503 / 555
29.体育祭
7
しおりを挟む
体育祭 当日
暑いくらいの、快晴。
「頑張ろうねっ!!」
って言葉がグラウンド中にたくさん飛び交っている。
今日は本番。
やっぱりせっかくやるなら楽しみたいって思いはみんな持っているみたい。
みんな、笑顔。
文化祭の時みたいに、クラスが一つになっている感じ。
最初は、障害物リレー
次に部活対抗リレー
って、最初からリレーばかりで始まった体育祭。
出ない人は観戦席から応援しているんだけど
別のクラスの人に呼ばれたり、次の競技に出るからって理由で
観戦席の人の出入りがものすごく激しかった。
………こういう時、友達が少ない私は絶対にこの場から動かないから、、ちょっとみんなが羨ましかったりするんだけどね。
でも、まぁ、友達は数多ければいいってものじゃないしね。
「次、組別ダンスだって」
「へぇ~。じゃあ遥加とカレン出るね。
振り付け覚えるの大変だったみたいだから見てやるかぁ!」
ひなちゃんと一緒に観客席から見た組別ダンス。
赤組、青組、白組っていう、組に分かれ行う3学年混合のダンス。
体育祭の花形なんじゃないかな?ってくらいどの組も華やかだし、大勢の人が動いて踊って、とにかくすごい!
見てる私はワクワクしたけど、隣でひなちゃんが口を押さえながら
「この振り付けって三年が考えるんだって………無理だわ、絶対に。
来年私は全部リレーに出る」
って、小声で決意表明をしていた。
来年……かぁ、、全然考えられないなぁ、来年の今頃を。
「次、ウチのクラスの人たち出るよ」
「遥加と及川サンと美羽サンと中塚サンと……出る人多くて忘れたけどたくさん出る」
そう言って私達の隣りに座った誠くんとケイくん。
実行委員の二人はあまり観客席にいないから……二人が来たのにはビックリした。
暑いくらいの、快晴。
「頑張ろうねっ!!」
って言葉がグラウンド中にたくさん飛び交っている。
今日は本番。
やっぱりせっかくやるなら楽しみたいって思いはみんな持っているみたい。
みんな、笑顔。
文化祭の時みたいに、クラスが一つになっている感じ。
最初は、障害物リレー
次に部活対抗リレー
って、最初からリレーばかりで始まった体育祭。
出ない人は観戦席から応援しているんだけど
別のクラスの人に呼ばれたり、次の競技に出るからって理由で
観戦席の人の出入りがものすごく激しかった。
………こういう時、友達が少ない私は絶対にこの場から動かないから、、ちょっとみんなが羨ましかったりするんだけどね。
でも、まぁ、友達は数多ければいいってものじゃないしね。
「次、組別ダンスだって」
「へぇ~。じゃあ遥加とカレン出るね。
振り付け覚えるの大変だったみたいだから見てやるかぁ!」
ひなちゃんと一緒に観客席から見た組別ダンス。
赤組、青組、白組っていう、組に分かれ行う3学年混合のダンス。
体育祭の花形なんじゃないかな?ってくらいどの組も華やかだし、大勢の人が動いて踊って、とにかくすごい!
見てる私はワクワクしたけど、隣でひなちゃんが口を押さえながら
「この振り付けって三年が考えるんだって………無理だわ、絶対に。
来年私は全部リレーに出る」
って、小声で決意表明をしていた。
来年……かぁ、、全然考えられないなぁ、来年の今頃を。
「次、ウチのクラスの人たち出るよ」
「遥加と及川サンと美羽サンと中塚サンと……出る人多くて忘れたけどたくさん出る」
そう言って私達の隣りに座った誠くんとケイくん。
実行委員の二人はあまり観客席にいないから……二人が来たのにはビックリした。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
137
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる