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【番外編】海珠(みこと)のその後の話
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ぷりんがこの世を去ってから家の中は静かだった。夜になる度、いつもはカラカラと音がなっていたのに今となっては何も聞こえない。
朝になってもぷりんの姿はもう無い…。数日間はそのような事が毎日のように感覚が麻痺していた。ぷりんが毎日そばにいるようなそこにいるような気がするのだ。
海珠はぷりんのことを思い出す度、目に涙を浮かべながら涙を手で拭いながら授業を受けていた。そんな姿を彼は見ていた。授業が終わると海珠のところにきた。
優多は授業が終わると海珠のところにきた。
『なあ、どうした?泣いてただろ』
『優多…ごめんなさい…ぷりんが…ぷりんが…』
『え…。』
海珠はすべて優多に話した。ぷりんが天国にいったこと。申し訳ない気持ちと悲しい気持ちとが混ざりあって感情が溢れた。優多は話を聞くとそっか…と言うと海珠の頭をぽんぽんと叩いた。海珠は涙を流した。
周りのクラスメイトは一体何があったのか分からずただふたりを見ているだけだった。
海珠は優多にぷりんが最後の挨拶をしに来てくれたことを話した。どうして来てくれたのかすごく気になったんだということを一生懸命話した。すると優多は笑いながら。
『海珠よかったな。ぷりんはお前のことが大好きでいつも遊んでくれてありがとうってことを伝えに来たんじゃないか?』
『そうなの?』
『きっとそうだよ、うん。そうだよ』
『そっか、うん。』
海珠は教室の窓の外を眺めながらぷりんに感謝の言葉を伝えた。
『ぷりん、いままでほんとにありがとう!私あなたと出会えてほんとーによかったよ!』
海珠は精一杯の笑顔で思いを伝えた。優多はそんな海珠のことを見ると名前を呼んだ。
『海珠。』
『ん?』
『放課後暇か?』
『うん。』
『海珠に見せたいものがあるんだ』
『みたい!』
放課後、海珠は優多の後ろを歩いていると途中で優多が止まった。目をつぶってほしいと伝えると海珠の腕をひっぱりながら歩き始めた。しばらく歩いていると立ち止まり目を開けてもいいと海珠にいった。目をあけるとそこに広がっていたのは…。
『うわあ!すごく綺麗…』
そこに広がっていたのは、綺麗な夕焼け。普段このようにしっかりと見ることがないため今回が初めてなのだ。しかもここは来たことのない場所。目の前に夕焼けがあり手をのばしたくなった。掴みたいくらい綺麗な夕焼け。優多はそんな彼女の楽しそうな顔を見るとほっとしたような表情を見せた。
『優多…ほんとにありがとう!』
『海珠、辛い時はいつでも頼ってこい。幼馴染みだからな!』
『うん!ありがとう!』
そして私はぷりんがいつもいつもそばにいてくれてると思いながら優多と共に日々楽しく過ごしていくのであった。
朝になってもぷりんの姿はもう無い…。数日間はそのような事が毎日のように感覚が麻痺していた。ぷりんが毎日そばにいるようなそこにいるような気がするのだ。
海珠はぷりんのことを思い出す度、目に涙を浮かべながら涙を手で拭いながら授業を受けていた。そんな姿を彼は見ていた。授業が終わると海珠のところにきた。
優多は授業が終わると海珠のところにきた。
『なあ、どうした?泣いてただろ』
『優多…ごめんなさい…ぷりんが…ぷりんが…』
『え…。』
海珠はすべて優多に話した。ぷりんが天国にいったこと。申し訳ない気持ちと悲しい気持ちとが混ざりあって感情が溢れた。優多は話を聞くとそっか…と言うと海珠の頭をぽんぽんと叩いた。海珠は涙を流した。
周りのクラスメイトは一体何があったのか分からずただふたりを見ているだけだった。
海珠は優多にぷりんが最後の挨拶をしに来てくれたことを話した。どうして来てくれたのかすごく気になったんだということを一生懸命話した。すると優多は笑いながら。
『海珠よかったな。ぷりんはお前のことが大好きでいつも遊んでくれてありがとうってことを伝えに来たんじゃないか?』
『そうなの?』
『きっとそうだよ、うん。そうだよ』
『そっか、うん。』
海珠は教室の窓の外を眺めながらぷりんに感謝の言葉を伝えた。
『ぷりん、いままでほんとにありがとう!私あなたと出会えてほんとーによかったよ!』
海珠は精一杯の笑顔で思いを伝えた。優多はそんな海珠のことを見ると名前を呼んだ。
『海珠。』
『ん?』
『放課後暇か?』
『うん。』
『海珠に見せたいものがあるんだ』
『みたい!』
放課後、海珠は優多の後ろを歩いていると途中で優多が止まった。目をつぶってほしいと伝えると海珠の腕をひっぱりながら歩き始めた。しばらく歩いていると立ち止まり目を開けてもいいと海珠にいった。目をあけるとそこに広がっていたのは…。
『うわあ!すごく綺麗…』
そこに広がっていたのは、綺麗な夕焼け。普段このようにしっかりと見ることがないため今回が初めてなのだ。しかもここは来たことのない場所。目の前に夕焼けがあり手をのばしたくなった。掴みたいくらい綺麗な夕焼け。優多はそんな彼女の楽しそうな顔を見るとほっとしたような表情を見せた。
『優多…ほんとにありがとう!』
『海珠、辛い時はいつでも頼ってこい。幼馴染みだからな!』
『うん!ありがとう!』
そして私はぷりんがいつもいつもそばにいてくれてると思いながら優多と共に日々楽しく過ごしていくのであった。
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