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第2話 転生希望先にスライムを出してみた件
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『えーと、本当に神様なんですか?』
少しトーン落とした声で疑うように聞いてみる。
『なんじゃその疑ってますよと言わんばかりの態度は。
わしをよく見てみぃ。
おぬしの普段からイメージしている神の通りになっとるはずじゃ!』
そう言われて改めてこの自称神をよく見てみる。
頭皮と皺、手に持った杖、白いジュディーオングのような服、そして今気付いたが頭の上の光る輪っか、確かに僕が普段思い描いている神のイメージだ。
『おぬし、今わしの服を見てジュディーオングみたいだと思ったの?
若いのによくそんなことを知っておるのぉ。』
いきなり図星を突かれて心拍数が少し上がる。
『ど、どうしてそんなことがわかるんですか?』
『そりゃ、わしは神じゃからのぅ。』
ただのキ印じゃなくて本当に神なのか?
念の為にもう一つだけ聞いてみる。
『その頭の上の輪っかってどうなっているんですか?』
『ああこれはな、おぬしがよく一人で家にいるときに見ているDVDに出ていた撮影用ライトを頭の上に浮かべているだけじゃ。
DVDのタイトルは確かAV戦士・・・』
あわてて遮る。
『わ、わ、いいです。
わかりました。
信じます!』
他人に本棚の本をまじまじと見られると恥ずかしいものだが、アダルトビデオともなるとその100倍は恥ずかしい。
死んでからもこんな辱めを受けるとは。。。
気を取り直して神に質問する。
『それで、なんで神様はここにいるんですか?』
『それはのぅ、さっきも言うたが隕石に当たって死ぬなんてあまりに不憫でのぅ。
なにせ有史以来二人目じゃ。
少しばかり願いをかなえてやろうと思ってのぅ。
好きな世界へ転生させてやるぞい。』
なんと、これは転生フラグだったのか。
『じゃあ、例えばファンタジーな世界でいろいろチートな能力があるスライムに転生とかってできます?』
神はやや渋い顔をしながら答える。
『それはちと難しいのぅ。』
少し残念に思いながら聞き返す。
『それは、空想上の世界だからですか?』
『いや、そうではなくての。
既に似たような世界があると難しいんじゃよ。
ほら、著作権法のからみとかあるからのぅ。』
なんと、神の口から著作権法なんて言葉を聞くことになろうとは。
『いや、神様でしょ?人間じゃないんだから著作権法とか関係なくないですか?』
神は残念そうに言う。
『そんなことはないぞ。神にもできんことはある。
例えば鉄板の上にわしが載ったとして、その鉄板をわし自身は持ち上げることはできんからの。
こういうのを神のパラドックスというらしいのぅ。』
なんだか僕の知っているパラドックスと違う。
全能の神がいたとして全能の神が持ち上げられない岩を作り出せないとか、そんな話だったと思うのだが。
気持ちを切り替えて聞いてみる。
『じゃあ、どんなことができるんですか?』
神は顎に手を当てながら答える。
『そうじゃのう。おぬしは山登りはしたことがあるか?』
『そりゃ、何回かはありますけど。』
『その山に行った時に石がピラミッドみたいに積んであることがあるじゃろ。
あれがわしの力じゃ。』
僕は疑わしい気持ちを隠そうともせず言う。
『え、あれって登山者が積んでるんじゃ。。。』
すると神は、
『神のまねごとをする不心得者もおるが、あれはわしが落石をうまく誘導しとるのじゃよ。
他には眼鏡を無くした時に額に戻してやったりするのもわしの業じゃ。
さっきはおぬしの授業の出席簿を書き換えてやったぞい。』
うーん、聞けば聞くほど胡散臭い。
著作権は気にするのに私文書偽造はいいのか?
少しトーン落とした声で疑うように聞いてみる。
『なんじゃその疑ってますよと言わんばかりの態度は。
わしをよく見てみぃ。
おぬしの普段からイメージしている神の通りになっとるはずじゃ!』
そう言われて改めてこの自称神をよく見てみる。
頭皮と皺、手に持った杖、白いジュディーオングのような服、そして今気付いたが頭の上の光る輪っか、確かに僕が普段思い描いている神のイメージだ。
『おぬし、今わしの服を見てジュディーオングみたいだと思ったの?
若いのによくそんなことを知っておるのぉ。』
いきなり図星を突かれて心拍数が少し上がる。
『ど、どうしてそんなことがわかるんですか?』
『そりゃ、わしは神じゃからのぅ。』
ただのキ印じゃなくて本当に神なのか?
念の為にもう一つだけ聞いてみる。
『その頭の上の輪っかってどうなっているんですか?』
『ああこれはな、おぬしがよく一人で家にいるときに見ているDVDに出ていた撮影用ライトを頭の上に浮かべているだけじゃ。
DVDのタイトルは確かAV戦士・・・』
あわてて遮る。
『わ、わ、いいです。
わかりました。
信じます!』
他人に本棚の本をまじまじと見られると恥ずかしいものだが、アダルトビデオともなるとその100倍は恥ずかしい。
死んでからもこんな辱めを受けるとは。。。
気を取り直して神に質問する。
『それで、なんで神様はここにいるんですか?』
『それはのぅ、さっきも言うたが隕石に当たって死ぬなんてあまりに不憫でのぅ。
なにせ有史以来二人目じゃ。
少しばかり願いをかなえてやろうと思ってのぅ。
好きな世界へ転生させてやるぞい。』
なんと、これは転生フラグだったのか。
『じゃあ、例えばファンタジーな世界でいろいろチートな能力があるスライムに転生とかってできます?』
神はやや渋い顔をしながら答える。
『それはちと難しいのぅ。』
少し残念に思いながら聞き返す。
『それは、空想上の世界だからですか?』
『いや、そうではなくての。
既に似たような世界があると難しいんじゃよ。
ほら、著作権法のからみとかあるからのぅ。』
なんと、神の口から著作権法なんて言葉を聞くことになろうとは。
『いや、神様でしょ?人間じゃないんだから著作権法とか関係なくないですか?』
神は残念そうに言う。
『そんなことはないぞ。神にもできんことはある。
例えば鉄板の上にわしが載ったとして、その鉄板をわし自身は持ち上げることはできんからの。
こういうのを神のパラドックスというらしいのぅ。』
なんだか僕の知っているパラドックスと違う。
全能の神がいたとして全能の神が持ち上げられない岩を作り出せないとか、そんな話だったと思うのだが。
気持ちを切り替えて聞いてみる。
『じゃあ、どんなことができるんですか?』
神は顎に手を当てながら答える。
『そうじゃのう。おぬしは山登りはしたことがあるか?』
『そりゃ、何回かはありますけど。』
『その山に行った時に石がピラミッドみたいに積んであることがあるじゃろ。
あれがわしの力じゃ。』
僕は疑わしい気持ちを隠そうともせず言う。
『え、あれって登山者が積んでるんじゃ。。。』
すると神は、
『神のまねごとをする不心得者もおるが、あれはわしが落石をうまく誘導しとるのじゃよ。
他には眼鏡を無くした時に額に戻してやったりするのもわしの業じゃ。
さっきはおぬしの授業の出席簿を書き換えてやったぞい。』
うーん、聞けば聞くほど胡散臭い。
著作権は気にするのに私文書偽造はいいのか?
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