立花家へようこそ!

由奈(YUNA)

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28.大和くんの恋の行方

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それから、夕方になって大和くんが帰宅しても、部屋に閉じこもっちゃった。



みんなは気にした様子はないげど、私は気になっちゃうよ。


大丈夫かな……大和くん。。。



そんな私の心配をよそに、お夕飯の時間には大和くんは一階に降りてきて

いつもの雰囲気に戻っていた。


ただ、唯斗くんとは話す事はなかったけど……唯斗くんも話そうとはしなかった。



そんな二人を私は心配していた……けど


翌日には、唯斗くんと大和くんが中良さそうに話していた。



そんな姿を見て、私は拍子抜けしたんだけど……


やっぱり他のみんなは、驚いた様子はなく、いつも通りだった。







「ねー!結局大和兄はどうしたの?彼女候補さんを!」


その日の夜に明くんが唐突に聞くから、みんなが大和くんに注目して

大和くはいつもみたいに笑って一言。



「そんな人、俺にはいないよ?」


って爽やかに言い切った。



「ふぅん。
大和もさぁ、結局は唯斗と同類だよね」


「そうだね。
女を見る目は壊滅的にない」


「遺伝子って怖い!」



葵ちゃん・嵐くん・明くんは口々に言いたい放題言ってるけど



「唯斗よりマシな方だよ、俺は」



「オイ、、俺がマシじゃないって言われたみたいで嫌なんだけど……」




ようやく、いつもの立花家になったって感じ。




やっぱり立花家は

みんな明るくて和気あいあいとした
 


今日みたいな姿が、一番好き。

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