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三国志シリーズ

臥龍

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#創作BL #140字小説

「師匠、お呼びでしょうか?」

師匠と呼ばれる心地良さに長く留めすぎた。
 
「お前にはもう教える事はない。私が望むことはお前がよき主に出逢い大望を果たすこと。旅立ちなさい」

「師匠、私は‥」

「『臥龍』の名をあげよう。君はわかっている筈だ。もう私から学ぶ事は無いことを」



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