上 下
25 / 48

陰間の仕込み方

しおりを挟む
◆◆◆◆◆

『歴史人』からの抜粋

江戸の性職業 #021
永井 義男

◇◇◇

>つまり、陰間茶屋の主人が、あらたに仕入れた十二、三歳の少年に、衆道を仕込んでいるところである。

>右手の指の爪をよく切っておいてから、最初の夜は、油薬などを塗ってすべりをよくした小指を、男の子の肛門に挿し込む。スッとはいるようなら、翌日か翌々日、今度は薬指を挿し込み、抜き差しを繰り返す。

 一日置いてから、三度目は人差し指を挿し込む。

 次の日は、中指を入れてみて、さらには親指を押し込み、よく慣れさせる。

その後、人差し指と中指の二本を合わせて挿し込み、抜き差ししてから、いよいよ陰茎を挿入するようにする。

 こうすれば、自然と肛門を拡張して、どんな陰茎でも受け入れられるようになる――と。

 >けっして無理をせず、日数をかけて順応させているのがわかる。時間をかけて育てていると言ってもよかろう。


◇◇◇



これが、陰間の拡張法。

この描写はBL小説で使える!
いや、使えるかな(〃ω〃)

陰間は商品として大切にされたけど、少年の内が華なので陰間の命は短しです。


◆◆◆◆◆
しおりを挟む

処理中です...