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本編
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「班分けの用紙、貰って来たよぉ。」
渡辺が紙をヒラヒラさせながら、こちらに来た。
「なべちゃん、ありがと。」
と、上村が言う。
「じゃあ、みっちゃん書いて。」
と紙を渡された上村が名前を書いていく。
周りは、
『先生、3人はダメ?』
『部屋が4人部屋だ。5人ならエキストラベッドを入れられるけど、3人だと、1人頭の室料が高くなるぞ。予算オーバーだ!』
『あと1人!』
『こっちはあと2人!』
なんて話が聞こえて、クラスは騒がしくなった。
上村の言う通りに、僕一人だったら苦戦していたな。
「日下部、あとお前の分。」
紙を渡されると、すでに3人分の名前が書いてあった。
用紙の空いている下の枠に自分の名前を書く。
上村淳紀
瀬下暁
渡辺稜平
日下部瑞樹
「日下部、字が長いから書くの大変だね。」
渡辺は、僕の名前を見た感想がそれだった。1文字多いだけで長いかな?
「なべちゃん、これ、持って行って。」
「りょ!」
と、僕が言えば、渡辺は持って行ってくれた。
「なべちゃんをいいように使うなや。」
と、瀬下に言われる。
「立っているついでだよ。うちは『立っているのは親でもつかえ』が家訓だし。」
「なんだそれ!」
と、上村と瀬下が笑い出す。
実際にうちはそうなんだけど。
「提出終わったから、飯食っていいって。」
渡辺が戻ってきたら、伝えてくれた。
「なら、食堂行くか?日下部は?」
「ん?僕?…弁当あるから。」
まさか、僕にまで声がかかるとは思わなかった。
「俺も弁当だよ。」
と、上村。
「俺も!」
と、渡辺。
「俺だけ弁当なしか。購買に行ってくるから、待ってろよ。」
と、瀬下は急いで教室を出て行った。
「あっくん、午後からのテスト忘れていたね。」
「忘れていたな。先食べよっか。」
と、上村は僕の席に弁当を出す。渡辺は自分の机に弁当を取りに行く。
「僕も?」
「いや?」
「…うん。」
誰かとご飯を食べるなんて、家族以外は久しぶりだ。
久しぶり過ぎて、なんか緊張してきた。
それにイケメンに囲まれて食べるなんて、無理!!
「でも却下。なぁ、なべちゃん。」
「そうそう。」
いつの間にか戻ってきた渡辺は、瀬下の席に弁当を広げ出した。
渡辺が紙をヒラヒラさせながら、こちらに来た。
「なべちゃん、ありがと。」
と、上村が言う。
「じゃあ、みっちゃん書いて。」
と紙を渡された上村が名前を書いていく。
周りは、
『先生、3人はダメ?』
『部屋が4人部屋だ。5人ならエキストラベッドを入れられるけど、3人だと、1人頭の室料が高くなるぞ。予算オーバーだ!』
『あと1人!』
『こっちはあと2人!』
なんて話が聞こえて、クラスは騒がしくなった。
上村の言う通りに、僕一人だったら苦戦していたな。
「日下部、あとお前の分。」
紙を渡されると、すでに3人分の名前が書いてあった。
用紙の空いている下の枠に自分の名前を書く。
上村淳紀
瀬下暁
渡辺稜平
日下部瑞樹
「日下部、字が長いから書くの大変だね。」
渡辺は、僕の名前を見た感想がそれだった。1文字多いだけで長いかな?
「なべちゃん、これ、持って行って。」
「りょ!」
と、僕が言えば、渡辺は持って行ってくれた。
「なべちゃんをいいように使うなや。」
と、瀬下に言われる。
「立っているついでだよ。うちは『立っているのは親でもつかえ』が家訓だし。」
「なんだそれ!」
と、上村と瀬下が笑い出す。
実際にうちはそうなんだけど。
「提出終わったから、飯食っていいって。」
渡辺が戻ってきたら、伝えてくれた。
「なら、食堂行くか?日下部は?」
「ん?僕?…弁当あるから。」
まさか、僕にまで声がかかるとは思わなかった。
「俺も弁当だよ。」
と、上村。
「俺も!」
と、渡辺。
「俺だけ弁当なしか。購買に行ってくるから、待ってろよ。」
と、瀬下は急いで教室を出て行った。
「あっくん、午後からのテスト忘れていたね。」
「忘れていたな。先食べよっか。」
と、上村は僕の席に弁当を出す。渡辺は自分の机に弁当を取りに行く。
「僕も?」
「いや?」
「…うん。」
誰かとご飯を食べるなんて、家族以外は久しぶりだ。
久しぶり過ぎて、なんか緊張してきた。
それにイケメンに囲まれて食べるなんて、無理!!
「でも却下。なぁ、なべちゃん。」
「そうそう。」
いつの間にか戻ってきた渡辺は、瀬下の席に弁当を広げ出した。
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