かないうちに曲げてしまったか?
「あっ!そういえば最近学生に清掃させたな。傷が出たとクレームが来たのもそのあとからだ」
サイノスが思い出した。
「じゃあその学生に聞き取りだな」
講義を受けていた学生が教室から出てくるのを待って、製造ラインまで来てもらい聞き取りを開始した。
「曲げた記憶は無いですね」
若い男子の学生はめんどくさそうに答えた。
「じゃあ、清掃時にこのピンに触れなかった?」
「奥を拭くのに触りましたが、それが原因ですか?曲がるほどの力はかけてませんよ」
本人がとぼけているのか、本当に気付かなかったのかは不明だな。
再現トライさせてみるか。
俺は曲がっていないピンを指差した。
「こっちのピンで同じようにやってみてほしい。こっちは曲がってないのは測定済みだからね」
俺に促され、学生は渋々と再現する。
「これでいいですか?」
作業台の奥を拭く真似をした学生は俺に訊ねたので、手を離していいよと指示した。
「さて、これを測定してみるとだな……」
測定結果はやはり、再現トライ前と比較してピンが曲がっていた。
その事を三人に伝える。
学生はみるみる青ざめた。
いつか見た光景だな。
バレて焦ったのか、無意識でやっていたからなのかはわからんけど、自分の責任でピンが曲がったことがつまびらかになってしまったからな。
「サイノス、清掃を学生に手伝わせる時は、触ってはいけないところをちゃんと指示しないと駄目だぞ」
俺は敢えてサイノスに大きな声で注意した。
何も知らない人間が設備の清掃をすれば、触ってはいけないところを触る可能性は高い。
前世でも真空蒸着機の内部を清掃したときに、温度計を曲げてしまい、ラインを稼働させたら温度計が製品に干渉してしまい、塗装不良を作ってしまった経験がある。
温度計あるところにモップ突っ込んじゃったのだが、知らないとそうするよねってなった。
指示する人間に問題があるんだよ。
あとは、ラインを稼働させたときのチェックが適切だったのかや、ピンの材質や面取りが適切だったのかってのもあるけど、誰かに対策書を提出する訳じゃないから、そこはやめておこう。
うん、実にいい加減な品質管理だな。
思わず自分に突っ込んでくすりと笑ってしまった。
「笑う処じゃないわよ」
カレンに見つかってしまってばつがわるい。
ピンの再作成をするように指示して、足早にその場を立ち去った。
※作者の独り言
設備の清掃も大きな変化点ですよね。
ピンを曲げるのもあれば、切り粉を治具や稼働部が噛んでいて、それを気付かずに調整していたため、切り粉を除去したら寸法が出なくなったりと。
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