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抱きしめられて
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◆◆◆◆◆
ジェラールはセックスを終わると、早々に上着を着こんで制服を整えた。
「船長、俺も服着ていいですか?」
「ジェラールと呼べ。それと、オリヴィエは男娼だろ?裸でいる事にもっと慣れろ」
「ジェラールが制服を着たのは、もうセックスをする意思はないということでしょ?なら、俺が裸でいる意味がないです」
「今夜は天候が荒れそうだからな。何時でも操舵室に行けるように、制服を着る必要がある。天候が安定しているなら、三発はしたいところだが・・仕方ない」
「でも、海は静かですよ?」
「今は静かだが、ギスランが船酔いしているなら確実に海は荒れる。あいつの船酔いは、天候を予想するのに役立つ」
「そうですか・・」
俺の色気不足が原因で、何時も一発しかしないのかと思ってた。天候のせいで、俺には一発だったのか。なら、少しは愛されてるのかな?
まあ、俺は・・ギスランの船酔い時の、代替え愛人に過ぎないのだから、過度な期待はやめとこう。
「船長~。数発する時は、ギスランとお願いします。愛人二号の俺には、船長の太いペニスは荷が重いです。まじ、一発で腰と尻がヤバイです」
「お前は柔すぎる!」
「申し訳ないです、船長~」
「ジェラールと呼べ、オリヴィエ。とにかく、しばらくは裸でいて俺を楽しませろ」
「操舵室には行かないのですか?」
「貴様はそんなに俺に裸を見られたくないのか!もういい、服を着ろ!」
「ありがとうございます、船長!」
売春船の舵取りは副船長に一任しているジェラールだが、気候が荒れる日は操舵室にいる事が多い。でも、しばらくは船長室にいるのかな?
そんな事を考えながら服を着込んでいると、ジェラールがワインボトルを棚から取り出した。
「オリヴィエ、ワインを飲むか?」
「ジェラール!好きっ、ワイン、好き!」
「お前はワインを飲むために、俺の愛人になったんじゃないだろうな?セックス中のテンションと違いすぎるだろ!」
「ジェラールの精液も好き!」
「次のセックスでは、あれを口に咥えさせてやる。さあ、ワインを飲め」
ジェラールがグラスにワインを注いで、俺に手渡してくれた。俺はゆっくりと口に含んだ。うっまい!
「美味しいです、ジェラール」
「ああ、美味いな」
「そうだ、ジェラール。次の寄港では、リンゴ酒か梨酒を多めに仕入れて貰えますか?船員は水の代わりにビール飲んでますが、病人にはビールはきついみたいです。ギスランも辛そうだし」
「そうだな。多めに仕入れるか」
「よろしくお願いします」
売春船は大陸に沿って航海し、多くの港に寄港しては男食家専用の売春宿となる。なので、大陸間を航海する船よりは、飲料水や食料の質は良い。それでも、水は傷みやすく、船員はビールを飲むことが多い。
「オリヴィエ、口を開け」
「えっ、んっ・・!」
ジェラールに抱き寄せられ、唇を奪われた。歯列を割って舌が侵入する。互いの舌に濃厚なワインの芳香が絡み、それをトロトロ舐め合った。
「んっ、ジェラール」
「オリヴィエ」
酒で体が火照っているのか、ジェラールの愛撫に酔っているのかわからなくなる。そのままベッドに押し倒し倒された俺は、グラスのワインをシーツに溢してしまった。
勿体無いと思いながら、ジェラールとのキスをやめられなかった。
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ジェラールはセックスを終わると、早々に上着を着こんで制服を整えた。
「船長、俺も服着ていいですか?」
「ジェラールと呼べ。それと、オリヴィエは男娼だろ?裸でいる事にもっと慣れろ」
「ジェラールが制服を着たのは、もうセックスをする意思はないということでしょ?なら、俺が裸でいる意味がないです」
「今夜は天候が荒れそうだからな。何時でも操舵室に行けるように、制服を着る必要がある。天候が安定しているなら、三発はしたいところだが・・仕方ない」
「でも、海は静かですよ?」
「今は静かだが、ギスランが船酔いしているなら確実に海は荒れる。あいつの船酔いは、天候を予想するのに役立つ」
「そうですか・・」
俺の色気不足が原因で、何時も一発しかしないのかと思ってた。天候のせいで、俺には一発だったのか。なら、少しは愛されてるのかな?
まあ、俺は・・ギスランの船酔い時の、代替え愛人に過ぎないのだから、過度な期待はやめとこう。
「船長~。数発する時は、ギスランとお願いします。愛人二号の俺には、船長の太いペニスは荷が重いです。まじ、一発で腰と尻がヤバイです」
「お前は柔すぎる!」
「申し訳ないです、船長~」
「ジェラールと呼べ、オリヴィエ。とにかく、しばらくは裸でいて俺を楽しませろ」
「操舵室には行かないのですか?」
「貴様はそんなに俺に裸を見られたくないのか!もういい、服を着ろ!」
「ありがとうございます、船長!」
売春船の舵取りは副船長に一任しているジェラールだが、気候が荒れる日は操舵室にいる事が多い。でも、しばらくは船長室にいるのかな?
そんな事を考えながら服を着込んでいると、ジェラールがワインボトルを棚から取り出した。
「オリヴィエ、ワインを飲むか?」
「ジェラール!好きっ、ワイン、好き!」
「お前はワインを飲むために、俺の愛人になったんじゃないだろうな?セックス中のテンションと違いすぎるだろ!」
「ジェラールの精液も好き!」
「次のセックスでは、あれを口に咥えさせてやる。さあ、ワインを飲め」
ジェラールがグラスにワインを注いで、俺に手渡してくれた。俺はゆっくりと口に含んだ。うっまい!
「美味しいです、ジェラール」
「ああ、美味いな」
「そうだ、ジェラール。次の寄港では、リンゴ酒か梨酒を多めに仕入れて貰えますか?船員は水の代わりにビール飲んでますが、病人にはビールはきついみたいです。ギスランも辛そうだし」
「そうだな。多めに仕入れるか」
「よろしくお願いします」
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「オリヴィエ、口を開け」
「えっ、んっ・・!」
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「んっ、ジェラール」
「オリヴィエ」
酒で体が火照っているのか、ジェラールの愛撫に酔っているのかわからなくなる。そのままベッドに押し倒し倒された俺は、グラスのワインをシーツに溢してしまった。
勿体無いと思いながら、ジェラールとのキスをやめられなかった。
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