パウー掌編集

さく

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雑多な未分類掌編共(単発完結シリーズ)

お題「人妻・ロリ」(R18/NTR)

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 この状況をどう言えば良いのか。
 目の前の幼女を眺めながら、頭を抱えていた。

「本当に君枝さんなの?」
「本当ですよ、私も困ってるんです」

 年齢にそぐわない物腰に、さらに苦虫をかみつぶしたような顔をしてしまう。

 そりゃそうだ。

 お隣に住んでる人妻が、いきなり俺好みのロリになって目の前にいるのだ。
 人妻だった頃は、正直ストライクゾーンから離れていたから、まーったく興味が無かったが今は違う。
 さらっさらの髪の毛と、ちょっとぷっくりした頬。
 似合わないダボダボのエプロンで、素肌が露わになっている。
 悲鳴が聞こえて駆け込んだらこんな姿になっていたのだ。
 旦那は仕事中。俺はというと絶賛職探し中という名のプー太郎だ。

(しまったな、こんなことなら、無精髭くらい剃っておくべきだった)

 ぞりっと親指と人差し指であご髭を摘まむ。
 髪の毛もボサボサだったし、正直ドストライクの幼女の前に出る格好ではない。

「本当、どうしましょう……」

 相変わらず物腰はババアのそれだ。
 いや、ババアというのはちょっと語弊があるか。でも俺からすれば二十代でもババアなのだから仕方が無い。

「そうですねぇ。まぁ……」
(良くある、エロマンガ展開では、えっちすると、元に戻る)

 そんな事を言いかけて、言葉を止めた。
 いや、でも、実年齢は……うん、全く問題無い。旦那としてるはずだから、処女って訳でもないだろうし。

 あ、実際若返ってるしソコはどうなんだろ。

「どうかなさいました?」

 きょとんとした顔で俺の顔を覗き込んでくる。
 物腰ババアなくせにこの表情は破壊力抜群だ。

「なにか思い当たる節でも?」
「あー、あー……」
「あ、もしかして、エッチしたら直るとか言おうとしました?」
「ぶはっ」

 盛大に吹き出してわたわたと謝罪すると、彼女が愛らしく微笑む。

「ふふっ冗談ですよ。こんな姿の私に欲情なんてしないでしょうし、そもそも……って、ええっ」

 覆い被さるように、俺が彼女の前に立ちはだかる。

「いいんですかい。奥さん、あたしゃこれでも、我慢してるんですぜぇ」

 わざと芝居がかって言うと、ノリノリで返してくる。

「や、やめて、私には旦那がっ、ぷぷっ」

 耐えきれず語尾が笑ってしまっているが、逆にそれが可愛い。というか、顔はしっかり笑いをこらえているし。
 くそう。

「まぁ、本当、ダメ元でも、やってみるのはやぶさかじゃないですよ、君枝さん」
「ひゃぁっ」

 首筋に顔を埋めて、うなじの辺りの匂いを嗅ぐ。
 日向のような、温かな香りが鼻腔を抜けていく。

「ちょ、草薙さん?あ、まって」
「待ちません」

 鼻息荒く彼女の匂いを堪能しながら、だぶだぶのエプロンの間に手を滑り込ませる。
 自分の手の平に、ひんやりした彼女の体温と、張りのある肌、ちょっとこつこつしたあばらの感触と、少しぷっくりした胸の感触を堪能する。
 揉めるほどではない乳房から、乳首にゆびを這わせるとピクッと体を震わせ反応する。

「あ、感じました?」

 あえて意地悪く言う。

「旦那さんにいつもしてもらってるでしょうし、まぁたまには別の男にしてもらうのも新鮮でいいですよ」
「ね、やっぱり、やめません?」
「もうダメですよ。引き返せません」

 そう言って、乳首の先端をつまみ、ひねりあげると、君枝の体が大きくのけぞる。

「ありゃ、君枝さん、なんかずいぶん感度いいですねぇ」

 こころなしか、君枝の息が荒い。

「沈黙は、肯定と取りますよ……」

 そういって、今度は下半身に手を伸ばした。

「……もしや、濡れてます?」

 わざわざ聞く必要もないのだ。指先にはしっかりと湿り気を感じているのだから。
 ふいっと顔を背けるのを見て、さらに続ける。

「奇遇ですね。俺も濡れてるんですよ……」

 すっと立ち上がり、ズボンを下ろすと、しっかりと張ったテントの頂上がじんわりと濡れている。
 君枝の手をとり、その先端を指で確かめさせる。

 ぬるりとしたその感触に手を反射的に引っ込める仕草がとても可愛らしい。
 そんな彼女を抱きかかえると、ベッドにそのまま持って行く。
 二人が行為をしていると推測されるベッドの上で、ヤるのは少々罪悪感があるものの、それ以上に俺はテンパっていた。

 どさっと君枝をベッドの上において、衣服を剥ぎ取る。
 白く、透き通るような肌にピンク色の乳首と、閉じられている貝のようなあそこが目に焼き付ついた。
 しかし、確かにキラキラとぬめりが反射しているのが遠目でも判る。

「自慢ではないですが、自分のちょっとおっきいとおもってますので。だから、ちょっと、解させてもらいますね」

 そういって、彼女の脚をすくい上げるようにして抱え、腰をしっかりとホールドした状態でその筋にそって舌を這わせる。

「んっ、んんっ」

 喘ぎ声を我慢するような声が耳に届くが、お構いなしにねぶっていく。
 ちょっとしょっぱさと酸っぱさが混ざった彼女の味を味わいながら、彼女の感度が上がっていく事に喜びを感じていた。

 そろそろ頃合いかと、中指と薬指を突き入れると、ふたたび彼女の体が弓なりに反る。
 そのままくぱっとひらくと、伸縮性は問題ない。内壁をぞりっとえぐると、彼女が嬌声を上げる。

「君枝さん、どうやら、処女はもどってないようですよ」
「え……あっ」

 トロンとした顔で、呆けた事を言う。これはもう、このままイクしかないでしょう。
 そう思い、パンツを脱ぎその辺に放る。
 鼻息を荒くして、彼女の割れ目にあてがうと、見慣れた自分のそれが恐ろしい凶器に見えてくる。
 彼女の臍にしたたったカウパーが水たまりを作り、早くしろとせがんでいるようだった。
 ゆっくりと、まるで剣豪が、刀を鞘に収めるがごとく、割れ目に沿って滑らせると、そのまま亀頭を、彼女の中にねじ込む。

 う……流石にちょっとキツいか?

 やや鈴口がめくりあげられる感触があったものの、彼女自身も十分濡れており、亀頭さえ収まってしまえば後はスムーズであった。

「君枝さん、先っぽ、はいっちゃいましたよ」

 本当に入ったのは先っぽだけだ。
 しかし、彼女と自分の間に掛かる橋のような陰茎の長さが、最終的に彼女にねじ込む大きさだと思うとやはり抵抗感がある、しかし、先端だけでは、自分も我慢の限界だった。
 君枝の目尻にうっすらと涙が浮かんでいるが、見て見ぬふりをすることにして、徐々に腰を落としていく。

「ふっうっ………」

 膣道を突き進む亀頭への刺激が半端なく気持ちよくて、思わず声が漏れる。
 そして、最奥まで届いた感触を先端に感じたものの、一センチほど余ってしまった。
 しかし、その一センチが俺はもどかしく、そのままおくにぐっと押し込む。

「んっぐ」

 君枝から変な声が漏れる。
 しかし、俺は自分のモノを全て飲み込んだ君枝に妙な愛おしさを感じていた。

「ああ、君枝さん、こんなにちっちゃいのに、俺の全部飲み込んでくれて。もし元に戻らなくても、俺が全身全霊をかけてちゃんと守って面倒も見てあげるからね……」

 そう言って、腰を引き、どちゅっと奥に突き入れる。
 一気に最奥まで滑らせる快楽は格別であった。
 溢れる愛液によってスムーズに動くが、締め付けも申し分がない。

 俺は君枝を胸に抱きかかえ、一心不乱に腰を動かしていた。

「君枝、君枝!!」

 彼女の名前を連呼しながら、彼女の体を思いやる事なく腰をバンバンと打ち付ける。
 いつしか、彼女の声がだんだんと艶を帯びてきて、そして、甘い吐息を伴っていった。
 そうだよく考えたら、俺、ゴムとかしてないや。

 生理とか、どうなんだろ……。
 でも、なんだか、気持ちよすぎて、もういいや。
 バレたら旦那に殺されるかな……?

 ああ、でも……もう、いいや、この瞬間だけは、君枝は俺の女だ。
 稲妻のような快楽が走り抜け、そしてその滾った欲望が君枝の幼い体にぶちまけられる。
 突き刺したままの状態でケツをぷるぷるさせながら、俺はこの世の最高の快楽に酔いしれていた。

 そして、ふっと世界が暗転する。

 射精した後はいつもそうだ、猛烈な睡魔に襲われる………。
 ここで寝るのは不味い。とても不味い。
 そうだ、判っているのに、その睡魔に抗う事なく、俺は意識を手放していった。

 目が覚めると、いつもの寝慣れた万年床の上に横たわっていた。
 のそりと起き上がり、眠い目をこすりながら辺りを見回す。
 うん、どう考えても俺の部屋だ。
 枕元の時計を見ると、午前十時を示していた。

 まさか、部屋まで運んでくれて、そのまま一晩寝て締まったのか。
 いや、そんな事は無いだろ。こう見えても自分は70kgほどある。

 一方成人した君枝さんは、やや細身で、力があるように見えない。
 とても自分を運べるとはおもえないだろう。
 夢かぁと大きく息を吐き出す。

 やらかした後悔半分、残念感半分、そんな感情がない交ぜになって、自分の欲求不満感にせせら笑いながらいると、ドアベルが鳴る。

 すっと立上がると、目線になにか違和感があった。
そして、玄関までいったところで、大きな声をあげてしまった。

「な、なんじゃこりゃぁぁ!」

 ドアの取っ手が妙に高い位置にある。
 ドアスコープを見ることが出来ない。

 あ、なに、俺の背めっちゃ縮んでる? なんで??
 混乱していると、がちゃっとドアが開く。

「あ、やっぱり……もどってないのね」

 上の方から、あの愛くるしい方ではなくババアのほうの君枝さんが声をかけてきた。

 君枝さんが俺に説明をしてくれている。

「あの後君が寝込んじゃった後ね――」

 どうやら、だんだんと、俺の体が縮んでいき、少年の姿になっていったようなのだ。
 一方、君枝さんのほうは、若干若返ったような気がしないでもない。肌とかつやつやしてる。

 確かに鏡をみて愕然とはした。
 確かに、昔の俺だ。

「原因が判らない以上、誰にも相談できないし、どうしようかしら」

 そんなことを言う。
 そりゃそうだ。俺だってこんなの人のバレたくはない。
 幸いなことに、目下プー太郎である。そういう意味ではラッキーであったとしかいいようがない。

「それはそうと……」

 君枝が切り出す。

「君、結構可愛い子だったんだねぇ」
「ぶはっ」
「エッチしたら直るかもしれないけど…。ああ、でも直らないかもしれないわねぇ」
「ちょ、ちょっとまって」
「待ちません。あの時あなた無理矢理私のことレイプまがいにやったじゃないの!」
「あ、あれは治療の一環で」
「じゃぁ、コレも治療の一環ね。ってあら?」

 その間はよせ。

「こっちもお子様サイズになってるのね、可愛い。
「やーめーてー」

 俺の苦難は別の意味で続く事になりそうだった。
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