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第39話 第1回『エロ動画射精会』1

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遂に、第一回『エロ動画射精会』が開かれる日がやってきた。風紀委員の活動が妨げられない様に、学園が休日の日に『エロ動画射精会』を開く事となった。

参加者は以下の通りである。

まずは、風紀委員の皆様。パウル・ミュラー、ウォーレン・ヒル、アルフレッド・ノーマン。
そして、風紀委員のサポート係である、ハッシュ・アルカロイド。
特別ゲストの、アイリス=スノードロップ。
実験対象として凌辱モブから、フィスト・ファック。

以上、六人が参加する。『監視係』の僕は、第一回『エロ動画射精会』を完全なる成功に導くために入念に準備をした。まず、会場は風紀委員の部室の休憩室。アルフレッド・ノーマンがぶっ壊した休憩室の扉は、既に新しいものに取り換え済みだ。

休憩室にはトイレもシャワールームも完備されており、『エロ動画射精会』には最適な環境と言えた。ベッドも六つあるので、参加者六人がベッドの上で自由な体位で射精してもらえるだろう。休憩室が精液臭くなるのを防ぐために、風紀委員の部費で換気システムを取り付けた。僕は『監視係』として不正をする者がいない様に、ベッドの間を歩き回るつもりだ。

ベッドにはネームプレートを付けてあるので、参加者はスムーズにベッドに誘導する事が出来た。さて、ここで主催者である『監視係』の僕は挨拶する事になった。

「えー、皆さま。第一回『エロ動画射精会』に快くご参加いただきありがとうございます。僕は『監視係』のライカ=ベラドンナと申します。よろしくお願いいたします。まず皆様には、裸になっていただきベッド上に用意いたしましたバスローブに着替えて頂きます。バスローブのポケットにはコンドームを十個は用意しておりますので、まずは最初にコンドームパッケージを開き、ペニスへの装着をお願いいたします」

僕が挨拶を終えると、風紀委員の皆とハッシュが喜んでバスローブに着替えてペニスにコンドームを装着してくれた。そんな中、特別ゲストのアイリスから僕に質問が飛んできたので視線を向けた。

「ねえ、ライカ。僕は特別ゲストだからバスローブに着替える必要はないんだよね?ベッドに寝っ転がって、高級菓子を食べていればいいんだよねぇ?」
「勿論です、アイリス!!君は特別ゲストだから、射精会に参加しなくていいよ。高級茶も用意してあるから好きに飲んでね。時々、可愛いポーズを取ってくれると、更なる上等な高級菓子を出すから頑張って!」
「了解!」

今度は凌辱モブのフィスト・ファックから怒号が飛んできた。

「おい、ライカ=ベラドンナ。これはどういう事だ!風紀委員でもない俺が、『エロ動画射精会』などという馬鹿げた催しに参加する理由はないだろ!しかも、俺だけベッドに縛り付けられているのはどういう事だ!!」
「えーっと、君は『凌辱モブ』のフィスト・ファックさんですね。ご参加ありがとうございます」
「俺はこんなものに参加する意思は無かったぞ!!あそこの奴に攫われてベッドに縛られた。意味が分からない。これは、不細工なお前を襲った事への復讐なのか、ライカ?いや、俺はお前を襲ってはいないはずだ。え、襲ったっけ??あー、それより『凌辱モブ』と俺を呼ぶな!気持ちがもやもやするーー!!」

フィストを攫いベッドに縛ったのは、ハッシュ・アルカロイドだ。彼は完璧に処理してくれた。フィストを裸にすると、ペニスにコンドームは装着してバスローブを着つけて、ベッドに四肢を縛り付けてくれた。完璧だ。

「フィスト君を攫って完璧なる処理をしてくれたのは、僕の幼馴染のハッシュだ。ハッシュ、完璧な仕事をありがとう。ハッシュにはクスリも提供してもらって感謝してもしきれない。えー、それではただいまよりとてもエロい花々の受粉シーン動画を流します。アブラナ科やナス科、ユリ科も用意しております。恐らくエロ受粉動画により自力で射精できるとは思いますが、もしも無理な場合にはハッシュのスペシャルな勃起促進剤や射精促進剤を積極的にご利用ください」

僕が照明を落として液晶ディスプレイに最高にエロイ受粉動画を流し始めた。だというのに、フィスト・ファックはまだ文句をたらたら述べている。

「ちょっと待て、俺はまだ納得していないぞ、ライカ!!」

「フィスト・・君は自分の状況をよく理解した方がいいよ?隣のベッドにアイリス=スノードロップがいるだけで、フィストのペニスは勃起して今にも発射しそうじゃないか。機械的調教を受けたばかりなのに、全く効果がないみたいだね。流石は『凌辱モブ』だ。今、フィストはアイリスを襲いたくて仕方ないはずだ・・違うかな?」

「違わねーー!!俺は、アイリスを襲いたい!!ファックしたい!!くそっ、この戒めを解け!!今すぐアイリスに挿入しなければ俺は生きている意味を失う。自我の喪失だ!俺は、アイリスをファックする為に生まれてきたに違いない。ああ、アイリスーーーー!!」

フィスト・ファックはゲーム補正により、『凌辱モブ』として精神を支配されたようだ。ベッドの上でエクソシストの映画並みに体を上下に動かしている。その姿を見ていた隣のベッドのアイリスが顔を顰めた。

「ライカ、隣の奴が不快だ。高級菓子が不味くなる」
「安心して欲しい!君には特別なプレゼントを用意した。ハッシュが理事長のカール先生を決死の覚悟で隠し撮りしてくれた。その写真を僕が素敵にアレンジして写真集に仕上げたんだ。それを見ながら心置きなく菓子を食べて、くつろいでほしい」
「おおー、見せて見せて!!」
「これだよ、アイリス」

アイリスに特製の写真集を渡すと、アイリスは顔を赤らめて悲鳴を上げた。

「きゃぁあ、カール先生のシャワーシーンーーーああっんーーーーー!!」

「うおーーーー、アイリスーーーーーー!!」

アイリス・スノードロップの可愛い悲鳴に反応して、『凌辱モブ』のフィスト・ファックが早速射精した。僕は、両手に手袋を嵌めるとフィストのペニスから慎重にゴムを外し、新しいコンドームを装着しようとした。だが、高まっていたフィスト・ファックに二回目の射精を許してしまった。

「うぎゃぁあ!!」

顔面にフィスト・ファックの精液を被弾した僕は、慌ててシャワールームに駆け込んだ。同時に、ハッシュもシャワールームに駆け込んできた。ハッシュもコンドームにたっぷり精液をためていた。



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