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また指名してね
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◆◆◆◆◆
『お迎えでござい』の言葉に二人はハッとして身をはなす。散花は慌てて懐紙を取ると、柔らかく揉んで喜助の陰茎を丁寧に拭く。
「ん?喜助さん‥‥」
「何も言うな」
「でも、勃ってきてるけど」
「お前がちんたら拭くからや。もう拭けたやろ。着物を着せてくれ」
喜助が照れくさそうに背を向けたので、散花は黙って着物を着付けた。喜助の着付けが終えると散花も素早く着物を纏う。
「散花、陰間茶屋まで送っていくわ」
「ありがとう、喜助さん。でも、茶屋の男衆が迎えに来るから、どうぞ気遣いせんといて。それよりまた指名してくれる?」
散花が甘えた声でそう応じると、喜助は陰間の手を取り引き寄せる。そして、耳元で囁く。
「商売上手やな、散花。金稼いだらまた通う。ちゃんと指名するから待っとれ」
「はい、喜助さん」
散花の返事に満足したのか、喜助は先に部屋を出た。散花は一人になると簡単に部屋を片付け後にする。
散花が春を売っていたのは料理屋の二階座敷。階段を降りていくと、茶屋の男衆がいた。喜助はすでに料理屋を後にしたようなので、迎えの男衆に声を掛けた。
「弥太郎さん、おまたせ」
「散花、悪いけど助っ人頼む」
「助っ人?」
散花が首を傾げると弥太郎が気まずそうに口を開く。
「指名された陰間が泣いて、客の部屋から逃げ出してもうてな。今は部屋に連れ戻したが、どうも閨が上手くいかんようで‥‥」
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『お迎えでござい』の言葉に二人はハッとして身をはなす。散花は慌てて懐紙を取ると、柔らかく揉んで喜助の陰茎を丁寧に拭く。
「ん?喜助さん‥‥」
「何も言うな」
「でも、勃ってきてるけど」
「お前がちんたら拭くからや。もう拭けたやろ。着物を着せてくれ」
喜助が照れくさそうに背を向けたので、散花は黙って着物を着付けた。喜助の着付けが終えると散花も素早く着物を纏う。
「散花、陰間茶屋まで送っていくわ」
「ありがとう、喜助さん。でも、茶屋の男衆が迎えに来るから、どうぞ気遣いせんといて。それよりまた指名してくれる?」
散花が甘えた声でそう応じると、喜助は陰間の手を取り引き寄せる。そして、耳元で囁く。
「商売上手やな、散花。金稼いだらまた通う。ちゃんと指名するから待っとれ」
「はい、喜助さん」
散花の返事に満足したのか、喜助は先に部屋を出た。散花は一人になると簡単に部屋を片付け後にする。
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「弥太郎さん、おまたせ」
「散花、悪いけど助っ人頼む」
「助っ人?」
散花が首を傾げると弥太郎が気まずそうに口を開く。
「指名された陰間が泣いて、客の部屋から逃げ出してもうてな。今は部屋に連れ戻したが、どうも閨が上手くいかんようで‥‥」
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