15 / 89
本編
14
しおりを挟む
翌日も田植えをした。
2人は、昨日より上手く植えていく。
イケメンってスペック高い生き物なの?
昨日は1枚だけだったけど、今日は午前中に3枚終わらせた。
本当に小さい田んぼだから、慣れれば1日で終わる。
昼休憩で、母さんの重箱の弁当をみんなでつつく。
「働いた後の弁当って美味いな。」
と、両手におにぎりを持ちながら食べる渡辺。
「からあげ、うめぇ。」
「母さん、めっちゃ張り切ってる。」
こんな豪勢な弁当は小学校の運動会以来だ。
「父ちゃんは?」
「父さんなら、この下の田んぼをやっているよ。」
「田植え機の有り難みがわかるわぁ。」
「これ、何?」
と、瀬下が弁当の中身を聞いてくる。
「わらびだよ。出汁に漬けたやつだね。昨日たくさんもらったから、早速作ったみたい。」
「ちょっと粘りがあるかと思ったけど、コリコリして癖になる。」
「卵焼き美味いわぁ。なんだろ?うちのと何が違うんだ?」
「それは母さんに聞かんとわからない。」
「しかし電車で20分で隣の市に来たら、思っていた以上に田舎だったよな。」
周りは田んぼと林しかない。
「本当にそれ!でも、たまにはいいな。」
「僕は毎日なんだけどね。」
「あはは、わりぃ!」
田舎暮らしやスローライフに憧れる人は多いけど、いざ田舎に住むと、畑仕事や雪かきが大変で、都会に戻っていく人も多いらしい。
町場に住み慣れた人は、たまにだから良いのかもしれないな。
「母さんが夜、バーベキューするって言っていたから、あと2枚頑張って植えようか。」
「「やった!」」
「瀬下、脚は大丈夫?」
昨日温泉に行った時に、左脚を念入りにマッサージしていたから聞いてみた。
「ああ、大丈夫だ。」
「もしあれなら帰りは、父さんと軽トラで帰る?降りって結構キツいだろ?」
「…様子見でいいか?」
「いいよ。爺さんの湿布もあるし、必要だったら言ってよ。」
「ん、ありがと。」
「俺も軽トラ乗りたい!荷台に乗ってみたい!」
「いや、乗れないから。父さんが捕まるから。」
「そうなの?」
「そうなの。」
僕も知らなかったけど、道路交通法ってのに違反するって父さんから聞いた。
しょぼんとしても、ダメなものはダメなんです。
2人は、昨日より上手く植えていく。
イケメンってスペック高い生き物なの?
昨日は1枚だけだったけど、今日は午前中に3枚終わらせた。
本当に小さい田んぼだから、慣れれば1日で終わる。
昼休憩で、母さんの重箱の弁当をみんなでつつく。
「働いた後の弁当って美味いな。」
と、両手におにぎりを持ちながら食べる渡辺。
「からあげ、うめぇ。」
「母さん、めっちゃ張り切ってる。」
こんな豪勢な弁当は小学校の運動会以来だ。
「父ちゃんは?」
「父さんなら、この下の田んぼをやっているよ。」
「田植え機の有り難みがわかるわぁ。」
「これ、何?」
と、瀬下が弁当の中身を聞いてくる。
「わらびだよ。出汁に漬けたやつだね。昨日たくさんもらったから、早速作ったみたい。」
「ちょっと粘りがあるかと思ったけど、コリコリして癖になる。」
「卵焼き美味いわぁ。なんだろ?うちのと何が違うんだ?」
「それは母さんに聞かんとわからない。」
「しかし電車で20分で隣の市に来たら、思っていた以上に田舎だったよな。」
周りは田んぼと林しかない。
「本当にそれ!でも、たまにはいいな。」
「僕は毎日なんだけどね。」
「あはは、わりぃ!」
田舎暮らしやスローライフに憧れる人は多いけど、いざ田舎に住むと、畑仕事や雪かきが大変で、都会に戻っていく人も多いらしい。
町場に住み慣れた人は、たまにだから良いのかもしれないな。
「母さんが夜、バーベキューするって言っていたから、あと2枚頑張って植えようか。」
「「やった!」」
「瀬下、脚は大丈夫?」
昨日温泉に行った時に、左脚を念入りにマッサージしていたから聞いてみた。
「ああ、大丈夫だ。」
「もしあれなら帰りは、父さんと軽トラで帰る?降りって結構キツいだろ?」
「…様子見でいいか?」
「いいよ。爺さんの湿布もあるし、必要だったら言ってよ。」
「ん、ありがと。」
「俺も軽トラ乗りたい!荷台に乗ってみたい!」
「いや、乗れないから。父さんが捕まるから。」
「そうなの?」
「そうなの。」
僕も知らなかったけど、道路交通法ってのに違反するって父さんから聞いた。
しょぼんとしても、ダメなものはダメなんです。
268
あなたにおすすめの小説
あなたに捧ぐ愛の花
とうこ
BL
余命宣告を受けた青年はある日、風変わりな花屋に迷い込む。
そこにあったのは「心残りの種」から芽吹き咲いたという見たこともない花々。店主は言う。
「心残りの種を育てて下さい」
遺していく恋人への、彼の最後の希いとは。
インフルエンサー
うた
BL
イケメン同級生の大衡は、なぜか俺にだけ異様なほど塩対応をする。修学旅行でも大衡と同じ班になってしまって憂鬱な俺だったが、大衡の正体がSNSフォロワー5万人超えの憧れのインフルエンサーだと気づいてしまい……。
※pixivにも投稿しています
【BL】無償の愛と愛を知らない僕。
ありま氷炎
BL
何かしないと、人は僕を愛してくれない。
それが嫌で、僕は家を飛び出した。
僕を拾ってくれた人は、何も言わず家に置いてくれた。
両親が迎えにきて、仕方なく家に帰った。
それから十数年後、僕は彼と再会した。
【完結】ままならぬ僕らのアオハルは。~嫌われていると思っていた幼馴染の不器用な執着愛は、ほんのり苦くて極上に甘い~
Tubling@書籍化&コミカライズ決定
BL
主人公の高嶺 亮(たかみね りょう)は、中学生時代の痛い経験からサラサラな前髪を目深に切り揃え、分厚いびんぞこ眼鏡をかけ、できるだけ素顔をさらさないように細心の注意を払いながら高校生活デビューを果たした。
幼馴染の久楽 結人(くらく ゆいと)が同じ高校に入学しているのを知り、小学校卒業以来の再会を楽しみにするも、再会した幼馴染は金髪ヤンキーになっていて…不良仲間とつるみ、自分を知らない人間だと突き放す。
『ずっとそばにいるから。大丈夫だから』
僕があの時の約束を破ったから?
でも確かに突き放されたはずなのに…
なぜか結人は事あるごとに自分を助けてくれる。どういうこと?
そんな結人が亮と再会して、とある悩みを抱えていた。それは――
「再会した幼馴染(亮)が可愛すぎる件」
本当は優しくしたいのにとある理由から素直になれず、亮に対して拗れに拗れた想いを抱く結人。
幼馴染の素顔を守りたい。独占したい。でも今更素直になれない――
無自覚な亮に次々と魅了されていく周りの男子を振り切り、亮からの「好き」をゲット出来るのか?
「俺を好きになれ」
拗れた結人の想いの行方は……体格も性格も正反対の2人の恋は一筋縄ではいかない模様です!!
不器用な2人が周りを巻き込みながら、少しずつ距離を縮めていく、苦くて甘い高校生BLです。
アルファポリスさんでは初のBL作品となりますので、完結までがんばります。
第13回BL大賞にエントリーしている作品です。応援していただけると泣いて喜びます!!
※完結したので感想欄開いてます~~^^
●高校生時代はピュアloveです。キスはあります。
●物語は全て一人称で進んでいきます。
●基本的に攻めの愛が重いです。
●最初はサクサク更新します。両想いになるまではだいたい10万字程度になります。
いつも優しい幼馴染との距離が最近ちょっとだけ遠い
たけむら
BL
「いつも優しい幼馴染との距離が最近ちょっとだけ遠い」
真面目な幼馴染・三輪 遥と『そそっかしすぎる鉄砲玉』という何とも不名誉な称号を持つ倉田 湊は、保育園の頃からの友達だった。高校生になっても変わらず、ずっと友達として付き合い続けていたが、最近遥が『友達』と言い聞かせるように呟くことがなぜか心に引っ掛かる。そんなときに、高校でできたふたりの悪友・戸田と新見がとんでもないことを言い始めて…?
*本編:7話、番外編:4話でお届けします。
*別タイトルでpixivにも掲載しております。
【完結】ネクラ実況者、人気配信者に狙われる
ちょんす
BL
自分の居場所がほしくて始めたゲーム実況。けれど、現実は甘くない。再生数は伸びず、コメントもほとんどつかない。いつしか実況は、夢を叶える手段ではなく、自分の無価値さを突きつける“鏡”のようになっていた。
そんなある日、届いた一通のDM。送信者の名前は、俺が心から尊敬している大人気実況者「桐山キリト」。まさかと思いながらも、なりすましだと決めつけて無視しようとした。……でも、その相手は、本物だった。
「一緒にコラボ配信、しない?」
顔も知らない。会ったこともない。でも、画面の向こうから届いた言葉が、少しずつ、俺の心を変えていく。
これは、ネクラ実況者と人気配信者の、すれ違いとまっすぐな好意が交差する、ネット発ラブストーリー。
※プロットや構成をAIに相談しながら制作しています。執筆・仕上げはすべて自分で行っています。
【完結済】俺のモノだと言わない彼氏
竹柏凪紗
BL
「俺と付き合ってみねぇ?…まぁ、俺、彼氏いるけど」彼女に罵倒されフラれるのを寮部屋が隣のイケメン&遊び人・水島大和に目撃されてしまう。それだけでもショックなのに壁ドン状態で付き合ってみないかと迫られてしまった東山和馬。「ははは。いいねぇ。お前と付き合ったら、教室中の女子に刺されそう」と軽く受け流した。…つもりだったのに、翌日からグイグイと迫られるうえ束縛まではじまってしまい──?!
■青春BLに限定した「第1回青春×BL小説カップ」最終21位まで残ることができ感謝しかありません。応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
君のスーツを脱がせたい
凪
BL
学生兼モデルをしている佐倉蘭とオーダースーツ専門店のテーラー加瀬和也は絶賛お付き合い中。
蘭の誕生日に加瀬はオーダースーツを作ることに。
加瀬のかっこよさにドキドキしてしまう蘭。
仕事、年齢、何もかも違う二人だけとお互いを想い合う二人。その行方は?
佐倉蘭 受け 23歳
加瀬和也 攻め 33歳
原作間 33歳
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる