仮面

彼岸に住まう者

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プロローグ

手紙

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きみへ

きみはきっと仮面に気づかない。
僕はきみに仮面を気づかせない。
仮面が剥がれれば僕たちの今の関係が崩れてしまうからね。
僕は今の関係が好き。ただの友人でたわいのない話をする、いたずらをする関係。
きっと守ってみせるよ。

ただたまに、仮面の奥をきみに見せたいと思う時があるんだよ。
だからさ、たまに仮面の奥をチラつかせてもいいかな?
きみが仮面を剥ぐかぼくが仮面を守り続けるのか勝負しようよ。
君が勝ったら全てみせるよ。

この手紙は君へは届かないけれど、ぼくが勝手に申し込んだ勝負を君が知らないうちに始めさせてもらうよ。
期間は卒業までかな。
ではまた、学校で会おう。

仮面を被った少年より
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