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金髪男子と彼女のお話シリーズ(NLらしくない)
お題「銀髪」
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「君はロリコンだったのか!」
豪奢な金髪の彼が私に震える声でそんな事を言った。
「ロリコンって。確かに銀髪のキャラは好きだけど、なんでロリコンにならなくちゃいけないの」
あきれた声で言うと、彼がさっと訂正する。
「あ? ああ、そうだな。ロリコンじゃなくて、ショタコンだったか」
ちがう、そっちじゃない。
というか、どこでそういう言葉を覚えてくるのよ。ああ、私が漫画アニメ好きだからいけないのか。
「ロリでもショタでもどっちでもいいけど、なんで銀髪がつながるのか解らないよ」
そう言うと彼は顎に少し手を当てて、俯く。
「銀髪って子供に多い色なんだよ。かくいうボクも銀髪だった」
「本当!?」
「ああ。妹も銀髪だったけど、年齢とともに色が濃くなって……」
「なんですって?」
そんな、銀髪が失われるなんて世界の損失だわ!
それよりも。
「写真見せて!」
「そういうと思って持ってきた」
ため息をついて、彼は妹と一緒に写ってる写真を見せる。
やべぇ、天使が二体いる。
「やっぱ、こうなるか」
歓喜のあまり奇声を発していた私は、彼の残念な目に気づくことは無かった。
豪奢な金髪の彼が私に震える声でそんな事を言った。
「ロリコンって。確かに銀髪のキャラは好きだけど、なんでロリコンにならなくちゃいけないの」
あきれた声で言うと、彼がさっと訂正する。
「あ? ああ、そうだな。ロリコンじゃなくて、ショタコンだったか」
ちがう、そっちじゃない。
というか、どこでそういう言葉を覚えてくるのよ。ああ、私が漫画アニメ好きだからいけないのか。
「ロリでもショタでもどっちでもいいけど、なんで銀髪がつながるのか解らないよ」
そう言うと彼は顎に少し手を当てて、俯く。
「銀髪って子供に多い色なんだよ。かくいうボクも銀髪だった」
「本当!?」
「ああ。妹も銀髪だったけど、年齢とともに色が濃くなって……」
「なんですって?」
そんな、銀髪が失われるなんて世界の損失だわ!
それよりも。
「写真見せて!」
「そういうと思って持ってきた」
ため息をついて、彼は妹と一緒に写ってる写真を見せる。
やべぇ、天使が二体いる。
「やっぱ、こうなるか」
歓喜のあまり奇声を発していた私は、彼の残念な目に気づくことは無かった。
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