20 / 20
第20話 静かなる介入者
しおりを挟む
公的機関の部隊による封じ込め作戦は、無惨な失敗に終わった。吹き飛ばされ、負傷した隊員たち。
さらに破壊を増す現場。そして、依然として圧倒的な力でその場に君臨する、紫色のエネルギー体。絶望的な状況だ。
(どうする……? このままでは……)
俺が倉庫の窓から、為すすべもなく眼下の惨状を見つめていると、不意に視界の端で何かが動いた。
目を凝らすと、それは雪城澪だった。
彼女は、先ほどまで潜んでいたはずの別の建物の屋上から、いつの間にか地上に降り立ち、驚くほど冷静に、そして迅速に、あの紫色のエネルギー体へと近づいていく。
その動きには、戦闘服の部隊が見せたような力強さはないが、無駄がなく、まるで影のように滑らかだった。
(雪城……!? 何をする気だ!?)
彼女はエネルギー体から、危険だが直接的な影響は受けにくいと思われる、絶妙な距離で足を止めた。
そして、懐から手のひらサイズの、黒曜石のような光沢を持つ薄いプレート状のデバイスを取り出す。
澪がデバイスを操作すると、そこから目には見えない何かが放たれたようだった。
エネルギー体に向けて、特殊なスキャンを行っているのか? あるいは、もっと別の……干渉を?
すると、それまで無差別に破壊を繰り返していたように見えた紫色のエネルギー体の動きが、ぴたり、と止まった。
いや、止まったというよりは、その脈動のリズムが僅かに乱れ、まるで戸惑っているかのように、その不定形な体を揺らめかせ始めたのだ。
先ほどの、公的機関の力任せな封じ込めに対する激しい拒絶反応とは、明らかに違う。
澪の干渉は、この異質な存在に対して、何か別の作用を及ぼしているらしかった。
(なんだ……? あれは……?)
俺は息を呑む。澪が使っているのは、魔法か? 超能力か? それとも、俺の知らない未知の技術か? いずれにせよ、彼女がただの転校生でないことは、もはや疑いようもなかった。
彼女は、この異常事態に対処するための、独自の手段と知識を持っている。
彼女の目的は? データ収集か? それとも、このエネルギー体を制御、あるいは破壊することか?
澪の行動によって、状況は新たな局面を迎えていた。
エネルギー体の注意は、明らかに彼女に向けられている。それは、ほんのわずかな時間かもしれないが、他の勢力にとっては介入、あるいは撤退のための「隙」となりうる。
俺にとって、それは……?
この隙に乗じて、俺も何か行動を起こすべきなのか? あのエネルギー体について、あるいは澪について、さらに情報を得るために? それとも、危険すぎる。今度こそ、撤退すべきなのか?
澪の冷静な横顔と、依然として禍々しいエネルギーを放つ紫色の奔流を交互に見ながら、俺の中で再び激しい葛藤が始まった。
時間は、ない。決断しなければならない。
この混沌とした状況で、俺が取るべき、最善の一手とは――。
◇
雪城澪が、未知のデバイスか能力かで、紫色のエネルギー体の注意を引きつけている。
それは、ほんの僅かな時間しかもたないかもしれない、危険な均衡。
俺の視線は、先ほどの衝撃波で吹き飛ばされ、瓦礫の近くで呻いている戦闘服の隊員たちに向けられた。
少なくとも二人、重傷のようだ。このままでは、エネルギー体の次の気まぐれな攻撃の犠牲になるかもしれない。
(……くそっ!)
介入すべきか? 否か? 脳裏で警鐘が鳴り響く。目立てば終わりだ。俺の秘密が露見すれば、平穏など永遠に訪れない。
だが、目の前で人が死ぬかもしれない状況を見過ごせるほど、俺は冷酷になりきれなかった。
あの日の……過去のトラウマが、見殺しにするという選択肢を拒絶する。
決断は、一瞬だった。
俺は倉庫の窓枠を蹴り、音もなく地上へと降り立った。
そして、澪とエネルギー体が対峙している方向とは逆に、負傷した隊員たちへと向かって、全力で駆けた。
身体強化。意識せずとも、俺の体は常人離れした速度を発揮する。風を切る音だけが、俺の存在を証明していた。
「!?」
負傷した隊員の一人が、突然現れた俺に気づき、驚愕の表情を浮かべた。だが、俺は構わず、彼の腕を掴む。
その瞬間、エネルギー体から放たれた紫色の波動の余波が、近くの瓦礫を吹き飛ばし、俺たちに向かって降り注いだ!
(まずい!)
咄嗟に、俺は抱えた隊員を庇うように覆いかぶさりながら、ほんの僅かな念動力を展開する。
それは不可視の力場。瓦礫の軌道をわずかに逸らし、衝撃を和らげる。結界のような派手なものではない。
注意深く観察しなければ、ただ運が良かったようにしか見えないはずだ。
「ぐ……っ!」
衝撃は完全に殺しきれず、背中に鈍い痛みが走る。だが、致命傷は避けられた。
俺はすぐさま体勢を立て直し、負傷した隊員(幸い、意識はあった)を担ぎ上げると、再び驚異的な速度で駆け出した。
もう一人、近くで倒れていた隊員も、同様に担ぎ上げる。二人分の体重は重いが、今の俺には問題ない。
目指すは、現場の外縁部、封鎖線の内側で待機しているであろう後続部隊や救護班がいるであろう方向だ。
俺の動きは、ほんの数秒間の出来事だったはずだ。
混乱した戦場で、エネルギー体と対峙する澪や、後退した部隊、あるいは他の場所に潜むライバル候補が、俺のこの行動をどれだけ正確に認識できたかは分からない。ただ、「何か」が負傷者を運び去った、と見えたかもしれない。それで十分だ。
やがて、封鎖線近くの比較的安全な場所まで辿り着き、俺は担いでいた隊員たちをそっと地面に降ろした。
すぐに他の隊員たちが駆け寄ってくる気配を感じる。
俺の役目は、ここまでだ。
これ以上ここにいれば、誰かに顔を見られ、尋問されるかもしれない。
俺は救助した隊員たちに一瞥もくれることなく、再び闇に紛れるようにして、その場から急速に離脱した。
背後で、救護を求める声や、混乱した指示の声が聞こえる。
俺は走りながら、荒い息をついた。
人を助けた。それは、間違ってはいないはずだ。
だが、そのために、俺はまた力を使った。そして、誰かに見られたかもしれないという、新たなリスクを背負い込んだ。
これは、勝利なのか? それとも、破滅への一歩なのか?
答えは分からない。ただ、俺は走り続けるしかなかった。この混沌とした状況から、一時でも早く逃れるために。
そして、次に自分が何をすべきなのかを、見つけ出すために。
夜空には、依然として禍々しい紫色の光が、まるで巨大な目のように、この街を見下ろしていた。
――第一部 完――
さらに破壊を増す現場。そして、依然として圧倒的な力でその場に君臨する、紫色のエネルギー体。絶望的な状況だ。
(どうする……? このままでは……)
俺が倉庫の窓から、為すすべもなく眼下の惨状を見つめていると、不意に視界の端で何かが動いた。
目を凝らすと、それは雪城澪だった。
彼女は、先ほどまで潜んでいたはずの別の建物の屋上から、いつの間にか地上に降り立ち、驚くほど冷静に、そして迅速に、あの紫色のエネルギー体へと近づいていく。
その動きには、戦闘服の部隊が見せたような力強さはないが、無駄がなく、まるで影のように滑らかだった。
(雪城……!? 何をする気だ!?)
彼女はエネルギー体から、危険だが直接的な影響は受けにくいと思われる、絶妙な距離で足を止めた。
そして、懐から手のひらサイズの、黒曜石のような光沢を持つ薄いプレート状のデバイスを取り出す。
澪がデバイスを操作すると、そこから目には見えない何かが放たれたようだった。
エネルギー体に向けて、特殊なスキャンを行っているのか? あるいは、もっと別の……干渉を?
すると、それまで無差別に破壊を繰り返していたように見えた紫色のエネルギー体の動きが、ぴたり、と止まった。
いや、止まったというよりは、その脈動のリズムが僅かに乱れ、まるで戸惑っているかのように、その不定形な体を揺らめかせ始めたのだ。
先ほどの、公的機関の力任せな封じ込めに対する激しい拒絶反応とは、明らかに違う。
澪の干渉は、この異質な存在に対して、何か別の作用を及ぼしているらしかった。
(なんだ……? あれは……?)
俺は息を呑む。澪が使っているのは、魔法か? 超能力か? それとも、俺の知らない未知の技術か? いずれにせよ、彼女がただの転校生でないことは、もはや疑いようもなかった。
彼女は、この異常事態に対処するための、独自の手段と知識を持っている。
彼女の目的は? データ収集か? それとも、このエネルギー体を制御、あるいは破壊することか?
澪の行動によって、状況は新たな局面を迎えていた。
エネルギー体の注意は、明らかに彼女に向けられている。それは、ほんのわずかな時間かもしれないが、他の勢力にとっては介入、あるいは撤退のための「隙」となりうる。
俺にとって、それは……?
この隙に乗じて、俺も何か行動を起こすべきなのか? あのエネルギー体について、あるいは澪について、さらに情報を得るために? それとも、危険すぎる。今度こそ、撤退すべきなのか?
澪の冷静な横顔と、依然として禍々しいエネルギーを放つ紫色の奔流を交互に見ながら、俺の中で再び激しい葛藤が始まった。
時間は、ない。決断しなければならない。
この混沌とした状況で、俺が取るべき、最善の一手とは――。
◇
雪城澪が、未知のデバイスか能力かで、紫色のエネルギー体の注意を引きつけている。
それは、ほんの僅かな時間しかもたないかもしれない、危険な均衡。
俺の視線は、先ほどの衝撃波で吹き飛ばされ、瓦礫の近くで呻いている戦闘服の隊員たちに向けられた。
少なくとも二人、重傷のようだ。このままでは、エネルギー体の次の気まぐれな攻撃の犠牲になるかもしれない。
(……くそっ!)
介入すべきか? 否か? 脳裏で警鐘が鳴り響く。目立てば終わりだ。俺の秘密が露見すれば、平穏など永遠に訪れない。
だが、目の前で人が死ぬかもしれない状況を見過ごせるほど、俺は冷酷になりきれなかった。
あの日の……過去のトラウマが、見殺しにするという選択肢を拒絶する。
決断は、一瞬だった。
俺は倉庫の窓枠を蹴り、音もなく地上へと降り立った。
そして、澪とエネルギー体が対峙している方向とは逆に、負傷した隊員たちへと向かって、全力で駆けた。
身体強化。意識せずとも、俺の体は常人離れした速度を発揮する。風を切る音だけが、俺の存在を証明していた。
「!?」
負傷した隊員の一人が、突然現れた俺に気づき、驚愕の表情を浮かべた。だが、俺は構わず、彼の腕を掴む。
その瞬間、エネルギー体から放たれた紫色の波動の余波が、近くの瓦礫を吹き飛ばし、俺たちに向かって降り注いだ!
(まずい!)
咄嗟に、俺は抱えた隊員を庇うように覆いかぶさりながら、ほんの僅かな念動力を展開する。
それは不可視の力場。瓦礫の軌道をわずかに逸らし、衝撃を和らげる。結界のような派手なものではない。
注意深く観察しなければ、ただ運が良かったようにしか見えないはずだ。
「ぐ……っ!」
衝撃は完全に殺しきれず、背中に鈍い痛みが走る。だが、致命傷は避けられた。
俺はすぐさま体勢を立て直し、負傷した隊員(幸い、意識はあった)を担ぎ上げると、再び驚異的な速度で駆け出した。
もう一人、近くで倒れていた隊員も、同様に担ぎ上げる。二人分の体重は重いが、今の俺には問題ない。
目指すは、現場の外縁部、封鎖線の内側で待機しているであろう後続部隊や救護班がいるであろう方向だ。
俺の動きは、ほんの数秒間の出来事だったはずだ。
混乱した戦場で、エネルギー体と対峙する澪や、後退した部隊、あるいは他の場所に潜むライバル候補が、俺のこの行動をどれだけ正確に認識できたかは分からない。ただ、「何か」が負傷者を運び去った、と見えたかもしれない。それで十分だ。
やがて、封鎖線近くの比較的安全な場所まで辿り着き、俺は担いでいた隊員たちをそっと地面に降ろした。
すぐに他の隊員たちが駆け寄ってくる気配を感じる。
俺の役目は、ここまでだ。
これ以上ここにいれば、誰かに顔を見られ、尋問されるかもしれない。
俺は救助した隊員たちに一瞥もくれることなく、再び闇に紛れるようにして、その場から急速に離脱した。
背後で、救護を求める声や、混乱した指示の声が聞こえる。
俺は走りながら、荒い息をついた。
人を助けた。それは、間違ってはいないはずだ。
だが、そのために、俺はまた力を使った。そして、誰かに見られたかもしれないという、新たなリスクを背負い込んだ。
これは、勝利なのか? それとも、破滅への一歩なのか?
答えは分からない。ただ、俺は走り続けるしかなかった。この混沌とした状況から、一時でも早く逃れるために。
そして、次に自分が何をすべきなのかを、見つけ出すために。
夜空には、依然として禍々しい紫色の光が、まるで巨大な目のように、この街を見下ろしていた。
――第一部 完――
20
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
ト・カ・リ・ナ〜時を止めるアイテムを手にしたら気になる彼女と距離が近くなった件〜
遊馬友仁
青春
高校二年生の坂井夏生(さかいなつき)は、十七歳の誕生日に、亡くなった祖父からの贈り物だという不思議な木製のオカリナを譲り受ける。試しに自室で息を吹き込むと、周囲のヒトやモノがすべて動きを止めてしまった!
木製細工の能力に不安を感じながらも、夏生は、その能力の使い途を思いつく……。
「そうだ!教室の前の席に座っている、いつも、マスクを外さない小嶋夏海(こじまなつみ)の素顔を見てやろう」
そうして、自身のアイデアを実行に映した夏生であったがーーーーーー。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
サイレント・サブマリン ―虚構の海―
来栖とむ
SF
彼女が追った真実は、国家が仕組んだ最大の嘘だった。
科学技術雑誌の記者・前田香里奈は、謎の科学者失踪事件を追っていた。
電磁推進システムの研究者・水嶋総。彼の技術は、完全無音で航行できる革命的な潜水艦を可能にする。
小与島の秘密施設、広島の地下工事、呉の巨大な格納庫—— 断片的な情報を繋ぎ合わせ、前田は確信する。
「日本政府は、秘密裏に新型潜水艦を開発している」
しかし、その真実を暴こうとする前田に、次々と圧力がかかる。
謎の男・安藤。突然現れた協力者・森川。 彼らは敵か、味方か——
そして8月の夜、前田は目撃する。 海に下ろされる巨大な「何か」を。
記者が追った真実は、国家が仕組んだ壮大な虚構だった。 疑念こそが武器となり、嘘が現実を変える——
これは、情報戦の時代に問う、現代SF政治サスペンス。
【全17話完結】
アガルタ・クライシス ―接点―
来栖とむ
SF
神話や物語で語られる異世界は、空想上の世界ではなかった。
九州で発見され盗難された古代の石板には、異世界につながる何かが記されていた。
同時に発見された古い指輪に偶然触れた瞬間、平凡な高校生・結衣は不思議な力に目覚める。
不審な動きをする他国の艦船と怪しい組織。そんな中、異世界からの来訪者が現れる。政府の秘密組織も行動を開始する。
古代から権力者たちによって秘密にされてきた異世界との関係。地球とアガルタ、二つの世界を巻き込む陰謀の渦中で、古代の謎が解き明かされていく。
空色のサイエンスウィッチ
コーヒー微糖派
SF
『科学の魔女は、空色の髪をなびかせて宙を舞う』
高校を卒業後、亡くなった両親の後を継いで工場長となったニ十歳の女性――空鳥 隼《そらとり じゅん》
彼女は両親との思い出が詰まった工場を守るため、単身で経営を続けてはいたものの、その運営状況は火の車。残された借金さえも返せない。
それでも持ち前の知識で独自の商品開発を進め、なんとかこの状況からの脱出を図っていた。
そんなある日、隼は自身の開発物の影響で、スーパーパワーに目覚めてしまう。
その力は、隼にさらなる可能性を見出させ、その運命さえも大きく変えていく。
持ち前の科学知識を応用することで、世に魔法を再現することをも可能とした力。
その力をもってして、隼は日々空を駆け巡り、世のため人のためのヒーロー活動を始めることにした。
そしていつしか、彼女はこう呼ばれるようになる。
魔法の杖に腰かけて、大空を鳥のように舞う【空色の魔女】と。
※この作品の科学知識云々はフィクションです。参考にしないでください。
※ノベルアッププラス様での連載分を後追いで公開いたします。
※2022/10/25 完結まで投稿しました。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる