姫様ごめん!うちのNo.1は俺の事大好きです!

鈴音

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短編

うさぎさん 5【R-18】

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「さきさん可愛い。ほんとに可愛い。」

「んっ。」

片方の手で俺の手を握り、もう片方のほうは押さえるついでとでも言うように太ももを撫で回される。それだけで気持ちよくなってしまう。

でも流石にこの格好は恥ずかしすぎる。

「この格好やだ。」

「ええ…さきさんがしてくれたのに…。」

「違うし!というか見せたからぬいて!」

「いや、止めるってだけの約束なので。抜くって一言も言ってないですもん。」

こいつ悪びれもなく…。最悪だ。

「へりくつ…。」

「ただの事実ですよ。」

「ちぇ。」

「んふふ。可愛い。」

最近舌打ちをすると喜ばれるようになった。きも。
アイ君曰く俺に似てきて可愛いとのことだった。
きも。


「すごい。ほんとに尻尾生えてるみたい。」

「っ…。まじで恥ずかしいからっだめ!」

急にさわさわと尻尾の部分を触ってくる。
ギリギリ俺の体自体には触れてないけれど、それがかえってもどかしい。

「んっ…。」

「かわいいなぁ、動かしていいですか?スイッチ入れないから。」

「やだっ!体制かえっんんっ!」

俺の言葉なんて完全無視でギリギリまで抜かれていくバイブ。

「ぁあ"っ!」

そうかと思ったら一気に奥まで入ってきて、
そのままぐちょぐちょと動かされる。

「可愛い。」

「まっはなしちがぅっ…。んんっ!」

少し前だったら絶対に痛くてたまらなかっただろうに、気持ちよくてしょうがない。
さっきから入れていたからかほぐれているようで痛みもない。
あるのは快感だけ。

「んぁ~っ!」

「きもちいい?」

「きもちぃからやだあっ…。んぁっおくやだっ…。」

「可愛い。」

「んあ"っ!まって…っ!ちがぁっ」

またバイブが振動しだした。
アイくんに押さえつけられながらだから、さっきよりも奥への刺激が強い。

あたまがちかちかしてきた。

「なんかっ…まって、なんかきちゃっ。」

「いいよ。」

よくないむりきもちい。へんになる。
アイ君の手は激しくなるにつれて、俺も気持ちいいしか考えられなくなる。

「やらっむりぃやだやだっ!むりっ!ぃくっ~~~っ!」

目の前が真っ白になって、暴力的な快感が襲ってくる。

中でいった…?経験がないからこれがなんなのかわかんないけど気持ちいい。

「ぁ…はぁ…。」

ずっと気持ちいいが続いてる。
落ち着きたくてなんとか息を整える。

「んぁっ!」

急に無くなった異物感。アイくんの手にはバイブがあって、抜かれたんだと気づいた。

「大丈夫?やりすぎちゃった。ごめんなさい。」

「んぅ…っ。」

頭を撫でてくれる手が気持ちいい。

「はは、さきさん目まっか。本物のうさぎさんみたいで可愛い。」

俺の目元を撫でてそう言うアイ君。
うるさい最低。

「まじで最悪…!嫌なことしないって言った…。止めるって言った…。嘘つき。」

「んー…それはほんとにごめんなさい。
 じゃあもう一つお願い聞くから。」

「そーゆーことじゃない。」

そうやって釣るなんて最低。ばか。
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