1 / 9
ヤクザと元警察官
しおりを挟む
◆◆◆◆◆◆
親友の鈴木瑛太とスマホで会話中に、安堂隆一が背後から僕を抱きしめてきた。
「わわっ、ちょっと待って!」
『おーい、要?どうした?』
「おわっ!?」
安堂は僕をソファーに押し倒すと、背後から覆い被さる。僕が背後の安堂を睨むと、彼はにやりと笑って体を触ってきた。
「あー、瑛太?飲みに行く件オッケーだ。瑛太は、仕事終わるの何時になる?」
『事件の発生なしなら、三時間後に交代』
「了解。じゃあ、何時もの店で合流ってことで。じゃあ、また後でっ、んっ、ひやぁ!」
『要ぇ~、お前は何をしてるんや?まさか、俺と電話しながら自慰してるんと違うやろな?』
「その通りです!自慰してます!寂しい独身ですから。じゃ、後でな」
『要~?』
ブチッ。
僕は慌ててスマホの電源を切った。自慰はしていない。だが、安堂が僕のズボンと下着を脱がし、アナルに指を突っ込んでいた。
「はぁ、んっ!安堂さん、ちょい待って。これから出掛けるから、マジで止めて!」
「お前は俺に囲われてる自覚が無さすぎる!旦那が帰ってきてんのに、男と堂々と電話するとか・・愛人としての自覚が足りねーよ」
「はぁ、ん。愛人とは違いますから」
「何が違う?」
指でやわやわとアナルを広げられ体が火照る。尻穴を弄られただけで、快感に溺れる自分の体が恥ずかしい。恥ずかしくて涙溢れそう。
「僕は安堂さんの個人秘書です!最初はそういう約束でした。ここも従業員の寮だって言ってたのに!はぁっ、んあ。ちょ、マジで突っ込んできたりしないよね?出掛けるって言ってるでしょうが!」
「『笹原要は、安堂さんの愛人です』って言えや。言わねえと、速攻で突っ込むぞ。尻穴ひくひくさせて、ただの個人秘書とか言うか、普通?」
「愛人の漢字理解してます?部屋から逃げ出したら、怖い連中送ってきて連れ戻すとか、『愛する人』に対する扱いじゃないでしょ!つうか、ヤクザに囲われる男の愛人とか嫌すぎる。いゃっ、んぁっ!」
じゅぶりと太いペニスが体内に挿入された。ぐちゃぐちゃと音を立てながら、肉棒が奥に進む。腹部への圧迫感に耐えられず、僕の腰をがっちり掴む安堂の腕を叩いた。
「苦しいっ、マジで、やっめて!」
「ち、確かに・・狭すぎんな。しゃあねえ、いくわ。お前のちんぽ触らせろ」
安堂にいきなりペニスを握られ、僕は体を震わせた。安堂は亀頭を指で撫でたあと、ペニスを擦り上げる。快感が全身を包みペニスが立ち上がる。
「あっん!やぁっ、隆一さん。らめ、出る!」
「俺も出すぞ!」
安堂が腰を激しく動かし始めた頃には、僕のペニスからはとろとろと白濁が零れていた。
「はっ、あっん!やらぁ!」
「ぐっ」
体内に中だしされた刺激で、僕のペニスは高まりソファーに射精していた。一回しただけで、かなり疲れている。僕も若くないなと妙な事を考えながら、腰を動かし男のペニスを抜き出した。
「ソファーがベトベトだよ。掃除が大変だ」
「お前がソファーに向かって射精したからだろ。俺はお前の中に出したから汚してねーし。まあ、部下に掃除させっから気にするな」
太ももからドロリと精液が流れて、気持ち悪い。シャワーを浴びようとソファーから立ち上がると、安堂に抱きしめられてキスされた。キスが終わると僕の髪を撫でながら、安堂が耳元で囁く。
「俺から逃げ出せると思うなよ、笹原?」
「僕以外の愛人にも、そんな脅しを掛けてるの、安堂さん?とにかく、僕は出掛けるから、これ以上は干渉しないで欲しい」
「ちっ、わかったよ。男と寝るなよ?」
「親友と寝たりしないよ」
「どうだかな?」
僕は安堂の言葉には応じず、浴室に向かった。でも、尻が痛いから歩き方が妙だ。実に、情けない限りだ。
◆◆◆◆◆
親友の鈴木瑛太とスマホで会話中に、安堂隆一が背後から僕を抱きしめてきた。
「わわっ、ちょっと待って!」
『おーい、要?どうした?』
「おわっ!?」
安堂は僕をソファーに押し倒すと、背後から覆い被さる。僕が背後の安堂を睨むと、彼はにやりと笑って体を触ってきた。
「あー、瑛太?飲みに行く件オッケーだ。瑛太は、仕事終わるの何時になる?」
『事件の発生なしなら、三時間後に交代』
「了解。じゃあ、何時もの店で合流ってことで。じゃあ、また後でっ、んっ、ひやぁ!」
『要ぇ~、お前は何をしてるんや?まさか、俺と電話しながら自慰してるんと違うやろな?』
「その通りです!自慰してます!寂しい独身ですから。じゃ、後でな」
『要~?』
ブチッ。
僕は慌ててスマホの電源を切った。自慰はしていない。だが、安堂が僕のズボンと下着を脱がし、アナルに指を突っ込んでいた。
「はぁ、んっ!安堂さん、ちょい待って。これから出掛けるから、マジで止めて!」
「お前は俺に囲われてる自覚が無さすぎる!旦那が帰ってきてんのに、男と堂々と電話するとか・・愛人としての自覚が足りねーよ」
「はぁ、ん。愛人とは違いますから」
「何が違う?」
指でやわやわとアナルを広げられ体が火照る。尻穴を弄られただけで、快感に溺れる自分の体が恥ずかしい。恥ずかしくて涙溢れそう。
「僕は安堂さんの個人秘書です!最初はそういう約束でした。ここも従業員の寮だって言ってたのに!はぁっ、んあ。ちょ、マジで突っ込んできたりしないよね?出掛けるって言ってるでしょうが!」
「『笹原要は、安堂さんの愛人です』って言えや。言わねえと、速攻で突っ込むぞ。尻穴ひくひくさせて、ただの個人秘書とか言うか、普通?」
「愛人の漢字理解してます?部屋から逃げ出したら、怖い連中送ってきて連れ戻すとか、『愛する人』に対する扱いじゃないでしょ!つうか、ヤクザに囲われる男の愛人とか嫌すぎる。いゃっ、んぁっ!」
じゅぶりと太いペニスが体内に挿入された。ぐちゃぐちゃと音を立てながら、肉棒が奥に進む。腹部への圧迫感に耐えられず、僕の腰をがっちり掴む安堂の腕を叩いた。
「苦しいっ、マジで、やっめて!」
「ち、確かに・・狭すぎんな。しゃあねえ、いくわ。お前のちんぽ触らせろ」
安堂にいきなりペニスを握られ、僕は体を震わせた。安堂は亀頭を指で撫でたあと、ペニスを擦り上げる。快感が全身を包みペニスが立ち上がる。
「あっん!やぁっ、隆一さん。らめ、出る!」
「俺も出すぞ!」
安堂が腰を激しく動かし始めた頃には、僕のペニスからはとろとろと白濁が零れていた。
「はっ、あっん!やらぁ!」
「ぐっ」
体内に中だしされた刺激で、僕のペニスは高まりソファーに射精していた。一回しただけで、かなり疲れている。僕も若くないなと妙な事を考えながら、腰を動かし男のペニスを抜き出した。
「ソファーがベトベトだよ。掃除が大変だ」
「お前がソファーに向かって射精したからだろ。俺はお前の中に出したから汚してねーし。まあ、部下に掃除させっから気にするな」
太ももからドロリと精液が流れて、気持ち悪い。シャワーを浴びようとソファーから立ち上がると、安堂に抱きしめられてキスされた。キスが終わると僕の髪を撫でながら、安堂が耳元で囁く。
「俺から逃げ出せると思うなよ、笹原?」
「僕以外の愛人にも、そんな脅しを掛けてるの、安堂さん?とにかく、僕は出掛けるから、これ以上は干渉しないで欲しい」
「ちっ、わかったよ。男と寝るなよ?」
「親友と寝たりしないよ」
「どうだかな?」
僕は安堂の言葉には応じず、浴室に向かった。でも、尻が痛いから歩き方が妙だ。実に、情けない限りだ。
◆◆◆◆◆
0
あなたにおすすめの小説
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
希少なΩだと隠して生きてきた薬師は、視察に来た冷徹なα騎士団長に一瞬で見抜かれ「お前は俺の番だ」と帝都に連れ去られてしまう
水凪しおん
BL
「君は、今日から俺のものだ」
辺境の村で薬師として静かに暮らす青年カイリ。彼には誰にも言えない秘密があった。それは希少なΩ(オメガ)でありながら、その性を偽りβ(ベータ)として生きていること。
ある日、村を訪れたのは『帝国の氷盾』と畏れられる冷徹な騎士団総長、リアム。彼は最上級のα(アルファ)であり、カイリが必死に隠してきたΩの資質をいとも簡単に見抜いてしまう。
「お前のその特異な力を、帝国のために使え」
強引に帝都へ連れ去られ、リアムの屋敷で“偽りの主従関係”を結ぶことになったカイリ。冷たい命令とは裏腹に、リアムが時折見せる不器用な優しさと孤独を秘めた瞳に、カイリの心は次第に揺らいでいく。
しかし、カイリの持つ特別なフェロモンは帝国の覇権を揺るがす甘美な毒。やがて二人は、宮廷を渦巻く巨大な陰謀に巻き込まれていく――。
運命の番(つがい)に抗う不遇のΩと、愛を知らない最強α騎士。
偽りの関係から始まる、甘く切ない身分差ファンタジー・ラブ!
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました
あと
BL
「お兄ちゃん!人肌脱ぎます!」
完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け
可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…?
攻め:ヴィクター・ローレンツ
受け:リアム・グレイソン
弟:リチャード・グレイソン
pixivにも投稿しています。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
アプリで都合のいい男になろうとした結果、彼氏がバグりました
あと
BL
「目指せ!都合のいい男!」
穏やか完璧モテ男(理性で執着を押さえつけてる)×親しみやすい人たらし可愛い系イケメン
攻めの両親からの別れろと圧力をかけられた受け。関係は秘密なので、友達に相談もできない。悩んでいる中、どうしても別れたくないため、愛人として、「都合のいい男」になることを決意。人生相談アプリを手に入れ、努力することにする。しかし、攻めに約束を破ったと言われ……?
攻め:深海霧矢
受け:清水奏
前にアンケート取ったら、すれ違い・勘違いものが1位だったのでそれ系です。
ハピエンです。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
自己判断で消しますので、悪しからず。
借金のカタで二十歳上の実業家に嫁いだΩ。鳥かごで一年過ごすだけの契約だったのに、氷の帝王と呼ばれた彼に激しく愛され、唯一無二の番になる
水凪しおん
BL
名家の次男として生まれたΩ(オメガ)の青年、藍沢伊織。彼はある日突然、家の負債の肩代わりとして、二十歳も年上のα(アルファ)である実業家、久遠征四郎の屋敷へと送られる。事実上の政略結婚。しかし伊織を待ち受けていたのは、愛のない契約だった。
「一年間、俺の『鳥』としてこの屋敷で静かに暮らせ。そうすれば君の家族は救おう」
過去に愛する番を亡くし心を凍てつかせた「氷の帝王」こと征四郎。伊織はただ美しい置物として鳥かごの中で生きることを強いられる。しかしその瞳の奥に宿る深い孤独に触れるうち、伊織の心には反発とは違う感情が芽生え始める。
ひたむきな優しさは、氷の心を溶かす陽だまりとなるか。
孤独なαと健気なΩが、偽りの契約から真実の愛を見出すまでの、切なくも美しいシンデレラストーリー。
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる