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sideノア
5.
その噂を聞いたのは、クエストを受けるために冒険者ギルドに立ち寄った時だ。
「ルーカスのヤツ、とうとう番を見つけたらしいぜ」
「マジか~。最近あんまり探してる様子なかったから諦めたのかと思ったぜ」
「話を聞いたヤツが言うには、かなりデレデレらしい。アイツがデレるとか、想像つかんな!」
「確かにな!悪いヤツじゃないが、ガタイもイイからそこに居るだけで威圧感あるしな!」
笑いながら話してる2人からそっと離れる。
遂にその時がきちゃったかぁ。
ま、最初っから番が見つかるまでって約束だし。
割り切って関係を続ける事も、恋情を自覚したのにさっさと離れる事もできなかった俺が悪いんだけどね。
恋情を自覚してから1つ決めていた事がある。
アイツが番を見つけたらこの街を出る、と。
俺とアイツの関係は熱の解消のためだけ。ただヤルだけだったから、この繋がりを知ってる奴は殆ど居ないと思う。
だけど、女々しいとは思うけど。俺の気持ちがぐちゃぐちゃで、とても同じ街に居れるとは思えなかった。
それからの行動は早かった。
住んでる部屋の荷物を整理して。
身軽に旅立てる丁度いいクエストを見繕って。
旅立つ前日には住処の契約も解除した。
今日は宿に一泊して、早朝には出ていく。
アイツへの挨拶は……………しない。
「ルーカスのヤツ、とうとう番を見つけたらしいぜ」
「マジか~。最近あんまり探してる様子なかったから諦めたのかと思ったぜ」
「話を聞いたヤツが言うには、かなりデレデレらしい。アイツがデレるとか、想像つかんな!」
「確かにな!悪いヤツじゃないが、ガタイもイイからそこに居るだけで威圧感あるしな!」
笑いながら話してる2人からそっと離れる。
遂にその時がきちゃったかぁ。
ま、最初っから番が見つかるまでって約束だし。
割り切って関係を続ける事も、恋情を自覚したのにさっさと離れる事もできなかった俺が悪いんだけどね。
恋情を自覚してから1つ決めていた事がある。
アイツが番を見つけたらこの街を出る、と。
俺とアイツの関係は熱の解消のためだけ。ただヤルだけだったから、この繋がりを知ってる奴は殆ど居ないと思う。
だけど、女々しいとは思うけど。俺の気持ちがぐちゃぐちゃで、とても同じ街に居れるとは思えなかった。
それからの行動は早かった。
住んでる部屋の荷物を整理して。
身軽に旅立てる丁度いいクエストを見繕って。
旅立つ前日には住処の契約も解除した。
今日は宿に一泊して、早朝には出ていく。
アイツへの挨拶は……………しない。
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