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第一部 第二章
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レイラとギルベルトがその街に来て二日が経過していた。
街に着いた翌日に、ハンターギルドで依頼の確認をし、すぐにこなせる物を見繕って、街の外に狩りに出かけたギルベルトは、あっという間に討伐依頼を完了させていた。
毎回の如く、レイラは宿屋でお留守番をしていた。
一人で歩くことも出来なレイラは、そのことに文句はなかったが、はやり旅費のすべてを出してもらっているのは心苦しく、ギルベルトのために何かできることはないかと、その日も考えていた。
ギルベルトは、そんなレイラにいつも「姉さんと居られるだけでも俺は十分満たされている」と言ってくれるのだ。
嬉しくもあり、申し訳なくもあった。
レイラが一人、ギルベルトのことを考えていると、討伐依頼から戻ってきたギルベルトが美味しそうな匂いの紙袋を持って部屋に入ってきた。
レイラは、すんすんと鼻を鳴らして、その匂いの正体に表情を明るくさせる。
「お帰りなさい。ギル。怪我はしてないよね?」
レイラがそう言うと、右目を柔らかく細めてギルベルトは頷いて見せた。
それを見たレイラは、にこりと微笑んでからこの香ばしい匂いについて問いかけるのだ。
「ならよかった。それで、この匂いは……」
ゴクリと唾を飲み込むレイラに優しく微笑みかけたギルベルト、持っていた紙袋を差し出して言う。
「名物の串焼きだ」
「わ~。美味しそうだね。ギル」
ギルベルトを呼んだレイラは、自分が座っていたベッドの横をポンポンと叩いて見せる。
レイラの意図を察したギルベルトは、微かに眉をピクリと動かした後に素直にレイラの隣に腰掛ける。
レイラは、素直に隣に座ったギルベルトの頭に手を伸ばして、よしよしと撫でた後に、その形のいい頭を抱き寄せるのだ。
そして、歌う様に優しい声で言うのだ。
「ギル。今日も無事でいてくれてありがとう」
一瞬その身を硬くさせたギルベルトは、深く息を吐いて短く言葉を返す。
「ああ。姉さん、ただいま」
「へへ。ちゅっ」
「姉さんの行動に意味なんてない。これは挨拶みたいなもの、挨拶みたいなものだ……」
ギルベルトの黒髪にお帰りのキスをしたレイラはニコニコと微笑みながら、「今日もギルベルトが何か言っているなぁ」と、ギルベルトが早口で何かをぼそぼそと言っていたがいつものことだと深く考えることはなかった。
いつものお帰りのキスをしたレイラは、横に置いていた紙袋を膝の上に置いて、その中を覗き込む。
「お~。美味しそう!」
瞳をキラキラと輝かせたレイラは、中に入っている様々な串焼きにさらに瞳を輝かせた。
鶏肉をタレを付けた焼いたものや、魚を塩で焼いたもの、野菜をスパイスをかけて焼いたものなど、様々な串焼きが入っていたのだ。
レイラは、その中でも鶏肉の串焼きを一本取って、ギルベルトに差し出していた。
「はい。ギル。あーん」
そう言われたギルベルトは、眉をほんの少しピクリと動かした後に、耳だけを赤く染めて口を開けた。
レイラとしては、親鳥になって可愛い雛鳥にご飯をあげている気分だったが、ギルベルトの方は少し違っていた。
またしても、口の中の鶏肉を粗食しながら「これは、何でもないこと。特に意味なんてない。そうだ、姉さんは、今は、天使の様に可愛らしくなっているが、きっと記憶が戻れば、鬼軍曹も真っ青なゴリラ女に戻る。だから、ドキドキしてはいけない……」などと声にならない声で呟くのだった。
そんなギルベルトに可愛らしく首を傾げつつも特に気にした様子もないレイラは、ギルベルトの頬についているタレをペロリと舐めとる。
「うん。タレだけでもこんなに美味しいなんて、流石名物料理だけあるね! う~ん。私は何を食べようかなぁ」
そう言って、頬を舐められて硬直するギルベルトを放置して、魚の串焼きを取り出して頬張った。
「う~~~ん。美味しいぃ~。ギル、こっちも美味しいよ?」
小さな唇を舌先でペロリと舐めたレイラは、無邪気にギルベルトに微笑む。
それを見たギルベルトは、「姉さんが可愛すぎて辛い」などと思ったが、そんなこと口が裂けても本人に面と向かって言うことなどなかった。
そして、街に来て二日目の夕暮れ、街の散策から戻ってきた二人は、宿屋が騒がしくなっていることに目を合わせていた。
レイラを横抱きにしていたギルベルトは、その状態で宿屋の主人に何があったのかと声をかける。
宿屋の主人は、最初レイラを常に抱っこしているギルベルトに驚いていたが、レイラが歩けないことを知ると、二人を優しく見守るようになっていたのだ。
そんな宿屋の主人が、ギルベルトの問いに顔を青くさせて事情を説明したのだ。
「実は……、こちらのお客さんの奥さんが……、街を見てくるって言って出かけたまま、昨日から戻ってなくて……」
街に着いた翌日に、ハンターギルドで依頼の確認をし、すぐにこなせる物を見繕って、街の外に狩りに出かけたギルベルトは、あっという間に討伐依頼を完了させていた。
毎回の如く、レイラは宿屋でお留守番をしていた。
一人で歩くことも出来なレイラは、そのことに文句はなかったが、はやり旅費のすべてを出してもらっているのは心苦しく、ギルベルトのために何かできることはないかと、その日も考えていた。
ギルベルトは、そんなレイラにいつも「姉さんと居られるだけでも俺は十分満たされている」と言ってくれるのだ。
嬉しくもあり、申し訳なくもあった。
レイラが一人、ギルベルトのことを考えていると、討伐依頼から戻ってきたギルベルトが美味しそうな匂いの紙袋を持って部屋に入ってきた。
レイラは、すんすんと鼻を鳴らして、その匂いの正体に表情を明るくさせる。
「お帰りなさい。ギル。怪我はしてないよね?」
レイラがそう言うと、右目を柔らかく細めてギルベルトは頷いて見せた。
それを見たレイラは、にこりと微笑んでからこの香ばしい匂いについて問いかけるのだ。
「ならよかった。それで、この匂いは……」
ゴクリと唾を飲み込むレイラに優しく微笑みかけたギルベルト、持っていた紙袋を差し出して言う。
「名物の串焼きだ」
「わ~。美味しそうだね。ギル」
ギルベルトを呼んだレイラは、自分が座っていたベッドの横をポンポンと叩いて見せる。
レイラの意図を察したギルベルトは、微かに眉をピクリと動かした後に素直にレイラの隣に腰掛ける。
レイラは、素直に隣に座ったギルベルトの頭に手を伸ばして、よしよしと撫でた後に、その形のいい頭を抱き寄せるのだ。
そして、歌う様に優しい声で言うのだ。
「ギル。今日も無事でいてくれてありがとう」
一瞬その身を硬くさせたギルベルトは、深く息を吐いて短く言葉を返す。
「ああ。姉さん、ただいま」
「へへ。ちゅっ」
「姉さんの行動に意味なんてない。これは挨拶みたいなもの、挨拶みたいなものだ……」
ギルベルトの黒髪にお帰りのキスをしたレイラはニコニコと微笑みながら、「今日もギルベルトが何か言っているなぁ」と、ギルベルトが早口で何かをぼそぼそと言っていたがいつものことだと深く考えることはなかった。
いつものお帰りのキスをしたレイラは、横に置いていた紙袋を膝の上に置いて、その中を覗き込む。
「お~。美味しそう!」
瞳をキラキラと輝かせたレイラは、中に入っている様々な串焼きにさらに瞳を輝かせた。
鶏肉をタレを付けた焼いたものや、魚を塩で焼いたもの、野菜をスパイスをかけて焼いたものなど、様々な串焼きが入っていたのだ。
レイラは、その中でも鶏肉の串焼きを一本取って、ギルベルトに差し出していた。
「はい。ギル。あーん」
そう言われたギルベルトは、眉をほんの少しピクリと動かした後に、耳だけを赤く染めて口を開けた。
レイラとしては、親鳥になって可愛い雛鳥にご飯をあげている気分だったが、ギルベルトの方は少し違っていた。
またしても、口の中の鶏肉を粗食しながら「これは、何でもないこと。特に意味なんてない。そうだ、姉さんは、今は、天使の様に可愛らしくなっているが、きっと記憶が戻れば、鬼軍曹も真っ青なゴリラ女に戻る。だから、ドキドキしてはいけない……」などと声にならない声で呟くのだった。
そんなギルベルトに可愛らしく首を傾げつつも特に気にした様子もないレイラは、ギルベルトの頬についているタレをペロリと舐めとる。
「うん。タレだけでもこんなに美味しいなんて、流石名物料理だけあるね! う~ん。私は何を食べようかなぁ」
そう言って、頬を舐められて硬直するギルベルトを放置して、魚の串焼きを取り出して頬張った。
「う~~~ん。美味しいぃ~。ギル、こっちも美味しいよ?」
小さな唇を舌先でペロリと舐めたレイラは、無邪気にギルベルトに微笑む。
それを見たギルベルトは、「姉さんが可愛すぎて辛い」などと思ったが、そんなこと口が裂けても本人に面と向かって言うことなどなかった。
そして、街に来て二日目の夕暮れ、街の散策から戻ってきた二人は、宿屋が騒がしくなっていることに目を合わせていた。
レイラを横抱きにしていたギルベルトは、その状態で宿屋の主人に何があったのかと声をかける。
宿屋の主人は、最初レイラを常に抱っこしているギルベルトに驚いていたが、レイラが歩けないことを知ると、二人を優しく見守るようになっていたのだ。
そんな宿屋の主人が、ギルベルトの問いに顔を青くさせて事情を説明したのだ。
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