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第二章:異世界の監視者
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岩陰の薄暗がりの中、目の前の美少女――いや、今はそれどころじゃない、助けた相手からの鋭い視線が僕に突き刺さる。
碧い瞳は警戒心と疑念でギラギラと光り、とてもじゃないが助けてくれた恩人に向ける眼差しではない。
まあ、無理もないか。
怪しさ満点、不審者レベルMAXである。
「えっと……その……なんて言うか……見える、んだよ。色々」
しどろもどろになりながら、僕は言葉を探す。
嘘はつけない。
この目の前の美少女は、僕の「観測」によれば、今、極度の緊張状態にあり、嘘や誤魔化しには非常に敏感になっている。
下手に嘘をつけば、それこそ警戒心をMAXにしてしまうだろう。
「見える……?」
少女は眉をひそめる。
その表情の変化、眉間の皺の寄り方、声のトーンの変化……全てのデータが僕の脳内(というか視界のウィンドウ)にインプットされ、分析される。
彼女は僕の言葉を疑っている……いや、違うな。
何か特定の可能性に思い至り、それを確かめようとしている顔だ。
「あなたのその瞳……普通ではありませんわね。まるで、全てを見通しているかのような……。まさか、あなたは『シャドウストーカー』なのですか?」
シャドウストーカー?
なんだその物騒な名前は。
厨二病が考えたオリジナル職業か?
いや、待てよ。ウィンドウには確かに《スキル:シャドウストーカー Lv.1》って表示されてたな。
どうやらこの世界では、僕のストーカー……いや「観測」技術は、そういう名前の特殊能力として認識されているらしい。
「え、あー……多分、それ、かも?」
肯定とも否定ともつかない曖昧な返事をする僕に、少女は息をのんだ。
その反応は、驚愕と……そして、明確な恐怖の色を帯びていた。
なんだよ、シャドウストーカーってそんなにヤバい能力なのか? 人権ない感じ?
「そう……でしたか……。私はアストラリア王国第一王女、レイラと申します。訳あって、逆賊に追われている身なのです」
彼女は震える声で、しかし凛とした態度で身分を明かした。
王女様!? マジか。
道理でドレス姿なわけだ。
いや、それよりも逆賊に追われているって。
僕の「観測」ウィンドウが、彼女の言葉を裏付ける情報を次々と表示する。
《対象:レイラ・アストラリア》
《身分:アストラリア王国第一王女》
《状態:極度の疲労、恐怖、軽度の打撲》
《状況:クーデター勢力による追跡下にあり》
間違いない、彼女は本物の王女様で、ガチで命を狙われている。
「王女様が……なんでこんな森に……」
「詳しい話は後です。シャドウストーカー……もし、その力が本物ならば、どうか私をお助けください。王都へ辿り着けば、必ずや厚く報いることをお約束しますわ」
レイラ王女は必死に訴えかける。
その瞳には、僕の力への期待と、それ以上に深い恐怖が渦巻いている。
そうだよな。シャドウストーカーって名前からしてヤバそうだもんな。
効果が「対象の全てを見通す」だとしたら、それはもうプライバシーの侵害どころの話じゃない。
僕だって、現実世界で自分のストーキング……じゃなくて「観測」がバレたら社会的に終わることを自覚している。
この世界の住人なら、なおさらその能力者を気味悪く思うだろう。
視界の端で、ウィンドウがレイラ王女のバイタルデータを表示する。
《心拍数:125bpm(上昇中)》
《ストレスレベル:高》
《影山零_警戒度:85%》
ほら見ろ、めちゃくちゃ警戒されてるじゃないか。
でも、仕方ない。
アイちゃんを探す手がかりもない今、この王女様を助けて王都へ行くのが最善手だろう。
それに……この人を放っておけない、という気持ちも確かにある。
これは「推し」とは違う感情だ。
なんだろう、この守ってあげたい感じは……いや、これも僕の歪んだ「観測欲」の一種なのかもしれないが。
「……わかりました。王都まで、お供します。俺が、あなたを『観測』し続けます」
僕が決意を告げると、レイラ王女は安堵の表情を浮かべた……ように見えたが、すぐにその顔は恐怖で引きつった。
掴んだままだった彼女の手が、ビクッと震える。
《心拍数:135bpm》
《ストレスレベル:危険域》
《影山零_警戒度:90%》
あ、警戒度上がった。やっぱ「観測します」って言い方マズかったか?
*
王都スターゲイザーへの道行きは、想像以上に過酷だった。
いや、物理的に過酷なのは主にレイラ王女で、僕はもっぱら精神的に過酷だったのだが。
「3分後、進行方向の右手、大木の裏に斥候が一人隠れます。弓矢装備、警戒レベルは中」
「あの川、浅瀬に見えますが、昨日追っ手が罠を仕掛けた痕跡があります。迂回しましょう」
「この先の分岐路、左は安全ですが30分遠回りです。右は最短ですが、5分後に小規模な追っ手の部隊と遭遇する確率70%」
僕の「シャドウストーカー」能力は、この異世界でチート級のナビゲーションシステムと化していた。
周囲の地形、天候、敵の位置、過去の痕跡、未来の危険予測……あらゆる情報がリアルタイムで僕の視界に流れ込んでくる。
おかげで僕らは、追っ手の追跡をことごとく回避し、安全に旅を続けることができた。
レイラ王女も、最初は僕の指示に半信半疑だったが、その予測が面白いように的中するのを目の当たりにするうちに、徐々に僕の言葉を信じるようになった。
しかし、それはそれ。
僕への警戒心や嫌悪感が消えたわけでは、まったくない。
例えば、野営の準備をしている時。
「レイラ様、火を起こすの手伝いますよ。あ、その枝、湿ってますね。こっちの乾いたやつの方がいいです。あと、火打石の角度が少し悪いかな……もうちょいこう……」
「なっ……なぜそこまで分かるのですか!? まるで、ずっと見ていたみたいじゃありませんか!」
ぷいっと顔を背けられてしまった。
いや、見てたんだけどさ。
あなたの手つき、筋肉の動き、息遣い、全部「観測」してたんだけどさ。
それを言ったらもっと引かれるだけだ。
例えば、食料を調達した時。
森で木の実を見つけてきた僕。
「どうぞ、レイラ様。これ、甘酸っぱくて美味しいですよ。こういう味、お好きですよね?」
「……! なぜ、私の好みを……!? 以前、城の庭で侍女とこっそり食べた時に、美味しいと言ったきりのはずなのに……!」
またしてもドン引きされた。
いや、スキルウィンドウに《対象:レイラ》《嗜好:甘酸っぱい木の実(過去データ参照)》って出てるんだもん。
しょうがないじゃん。
極めつけは、夜、僕が見張り番をしている時。
眠っている(と思っていた)レイラ王女が、突然小さな声で呟いた。
「お母様……会いたい……」
僕は思わず、彼女が大切そうに握りしめているペンダントに視線を落とす。
それは、彼女の亡き母親の形見だということは、「観測」済みだ。
「……きっと、亡くなったお母さんが見守ってくれてますよ。あなたの頑張りを」
僕がそう言うと、レイラ王女は飛び起きた。
「 私の母のことを……どうしてあなたが……! まさか、私の心の中まで覗いているのですか!?」
涙目で詰め寄られてしまった。
《対影山零_警戒度:95%》
まずい、過去最高値を更新した。
「ち、違いますよ! その、ペンダントがあまりに綺麗だったから、きっと大切な人のものなんだろうなーって、思っただけで……」
苦しい言い訳。レイラ王女は納得していない顔だ。
まあ、実際には《対象:レイラ》《感情:深い悲しみ、母親への思慕》《思考:母の面影をペンダントに投影中》とかバッチリ見えてたんだけどね!
言えるわけないけど!
こんな調子で、僕の能力は確かに旅の安全を確保してくれたが、同時にレイラ王女の心をゴリゴリと削り、僕への不信感を増幅させていった。
彼女の僕を見る目は、もはやエイリアンか何かを見るそれに近い。
《対象:レイラ・アストラリア》
《対影山零_感情分析:恐怖50%、嫌悪30%、依存15%、感謝5%》
うん、依存と感謝がわずかにあるのが救いか。
でも、このままじゃ王都に着く前に完全に心が離れてしまうかもしれない。
どうしたものか……。
そんな僕の葛藤を知ってか知らずか、前方に巨大な城壁と、天を突くような無数の塔が見えてきた。
「あれが……王都スターゲイザーですわ」
レイラ王女の声には、安堵と、そして僕と離れられることへの期待が滲んでいるように聞こえた。
ま、いいか。
とりあえず、目的地には着いたんだ。
僕の役割はここまで、かもしれないな。
しかし、僕の「シャドウストーカー」能力は、近づく王都の喧騒の中に、新たな不穏な気配を「観測」し始めていた。
城壁の向こう側には、森の中とは比べ物にならないほどの複雑な人間関係と、巨大な陰謀の影が渦巻いている。
どうやら、僕の異世界での「推し活」……いや、「観測」は、まだまだ始まったばかりのようだ。隣で安堵の息をつく王女様の、その未来に待ち受ける更なる危機を「観測」してしまいながら、僕は内心、重いため息をついた。
碧い瞳は警戒心と疑念でギラギラと光り、とてもじゃないが助けてくれた恩人に向ける眼差しではない。
まあ、無理もないか。
怪しさ満点、不審者レベルMAXである。
「えっと……その……なんて言うか……見える、んだよ。色々」
しどろもどろになりながら、僕は言葉を探す。
嘘はつけない。
この目の前の美少女は、僕の「観測」によれば、今、極度の緊張状態にあり、嘘や誤魔化しには非常に敏感になっている。
下手に嘘をつけば、それこそ警戒心をMAXにしてしまうだろう。
「見える……?」
少女は眉をひそめる。
その表情の変化、眉間の皺の寄り方、声のトーンの変化……全てのデータが僕の脳内(というか視界のウィンドウ)にインプットされ、分析される。
彼女は僕の言葉を疑っている……いや、違うな。
何か特定の可能性に思い至り、それを確かめようとしている顔だ。
「あなたのその瞳……普通ではありませんわね。まるで、全てを見通しているかのような……。まさか、あなたは『シャドウストーカー』なのですか?」
シャドウストーカー?
なんだその物騒な名前は。
厨二病が考えたオリジナル職業か?
いや、待てよ。ウィンドウには確かに《スキル:シャドウストーカー Lv.1》って表示されてたな。
どうやらこの世界では、僕のストーカー……いや「観測」技術は、そういう名前の特殊能力として認識されているらしい。
「え、あー……多分、それ、かも?」
肯定とも否定ともつかない曖昧な返事をする僕に、少女は息をのんだ。
その反応は、驚愕と……そして、明確な恐怖の色を帯びていた。
なんだよ、シャドウストーカーってそんなにヤバい能力なのか? 人権ない感じ?
「そう……でしたか……。私はアストラリア王国第一王女、レイラと申します。訳あって、逆賊に追われている身なのです」
彼女は震える声で、しかし凛とした態度で身分を明かした。
王女様!? マジか。
道理でドレス姿なわけだ。
いや、それよりも逆賊に追われているって。
僕の「観測」ウィンドウが、彼女の言葉を裏付ける情報を次々と表示する。
《対象:レイラ・アストラリア》
《身分:アストラリア王国第一王女》
《状態:極度の疲労、恐怖、軽度の打撲》
《状況:クーデター勢力による追跡下にあり》
間違いない、彼女は本物の王女様で、ガチで命を狙われている。
「王女様が……なんでこんな森に……」
「詳しい話は後です。シャドウストーカー……もし、その力が本物ならば、どうか私をお助けください。王都へ辿り着けば、必ずや厚く報いることをお約束しますわ」
レイラ王女は必死に訴えかける。
その瞳には、僕の力への期待と、それ以上に深い恐怖が渦巻いている。
そうだよな。シャドウストーカーって名前からしてヤバそうだもんな。
効果が「対象の全てを見通す」だとしたら、それはもうプライバシーの侵害どころの話じゃない。
僕だって、現実世界で自分のストーキング……じゃなくて「観測」がバレたら社会的に終わることを自覚している。
この世界の住人なら、なおさらその能力者を気味悪く思うだろう。
視界の端で、ウィンドウがレイラ王女のバイタルデータを表示する。
《心拍数:125bpm(上昇中)》
《ストレスレベル:高》
《影山零_警戒度:85%》
ほら見ろ、めちゃくちゃ警戒されてるじゃないか。
でも、仕方ない。
アイちゃんを探す手がかりもない今、この王女様を助けて王都へ行くのが最善手だろう。
それに……この人を放っておけない、という気持ちも確かにある。
これは「推し」とは違う感情だ。
なんだろう、この守ってあげたい感じは……いや、これも僕の歪んだ「観測欲」の一種なのかもしれないが。
「……わかりました。王都まで、お供します。俺が、あなたを『観測』し続けます」
僕が決意を告げると、レイラ王女は安堵の表情を浮かべた……ように見えたが、すぐにその顔は恐怖で引きつった。
掴んだままだった彼女の手が、ビクッと震える。
《心拍数:135bpm》
《ストレスレベル:危険域》
《影山零_警戒度:90%》
あ、警戒度上がった。やっぱ「観測します」って言い方マズかったか?
*
王都スターゲイザーへの道行きは、想像以上に過酷だった。
いや、物理的に過酷なのは主にレイラ王女で、僕はもっぱら精神的に過酷だったのだが。
「3分後、進行方向の右手、大木の裏に斥候が一人隠れます。弓矢装備、警戒レベルは中」
「あの川、浅瀬に見えますが、昨日追っ手が罠を仕掛けた痕跡があります。迂回しましょう」
「この先の分岐路、左は安全ですが30分遠回りです。右は最短ですが、5分後に小規模な追っ手の部隊と遭遇する確率70%」
僕の「シャドウストーカー」能力は、この異世界でチート級のナビゲーションシステムと化していた。
周囲の地形、天候、敵の位置、過去の痕跡、未来の危険予測……あらゆる情報がリアルタイムで僕の視界に流れ込んでくる。
おかげで僕らは、追っ手の追跡をことごとく回避し、安全に旅を続けることができた。
レイラ王女も、最初は僕の指示に半信半疑だったが、その予測が面白いように的中するのを目の当たりにするうちに、徐々に僕の言葉を信じるようになった。
しかし、それはそれ。
僕への警戒心や嫌悪感が消えたわけでは、まったくない。
例えば、野営の準備をしている時。
「レイラ様、火を起こすの手伝いますよ。あ、その枝、湿ってますね。こっちの乾いたやつの方がいいです。あと、火打石の角度が少し悪いかな……もうちょいこう……」
「なっ……なぜそこまで分かるのですか!? まるで、ずっと見ていたみたいじゃありませんか!」
ぷいっと顔を背けられてしまった。
いや、見てたんだけどさ。
あなたの手つき、筋肉の動き、息遣い、全部「観測」してたんだけどさ。
それを言ったらもっと引かれるだけだ。
例えば、食料を調達した時。
森で木の実を見つけてきた僕。
「どうぞ、レイラ様。これ、甘酸っぱくて美味しいですよ。こういう味、お好きですよね?」
「……! なぜ、私の好みを……!? 以前、城の庭で侍女とこっそり食べた時に、美味しいと言ったきりのはずなのに……!」
またしてもドン引きされた。
いや、スキルウィンドウに《対象:レイラ》《嗜好:甘酸っぱい木の実(過去データ参照)》って出てるんだもん。
しょうがないじゃん。
極めつけは、夜、僕が見張り番をしている時。
眠っている(と思っていた)レイラ王女が、突然小さな声で呟いた。
「お母様……会いたい……」
僕は思わず、彼女が大切そうに握りしめているペンダントに視線を落とす。
それは、彼女の亡き母親の形見だということは、「観測」済みだ。
「……きっと、亡くなったお母さんが見守ってくれてますよ。あなたの頑張りを」
僕がそう言うと、レイラ王女は飛び起きた。
「 私の母のことを……どうしてあなたが……! まさか、私の心の中まで覗いているのですか!?」
涙目で詰め寄られてしまった。
《対影山零_警戒度:95%》
まずい、過去最高値を更新した。
「ち、違いますよ! その、ペンダントがあまりに綺麗だったから、きっと大切な人のものなんだろうなーって、思っただけで……」
苦しい言い訳。レイラ王女は納得していない顔だ。
まあ、実際には《対象:レイラ》《感情:深い悲しみ、母親への思慕》《思考:母の面影をペンダントに投影中》とかバッチリ見えてたんだけどね!
言えるわけないけど!
こんな調子で、僕の能力は確かに旅の安全を確保してくれたが、同時にレイラ王女の心をゴリゴリと削り、僕への不信感を増幅させていった。
彼女の僕を見る目は、もはやエイリアンか何かを見るそれに近い。
《対象:レイラ・アストラリア》
《対影山零_感情分析:恐怖50%、嫌悪30%、依存15%、感謝5%》
うん、依存と感謝がわずかにあるのが救いか。
でも、このままじゃ王都に着く前に完全に心が離れてしまうかもしれない。
どうしたものか……。
そんな僕の葛藤を知ってか知らずか、前方に巨大な城壁と、天を突くような無数の塔が見えてきた。
「あれが……王都スターゲイザーですわ」
レイラ王女の声には、安堵と、そして僕と離れられることへの期待が滲んでいるように聞こえた。
ま、いいか。
とりあえず、目的地には着いたんだ。
僕の役割はここまで、かもしれないな。
しかし、僕の「シャドウストーカー」能力は、近づく王都の喧騒の中に、新たな不穏な気配を「観測」し始めていた。
城壁の向こう側には、森の中とは比べ物にならないほどの複雑な人間関係と、巨大な陰謀の影が渦巻いている。
どうやら、僕の異世界での「推し活」……いや、「観測」は、まだまだ始まったばかりのようだ。隣で安堵の息をつく王女様の、その未来に待ち受ける更なる危機を「観測」してしまいながら、僕は内心、重いため息をついた。
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