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雑多な未分類掌編共(単発完結シリーズ)
お題「セーラー服」
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「セーラー服って日本の産んだ最たる魔改造品だよな」
なんだそれ。
ふと呟いた友人に、俺はあきれた。
「セーラー服って、水兵だよな。何故女性向けなのだ。日本は軍服まで魔改造をしたのか!?」
「おちつけ、お前は何をいってる?」
「大体、バニーガールっぽい下半身のセーラーバニーだの、セーラー水着だの何でもありだしな」
まぁそうだが。
「全くもって、日本人は不謹慎な魔改造ばっかしていると思うのだよ。これではクールジャパンのクールが寒くなってしまう」
ふんす。と鼻息荒く言う友人にどうどう。と手で押さえるゼスチャーをする。
「まぁまて、一応な、由緒あるセーラー服は色々諸説があってな。学ランってあるだろ?」
「最近見かけないけど、詰め襟のやつか」
「うん、あれ陸軍っぽいだろ」
「だな」
「だから女性は水兵」
「なんだそれ。馬鹿にしているのか?」
「まぁ、眉唾だけど、そもそも、日本の女学生に勧めたのは外人のエリザベスさんだよ」
「マジかよ」
「でもブリーツスカートの考案は日本人の男の太田さん」
「男が考案したからあんなにも」
「そそる」
「うむ」
なんだそれ。
ふと呟いた友人に、俺はあきれた。
「セーラー服って、水兵だよな。何故女性向けなのだ。日本は軍服まで魔改造をしたのか!?」
「おちつけ、お前は何をいってる?」
「大体、バニーガールっぽい下半身のセーラーバニーだの、セーラー水着だの何でもありだしな」
まぁそうだが。
「全くもって、日本人は不謹慎な魔改造ばっかしていると思うのだよ。これではクールジャパンのクールが寒くなってしまう」
ふんす。と鼻息荒く言う友人にどうどう。と手で押さえるゼスチャーをする。
「まぁまて、一応な、由緒あるセーラー服は色々諸説があってな。学ランってあるだろ?」
「最近見かけないけど、詰め襟のやつか」
「うん、あれ陸軍っぽいだろ」
「だな」
「だから女性は水兵」
「なんだそれ。馬鹿にしているのか?」
「まぁ、眉唾だけど、そもそも、日本の女学生に勧めたのは外人のエリザベスさんだよ」
「マジかよ」
「でもブリーツスカートの考案は日本人の男の太田さん」
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「そそる」
「うむ」
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