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本編
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2学期の終業式が終わると、渡辺の家に行き、そのまま勉強会となった。
またみっちりと勉強したあと、休憩となる。
上村は、頭からぷしゅ~と煙が出ているようで、渡辺のベッドで倒れていた。
「なべちゃんは、自分の試験は大丈夫なの?」
と、僕が聞く。
「僕?全然大丈夫だよ。学校推薦で私大ならもう受かっているし。」
「えっ!聞いてない!」
「あれ?LI◯Eしたよ?」
「…見てなかった。」
と、スマホをみると、500件以上の通知が来ていたことが判明した。
「「……瑞樹?」」
と、瀬下と渡辺がにっこりとしている。
「だ、だって、スマホいじると、キリがないから。それに緊急なことは、電話がくるし。」
「…どおりで最近の瑞樹と会話が合わないと思った。」
「うぅ、ごめん。」
と、瀬下に謝る。
「あとで、確認してね?」
「うん、ごめん。」
渡辺にも謝る。
上村はまだ頭から煙を出して、何も言えない。
「クリスマスなのに、俺合格したのに、みっちゃんの世話で、終わるのかぁ。」
と、哀愁たっぷりに渡辺が言う。
「これから俺ら本番なんだから、あまり悲しいこと、言わんで。」
と、瀬下が言う。
「でもさ、3人受かったら、また3人は一緒じゃん。まあ、あっくんと瑞樹は、大学離れても一緒だろうけど。」
渡辺の言葉に照れてしまう。
「そうなると、…みっちゃん、邪魔だよな?」
と、瀬下が黒い顔をする。
「あっくん、その顔やめて!俺の折れている心が、更に複雑骨折しちゃうから!」
ベッドの上で泣き真似をする上村。
「ちょっとみっちゃん、鼻水つけないでよ?僕、今夜寝られないじゃない!」
「…俺、今日泊まる。絶対あっくんたちの邪魔するから!なべちゃん、勉強教えて!」
上村のやる気が出たのはいいけど、僕たちの邪魔するために、という残念な理由なのがいただけない。
「よし!俺、頑張って教えるよ!お邪魔虫みっちゃんを作り上げるね!」
と、渡辺もノッてきた。
「……。」
呆れてモノも言えない僕。
「帰るか。」
と、帰り支度をする瀬下。
僕も慌てて帰り支度をする。
「なべちゃんお邪魔しました。上村、頑張ってね。」
「ぜってぇぇ、受かって邪魔してやる!!」
と、上村に返された。
これで、上村のやる気スイッチを押せたんなら、まぁいいか。…いや、よくないのかな?
瀬下の家に行き、瀬下の部屋で勉強を始めようとした。
一応泊まる予定であるけど、受験が終わるまでは、キスまでと約束した。
ただ、ここずっと、キスもしていなかったし、自分でも慰めていなかったせいか、瀬下の部屋に入ったら、瀬下の匂いで、少しおかしくなりそうになった。
「瑞樹、お茶持ってくる。…って、顔赤いぞ?」
「あっ、だ、大丈夫。」
「大丈夫じゃないだろ?熱は?」
瀬下の手が、僕のおでこの熱を測ろうと、前髪に触れようとした時、
「あっ!」
と、思わずびくっと、声に出してしまった。
しかも、あの時の声に似た声を出してしまった。
僕は思わず口を両手で押さえる。
「瑞樹。」
瀬下も今の僕の声で、ちょっと目つきがヤバい。
「ぼ、僕、なべちゃんの家に、も、戻るよ。」
逃げようとする僕を、瀬下が正面から抱きしめて来る。
「だ~め。ちょっと、すっきりしよっか?」
と、舌を舐めながら言う瀬下。
「ふえぇ!!」
「あかねのばか。すけべ。」
「キスしかしていないだろ?」
「……そうだけど。」
でも、キスだけなのに、キスだけで僕を!
瀬下のベッドで横たわる僕は、まだ顔から湯気が出ているだろう。
「ちょっとはすっきりしただろ?」
「…あかねは?」
「…俺は、可愛い瑞樹を堪能したから。」
「なんか、…経験値が違う。」
「違くないから。」
ぽんぽんと、頭を撫でられる。
「ちょっと休んだら、再開しよっか?」
「…うん。」
と、瀬下の家でも、家に帰ってからも、冬休みは勉強一色となって頑張った。
3学期に入り、共通テストを過ぎたあたりから、自由登校になる。
そのせいか、自由登校になる前にと、瀬下と上村に告白する女子が増えてきた。
「瀬下~!女子から呼び出しぃ!」
と、廊下側の席の男子が、冷やかすように言う。
「ああ、もう!勉強できん!それに俺、恋人いるから、断って!」
と、瀬下が叫ぶと、クラスの女子が阿鼻叫喚となり、廊下にいた女子にも伝播していく。
「えっ!いつの間に?!誰?誰?」
と永井が聞いてくる。
永井って、ある意味、勇者だよな。
「言わねぇよ。詮索すんなよ。」
と、また、勉強をしだす。
「なべちゃんは知っている?」
と、上村に勉強を教えている渡辺に、永井は聞く。
「知っているよ。でもさ、人の恋愛より、自分の受験の方は大丈夫なの?」
と、渡辺に言われた永井は、
「マジヤバです!俺も仲間に入れて!」
と、渡辺から教えてもらおうとした。
今更ながら、永井、大丈夫なのか?
あっという間に、学校内に瀬下に恋人がいることが噂されて、告白をしてくる勇者な女子はいなくなった。
「言って良かったの?」
と、放課後の帰り道に、上村が瀬下に聞く。
「言わないと、ずーっと続くんだぞ。それに、不安にさせるのも、な。」
と、瀬下は僕を見ながら言う。
「はいはい。ご馳走様。」
と、渡辺が言う。
僕は、ちょっと照れてしまった。
「確かに、呼び出されて、勉強の時間がなくなるのも、嫌だもんな。てか、あっくんがダメならって、俺のところに来るのか?…中学の時みたいに?」
うがぁぁ!と上村が嘆き出した。
「どういうこと?」
と、僕は渡辺に聞く。
「中学の時に付き合った彼女が、実はあっくん狙いだったんだよ。みっちゃん、踏み台にされたの。」
「うわぁ、ひどいね、それ。」
「だから、あっくんダメなら、みっちゃんにいく子はいるんじゃないかって、いう話。」
「なんかそれ、嫌だな。結局は、瀬下も上村も顔でしか見られてないじゃない。上村の良い所を知らないなんて勿体ないな。」
「瑞樹!ありがとう!…でもね、あっくんの前で、褒めないで。視線で殺されそうだから!」
と、プルプル震える上村。
「瀬下!友達褒めているの!上村は大事な友達でしょ。」
と、僕が怒る。
「……ん。」
と、視線を逸らす瀬下。
「あっくんがみっちゃんに嫉妬している。ウケる!」
と、笑う渡辺。
瀬下と僕が恋人になっても、変わらないで友達でいてくれる渡辺と上村。
3人に出会えたことに、神様に感謝しかなかった。ありがとう、神様!!
またみっちりと勉強したあと、休憩となる。
上村は、頭からぷしゅ~と煙が出ているようで、渡辺のベッドで倒れていた。
「なべちゃんは、自分の試験は大丈夫なの?」
と、僕が聞く。
「僕?全然大丈夫だよ。学校推薦で私大ならもう受かっているし。」
「えっ!聞いてない!」
「あれ?LI◯Eしたよ?」
「…見てなかった。」
と、スマホをみると、500件以上の通知が来ていたことが判明した。
「「……瑞樹?」」
と、瀬下と渡辺がにっこりとしている。
「だ、だって、スマホいじると、キリがないから。それに緊急なことは、電話がくるし。」
「…どおりで最近の瑞樹と会話が合わないと思った。」
「うぅ、ごめん。」
と、瀬下に謝る。
「あとで、確認してね?」
「うん、ごめん。」
渡辺にも謝る。
上村はまだ頭から煙を出して、何も言えない。
「クリスマスなのに、俺合格したのに、みっちゃんの世話で、終わるのかぁ。」
と、哀愁たっぷりに渡辺が言う。
「これから俺ら本番なんだから、あまり悲しいこと、言わんで。」
と、瀬下が言う。
「でもさ、3人受かったら、また3人は一緒じゃん。まあ、あっくんと瑞樹は、大学離れても一緒だろうけど。」
渡辺の言葉に照れてしまう。
「そうなると、…みっちゃん、邪魔だよな?」
と、瀬下が黒い顔をする。
「あっくん、その顔やめて!俺の折れている心が、更に複雑骨折しちゃうから!」
ベッドの上で泣き真似をする上村。
「ちょっとみっちゃん、鼻水つけないでよ?僕、今夜寝られないじゃない!」
「…俺、今日泊まる。絶対あっくんたちの邪魔するから!なべちゃん、勉強教えて!」
上村のやる気が出たのはいいけど、僕たちの邪魔するために、という残念な理由なのがいただけない。
「よし!俺、頑張って教えるよ!お邪魔虫みっちゃんを作り上げるね!」
と、渡辺もノッてきた。
「……。」
呆れてモノも言えない僕。
「帰るか。」
と、帰り支度をする瀬下。
僕も慌てて帰り支度をする。
「なべちゃんお邪魔しました。上村、頑張ってね。」
「ぜってぇぇ、受かって邪魔してやる!!」
と、上村に返された。
これで、上村のやる気スイッチを押せたんなら、まぁいいか。…いや、よくないのかな?
瀬下の家に行き、瀬下の部屋で勉強を始めようとした。
一応泊まる予定であるけど、受験が終わるまでは、キスまでと約束した。
ただ、ここずっと、キスもしていなかったし、自分でも慰めていなかったせいか、瀬下の部屋に入ったら、瀬下の匂いで、少しおかしくなりそうになった。
「瑞樹、お茶持ってくる。…って、顔赤いぞ?」
「あっ、だ、大丈夫。」
「大丈夫じゃないだろ?熱は?」
瀬下の手が、僕のおでこの熱を測ろうと、前髪に触れようとした時、
「あっ!」
と、思わずびくっと、声に出してしまった。
しかも、あの時の声に似た声を出してしまった。
僕は思わず口を両手で押さえる。
「瑞樹。」
瀬下も今の僕の声で、ちょっと目つきがヤバい。
「ぼ、僕、なべちゃんの家に、も、戻るよ。」
逃げようとする僕を、瀬下が正面から抱きしめて来る。
「だ~め。ちょっと、すっきりしよっか?」
と、舌を舐めながら言う瀬下。
「ふえぇ!!」
「あかねのばか。すけべ。」
「キスしかしていないだろ?」
「……そうだけど。」
でも、キスだけなのに、キスだけで僕を!
瀬下のベッドで横たわる僕は、まだ顔から湯気が出ているだろう。
「ちょっとはすっきりしただろ?」
「…あかねは?」
「…俺は、可愛い瑞樹を堪能したから。」
「なんか、…経験値が違う。」
「違くないから。」
ぽんぽんと、頭を撫でられる。
「ちょっと休んだら、再開しよっか?」
「…うん。」
と、瀬下の家でも、家に帰ってからも、冬休みは勉強一色となって頑張った。
3学期に入り、共通テストを過ぎたあたりから、自由登校になる。
そのせいか、自由登校になる前にと、瀬下と上村に告白する女子が増えてきた。
「瀬下~!女子から呼び出しぃ!」
と、廊下側の席の男子が、冷やかすように言う。
「ああ、もう!勉強できん!それに俺、恋人いるから、断って!」
と、瀬下が叫ぶと、クラスの女子が阿鼻叫喚となり、廊下にいた女子にも伝播していく。
「えっ!いつの間に?!誰?誰?」
と永井が聞いてくる。
永井って、ある意味、勇者だよな。
「言わねぇよ。詮索すんなよ。」
と、また、勉強をしだす。
「なべちゃんは知っている?」
と、上村に勉強を教えている渡辺に、永井は聞く。
「知っているよ。でもさ、人の恋愛より、自分の受験の方は大丈夫なの?」
と、渡辺に言われた永井は、
「マジヤバです!俺も仲間に入れて!」
と、渡辺から教えてもらおうとした。
今更ながら、永井、大丈夫なのか?
あっという間に、学校内に瀬下に恋人がいることが噂されて、告白をしてくる勇者な女子はいなくなった。
「言って良かったの?」
と、放課後の帰り道に、上村が瀬下に聞く。
「言わないと、ずーっと続くんだぞ。それに、不安にさせるのも、な。」
と、瀬下は僕を見ながら言う。
「はいはい。ご馳走様。」
と、渡辺が言う。
僕は、ちょっと照れてしまった。
「確かに、呼び出されて、勉強の時間がなくなるのも、嫌だもんな。てか、あっくんがダメならって、俺のところに来るのか?…中学の時みたいに?」
うがぁぁ!と上村が嘆き出した。
「どういうこと?」
と、僕は渡辺に聞く。
「中学の時に付き合った彼女が、実はあっくん狙いだったんだよ。みっちゃん、踏み台にされたの。」
「うわぁ、ひどいね、それ。」
「だから、あっくんダメなら、みっちゃんにいく子はいるんじゃないかって、いう話。」
「なんかそれ、嫌だな。結局は、瀬下も上村も顔でしか見られてないじゃない。上村の良い所を知らないなんて勿体ないな。」
「瑞樹!ありがとう!…でもね、あっくんの前で、褒めないで。視線で殺されそうだから!」
と、プルプル震える上村。
「瀬下!友達褒めているの!上村は大事な友達でしょ。」
と、僕が怒る。
「……ん。」
と、視線を逸らす瀬下。
「あっくんがみっちゃんに嫉妬している。ウケる!」
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