137 / 263
麗香
13
しおりを挟む
翌日
漫画を返したい~!って言う京子に半ば無理矢理私とマナとマリが着いていく羽目に……
「リカコーッ!漫画ありがとー!!」
教室のドアを開けながら叫ぶ京子さん
……若干私も恥ずかしいからやめていただきたい
「漫画読むの早くね?」
ギャハハーって笑うギャルたち……
はっきり言って下品
……あー、でも、私も人から見たらこんな感じなのかもね
クラスじゃ騒がしい方だし
京子とマナがちょっとギャルたちと盛り上がっているからクラスを見渡したけど………いない
あのパシられてる人改め吉川ミズホさん
またパシられてるのかな?
そう思って後ろにいるマリに話しかけようと振り向いたら………来た!
吉川さん!妙に多い飲み物の数!
私らを見ることもなくギャルたちの方に一直線の吉川さん
「おー、サンキュー!金はまたでいいよね?」
「……大丈夫です」
お礼は言ってるとはいえ当たり前のようにツケなの!?
前回も後でみたいに言われてなかった!?
「………大丈夫じゃないでしょ?
お金払いなよ、わざわざ買ってきてくれたんだから」
黙って見過ごすができなかった私
思わず、思っていた事を口にしてしまった
私の発言に空気がピシッて凍りついた感じ
一気にこっちに視線が集まった
ギャルたちが「は?」て言ってるけど、私は全く怖くない
「だから、お金払いなよ
それともお金持ってないの?」
私は結構真面目に言ったんだけどね
どこからか小さく吹き出す声とクスクス笑う声が聞こえた
漫画を返したい~!って言う京子に半ば無理矢理私とマナとマリが着いていく羽目に……
「リカコーッ!漫画ありがとー!!」
教室のドアを開けながら叫ぶ京子さん
……若干私も恥ずかしいからやめていただきたい
「漫画読むの早くね?」
ギャハハーって笑うギャルたち……
はっきり言って下品
……あー、でも、私も人から見たらこんな感じなのかもね
クラスじゃ騒がしい方だし
京子とマナがちょっとギャルたちと盛り上がっているからクラスを見渡したけど………いない
あのパシられてる人改め吉川ミズホさん
またパシられてるのかな?
そう思って後ろにいるマリに話しかけようと振り向いたら………来た!
吉川さん!妙に多い飲み物の数!
私らを見ることもなくギャルたちの方に一直線の吉川さん
「おー、サンキュー!金はまたでいいよね?」
「……大丈夫です」
お礼は言ってるとはいえ当たり前のようにツケなの!?
前回も後でみたいに言われてなかった!?
「………大丈夫じゃないでしょ?
お金払いなよ、わざわざ買ってきてくれたんだから」
黙って見過ごすができなかった私
思わず、思っていた事を口にしてしまった
私の発言に空気がピシッて凍りついた感じ
一気にこっちに視線が集まった
ギャルたちが「は?」て言ってるけど、私は全く怖くない
「だから、お金払いなよ
それともお金持ってないの?」
私は結構真面目に言ったんだけどね
どこからか小さく吹き出す声とクスクス笑う声が聞こえた
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
10
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる