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短編
理解と納得 後日談
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「さきさん、昨日チューした?」
アイ君が拗ねた次の日、営業終わりそのままアイ君の家に来た。
というかしっかり連行された。
昨日の確認をされる。本当に抜かりがない。
「した。」
これはしょうがない。
だって、LINE返さなかったのやっぱり怒られたんだもん。
割とご立腹だったし。
あそこから宥めるの結構大変だったんだよ?キスくらいさせてよ。
むしろキスで止めたところを褒めて欲しい。
あっちはその先行くつもりだったよ絶対。
確実にワンチャン狙ってたって。
だって触られそうになったもん。俺の子供ちゃん。
「……したのぉ…?」
ごめんて。そんな悲しい顔で見ないでくれって。
なんか俺が悪いことしたみたいじゃん。
むしろ根本はアイ君のせいじゃない?
まあ俺が勝手に返さなかっただけだけど…。
「ごめんって。キスだけだから。」
「本当?」
「本当。」
「わかった…。」
うわぁ。わかりやすく落ち込んでる。
即座に消毒!とかいってこないあたり落ち込んでる。
いや、こないだまでアイ君も俺も枕してたじゃん。
「あー…。まじでごめんって。」
「んんー…しょうがない…お仕事ですもん。お仕事だからしょうがない…。」
どうやら言い聞かせるフェーズになったらしい。
なにやらぶつぶつ唱え始めた。
なんか申し訳ない。それと俺も少し寂しい。絶対すぐちゅーしてくれると思ってたのに。
「アイくん。消毒は?してくんないの?もう嫌になっちゃった?」
「さきさんそれはやばい。」
アイくんは真剣な顔でそういうと、がっつくように深いキスをしてくる。
「んっ…んん…ふぁ…あっ!?」
アイくんについていくために一生懸命になっていると、急にお尻をがしっと掴まれる。
「チューだけで足りるの?」
ギラギラした目で問いかけてくるアイくん。
その顔はやばい。求めてたやつ。
「んぁっ…足りなぁ。」
俺も期待してた分我慢できなくて、雄の目をしたアイくんに縋るように抱きついてしまう。
「だよね。」
アイくんは満足げに笑って、体を撫で回す。
「もちろん唇もだけど、さきさんのぜんぶ僕のだから。
嫌になるわけないけど、他の女のところに行ったのに唇だけじゃ足りないよね?ぜんぶ消毒してあげる。
もちろん僕もさきさんのだから。さきさんが全部消毒して?」
「ん…。する。」
もうアイくんから与えられる快感から逃げられなくなった俺に拒否権なんかない。
元々拒否なんてする気なんてないけど。
俺の返答を聞いたアイくんは満足したように頷いて、
まるで逃がさないとでも言うようにもう一度唇に噛み付いてきた。
終わり
アイ君が拗ねた次の日、営業終わりそのままアイ君の家に来た。
というかしっかり連行された。
昨日の確認をされる。本当に抜かりがない。
「した。」
これはしょうがない。
だって、LINE返さなかったのやっぱり怒られたんだもん。
割とご立腹だったし。
あそこから宥めるの結構大変だったんだよ?キスくらいさせてよ。
むしろキスで止めたところを褒めて欲しい。
あっちはその先行くつもりだったよ絶対。
確実にワンチャン狙ってたって。
だって触られそうになったもん。俺の子供ちゃん。
「……したのぉ…?」
ごめんて。そんな悲しい顔で見ないでくれって。
なんか俺が悪いことしたみたいじゃん。
むしろ根本はアイ君のせいじゃない?
まあ俺が勝手に返さなかっただけだけど…。
「ごめんって。キスだけだから。」
「本当?」
「本当。」
「わかった…。」
うわぁ。わかりやすく落ち込んでる。
即座に消毒!とかいってこないあたり落ち込んでる。
いや、こないだまでアイ君も俺も枕してたじゃん。
「あー…。まじでごめんって。」
「んんー…しょうがない…お仕事ですもん。お仕事だからしょうがない…。」
どうやら言い聞かせるフェーズになったらしい。
なにやらぶつぶつ唱え始めた。
なんか申し訳ない。それと俺も少し寂しい。絶対すぐちゅーしてくれると思ってたのに。
「アイくん。消毒は?してくんないの?もう嫌になっちゃった?」
「さきさんそれはやばい。」
アイくんは真剣な顔でそういうと、がっつくように深いキスをしてくる。
「んっ…んん…ふぁ…あっ!?」
アイくんについていくために一生懸命になっていると、急にお尻をがしっと掴まれる。
「チューだけで足りるの?」
ギラギラした目で問いかけてくるアイくん。
その顔はやばい。求めてたやつ。
「んぁっ…足りなぁ。」
俺も期待してた分我慢できなくて、雄の目をしたアイくんに縋るように抱きついてしまう。
「だよね。」
アイくんは満足げに笑って、体を撫で回す。
「もちろん唇もだけど、さきさんのぜんぶ僕のだから。
嫌になるわけないけど、他の女のところに行ったのに唇だけじゃ足りないよね?ぜんぶ消毒してあげる。
もちろん僕もさきさんのだから。さきさんが全部消毒して?」
「ん…。する。」
もうアイくんから与えられる快感から逃げられなくなった俺に拒否権なんかない。
元々拒否なんてする気なんてないけど。
俺の返答を聞いたアイくんは満足したように頷いて、
まるで逃がさないとでも言うようにもう一度唇に噛み付いてきた。
終わり
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