12 / 15
付き人編
6
「師匠、森で薬草を取ってきたよ」
「ああ、机に置いておいて。今、手が離せないから」
「……師匠、まだ朝ごはん食べてないじゃないか。もう昼だよ?体壊すよ?」
神と人間の距離が近い時代のことだった。
魔法使いの師匠が魔法神になる前の頃だ。
魔力量が多かった僕は、両親と離れて師匠に弟子入りをした。
毎日毎日、師匠の元で訓練をして、師匠の世話をして過ごしていた。
「師匠、あっちの大陸にいる魔法使い、物凄く強い魔法使いがいるんだって」
「へぇ。そんなに強いのなら、魔物なんてすぐ倒せそうだね」
「でも、……交戦的だって聞いた。隣の大陸から、攻めて来ないといいな」
僕が師匠に弟子入りして、10年が過ぎた頃だった。
「師匠、やっぱり隣の大陸の奴らが戦争を仕掛けてきたって!逃げよう、師匠!」
「ダメだよ。魔法使いは他の人を守るために魔法を使わないと。私利私欲で魔法を使うと、神様に怒られるからね。だから、逃げてはいけないよ」
隣の大陸から戦争の開戦を申し込まれ、圧倒的な武力で、あっという間に、こちらの大陸の国々は滅ぼされた。
「し、師匠、……やだ、死なないで!まだ、師匠から、全部、学んで、ない!あっ、やだ、こっちに来るな!痛い!離せ‼︎師匠!師匠‼︎」
「……***、に、げ……。……い、き…ろ」
師匠も村の人々を守るために戦った。
でも、多勢に無勢で、師匠の強固な魔法の盾は、質量であっさりと壊された。僕たちは攻撃魔法を展開する前に、膨大な攻撃魔法で、師匠は僕を庇い散っていった。
「やぁ、やめ、ろ、……こんな、こと、を、……され、ても、僕は、……屈しない、から!」
「ははっ、いつまで持つかな?」
生き残った人たちは捕虜となり、奴隷にされた。
僕を含めた魔法使いの人たちは、隣の大陸一の魔法使いの奴隷となった。
僕たちの魔力は、魔法使いに吸い取られる。年老いた魔法使いは、魔力枯渇まで魔力を吸い取られ、そのまま命まで奪われた。若く見目の良い者から、魔法使いによって身体を弄ばれていった。
見目が良くても、魔法使いが飽きたら、簡単に命も奪われた。
「やぁ……、もう……」
「まだ、私に反抗するというのか?おまえは何も考えずに私に従えばよい。……さっさと快楽に溺れてしまえば、楽になるぞ」
「……っ」
「言葉を発しなくとも、まだ私を睨むのか。早く私の元に堕ちてこい。身体は私を受け入れているぞ。ほら!」
「っっ‼︎‼︎」
僕は抵抗した。とことん抵抗した。最後の一人になっても。
僕の魔力も身体も蹂躙し尽くされても、心は魔法使いにやることはしなかった。
魔法使いは僕に飽きなかった。僕は、殺されなかった。
「……」
「ははっ、おまえは本当にすごいな。まだ精神が壊れていないのか!……気に入った!魔力も心地良いし、身体の相性も良い。絶対に私のものにしてやる!」
「……だ、れが、……なる、も、の、……か」
「はっ、直ぐにそんな口を叩けなくしてやる!さぁ、躾の時間だ」
しかし、暗闇の牢獄に囚われた。陽が射さない、時間感覚がない闇の中。あの魔法使いに蹂躙し続けられる監獄。
いつか絶対に逃げ出す!と、ずっと思って、機会を伺っていた。
「……」
「自我が保てない癖にまだ反抗するか。……長期戦で私に挑むのか?……いいだろう。私はおまえの魂を縛る。お前が輪廻転生をし続ける限り、最高のプレゼントを用意しよう。有難く受け取れよ?……おまえが私に堕ちてくるか、抗い続けるか、楽しみだな、クククッ」
「……や、……」
「さぁ、魂に刻んだぞ。私とおまえの繋がりができた。私がかけた魔法だ。簡単には断ち切れんぞ。……私はあまり気が長い方ではないから、待たせ過ぎるようなら、迎えに行くからな。早く私のモノになると宣言した方が、楽だぞ」
逃げ出す前に僕の身体が持たなかった。魔法使いにとって、魔力は生命の源。搾取され続けた身体はボロボロだった。
死ぬことで、やっとコイツから解放されると思ったら、死ぬことは怖くなかった。
なのに、魂をコイツに縛られた。縛られてしまったら、何処にもいけない。
僕がこの魔法を解析して解呪するには、時間がかかる。一万年?百万年?
ダメだ!時間をそこまでかけられない。
死で逃げられても、今度捕まってしまったら、永久に閉じ込められる。また、朝も昼もなく、時間も存在しない無限の牢獄に。
尊厳も何もかもを失って。
しかし、僕は諦めない。絶対にこの繋がりを断ち切って、僕は逃げるんだ!
気がつけば、何もない白い空間にいた。
そして、目の前に師匠が立っていた。
「師匠、魔法神になられていたんですね。やっぱり、師匠はすごいや‼︎」
「***、いや、ユーク、諦めないでよく頑張っているね。……助けてあげられなくて、ごめん。……不甲斐ない師匠だね」
「そんなことないです!僕は、師匠が教えてくれた魔法使いの信念を、最後まで貫き通します!」
「っ、ありがとう。……やっと君に会えた。ずっと邪魔をされていたから。やっと、君に加護を授けられる。他の神たちにもお願いをしたんだ。神たちからの加護を受け取って……」
「師匠?どういう、こと、ですか?」
「……もう、時間だ。今は何も話せなくて、ごめん。……また、少しの間だけ、私のこと、昔のことを忘れてくれ。……私の愛弟子、我が愛し子よ。……決して、諦めないで」
「師匠?……師匠⁈」
目が覚めたら、何故か泣きたくなった。
夢で、大好きで大切な人に会えたと思った。
大切な人から、大事なことを言われた。
でも、何も思い出せなくて。
「ユーク?目が覚めた?」
「なお、さ、ま?」
尚様は、少し窶れたように見えた。
「良かったぁ。中々目を覚さないから、心配したよ。痛いところはないかい?」
「……痛くないです。でも、……胸が、心が、何故か、苦しいんです」
涙がこめかみを伝い、枕を濡らしていく。
尚様は、何も言わずに僕の頭を撫でてくれる。優しく、労わるように。
今は、大事な誰かは思い出せないけど、大切な人を想って泣きたかった。
泣き疲れた僕は、また眠ってしまった。
僕が洗礼の儀を受けたその日、ネメティス家は消えた。
文字通り、家族や使用人、屋敷が忽然と消えた。
屋敷があった場所は、何年もほったらかしにされて、草が伸び切った空き地に変わっていた。
貴族名鑑にも、ネメティス家の家系、爵位が記載されてあるページは見つからなかった。
でも、貴族の誰もが確かにネメティス家があったことを覚えている。
確かに、お茶会に参加をしていたし、学園にも通っていた。
しかし、ネメティス家に関する記述は、何一つ残っていなかった。
国全体が、煙に巻かれたような出来事となった。
しかし、時間が経つにつれて、人々は忘れていく。その年月は長くはないのに、一週間も経つ頃には、ネメティス家があったことすら、誰も覚えていなかった。
一人残された僕が、一番困惑をした。
次に目を覚ました時には、僕は道で倒れていた住所不明、家族がいない孤児になっていた。
大司教、ロンバウト神官やロア様も、誰もが僕の名前を覚えていなかった。
そして、みんなが初対面であるかのように、名前を聞いてきた。
唯一、僕を覚えていた者が、尚様だけだった。
尚様も、ネメティス家が忽然と消えた状況を奇妙に感じてはいたけど、僕の名前を誰も知らないと言い出した時は、愕然としたらしい。
僕が倒れて一週間の間に、事態はどんどんと変わっていったらしく、尚様も理解が追いつかなかった。
僕が目を覚ましたことで、変化が止まったと言っていた。
僕は、尚様の侍従見習いとして、働き出した。
でも、みんなから、孤児を神子様の侍従にはできないと、反対をされた。
僕は、洗礼の儀を受けていないことになっていたから、もう一度受け直すことになった。
僕は、神のご加護を幾つか授かっていた。これには立ち会った神官、皇宮から派遣をされた文官をはじめ、僕が複数の加護持ちとわかった人たちは一様に驚いた。
尚様が『神の思し召しだね』と一言言えば、反対をする者はいなくなった。
「ユークの家族って、結局どうなったんだろうね?」
と、尚様が言う。
僕は、尚様の前に紅茶の入ったティーカップを置き、
「私が知るわけがない、です」
と、答える。
「あれから、8年か。もうすっかり、ユークは大人になったね」
「ええ、尚様はアラサーになりましたし」
「しかも、口が悪くなった。可愛いにゃんこのユークは、どこにいったのやら」
尚様は用意した焼き菓子を一つつまみ、サクッと一口齧る。
僕は、尚様の侍従になり、8年が経つ。
あれから様々なことがあった。
しかし、僕に関する謎は、未だにわかっていない。
今世は家族がいないせいなのか、尚様が近くにいるおかげか、僕は自ら命を断つ真似はしていない。
「さぁ?尚様がいじめるから、逃げ出したのかも知れません」
「いじめていないんだけどなぁ。可愛がっているだけだよぉ」
「フッ、……どうだか」
「ほんと、可愛くなくなったな‼︎」
ーーーーーーーーーー
お読みいただきありがとうございます。
ランキングが急上昇して驚いております。
お読みくださった方々に感謝を申し上げます。
沢山のいいね、お気に入りをありがとうございます。励みになります。
「ああ、机に置いておいて。今、手が離せないから」
「……師匠、まだ朝ごはん食べてないじゃないか。もう昼だよ?体壊すよ?」
神と人間の距離が近い時代のことだった。
魔法使いの師匠が魔法神になる前の頃だ。
魔力量が多かった僕は、両親と離れて師匠に弟子入りをした。
毎日毎日、師匠の元で訓練をして、師匠の世話をして過ごしていた。
「師匠、あっちの大陸にいる魔法使い、物凄く強い魔法使いがいるんだって」
「へぇ。そんなに強いのなら、魔物なんてすぐ倒せそうだね」
「でも、……交戦的だって聞いた。隣の大陸から、攻めて来ないといいな」
僕が師匠に弟子入りして、10年が過ぎた頃だった。
「師匠、やっぱり隣の大陸の奴らが戦争を仕掛けてきたって!逃げよう、師匠!」
「ダメだよ。魔法使いは他の人を守るために魔法を使わないと。私利私欲で魔法を使うと、神様に怒られるからね。だから、逃げてはいけないよ」
隣の大陸から戦争の開戦を申し込まれ、圧倒的な武力で、あっという間に、こちらの大陸の国々は滅ぼされた。
「し、師匠、……やだ、死なないで!まだ、師匠から、全部、学んで、ない!あっ、やだ、こっちに来るな!痛い!離せ‼︎師匠!師匠‼︎」
「……***、に、げ……。……い、き…ろ」
師匠も村の人々を守るために戦った。
でも、多勢に無勢で、師匠の強固な魔法の盾は、質量であっさりと壊された。僕たちは攻撃魔法を展開する前に、膨大な攻撃魔法で、師匠は僕を庇い散っていった。
「やぁ、やめ、ろ、……こんな、こと、を、……され、ても、僕は、……屈しない、から!」
「ははっ、いつまで持つかな?」
生き残った人たちは捕虜となり、奴隷にされた。
僕を含めた魔法使いの人たちは、隣の大陸一の魔法使いの奴隷となった。
僕たちの魔力は、魔法使いに吸い取られる。年老いた魔法使いは、魔力枯渇まで魔力を吸い取られ、そのまま命まで奪われた。若く見目の良い者から、魔法使いによって身体を弄ばれていった。
見目が良くても、魔法使いが飽きたら、簡単に命も奪われた。
「やぁ……、もう……」
「まだ、私に反抗するというのか?おまえは何も考えずに私に従えばよい。……さっさと快楽に溺れてしまえば、楽になるぞ」
「……っ」
「言葉を発しなくとも、まだ私を睨むのか。早く私の元に堕ちてこい。身体は私を受け入れているぞ。ほら!」
「っっ‼︎‼︎」
僕は抵抗した。とことん抵抗した。最後の一人になっても。
僕の魔力も身体も蹂躙し尽くされても、心は魔法使いにやることはしなかった。
魔法使いは僕に飽きなかった。僕は、殺されなかった。
「……」
「ははっ、おまえは本当にすごいな。まだ精神が壊れていないのか!……気に入った!魔力も心地良いし、身体の相性も良い。絶対に私のものにしてやる!」
「……だ、れが、……なる、も、の、……か」
「はっ、直ぐにそんな口を叩けなくしてやる!さぁ、躾の時間だ」
しかし、暗闇の牢獄に囚われた。陽が射さない、時間感覚がない闇の中。あの魔法使いに蹂躙し続けられる監獄。
いつか絶対に逃げ出す!と、ずっと思って、機会を伺っていた。
「……」
「自我が保てない癖にまだ反抗するか。……長期戦で私に挑むのか?……いいだろう。私はおまえの魂を縛る。お前が輪廻転生をし続ける限り、最高のプレゼントを用意しよう。有難く受け取れよ?……おまえが私に堕ちてくるか、抗い続けるか、楽しみだな、クククッ」
「……や、……」
「さぁ、魂に刻んだぞ。私とおまえの繋がりができた。私がかけた魔法だ。簡単には断ち切れんぞ。……私はあまり気が長い方ではないから、待たせ過ぎるようなら、迎えに行くからな。早く私のモノになると宣言した方が、楽だぞ」
逃げ出す前に僕の身体が持たなかった。魔法使いにとって、魔力は生命の源。搾取され続けた身体はボロボロだった。
死ぬことで、やっとコイツから解放されると思ったら、死ぬことは怖くなかった。
なのに、魂をコイツに縛られた。縛られてしまったら、何処にもいけない。
僕がこの魔法を解析して解呪するには、時間がかかる。一万年?百万年?
ダメだ!時間をそこまでかけられない。
死で逃げられても、今度捕まってしまったら、永久に閉じ込められる。また、朝も昼もなく、時間も存在しない無限の牢獄に。
尊厳も何もかもを失って。
しかし、僕は諦めない。絶対にこの繋がりを断ち切って、僕は逃げるんだ!
気がつけば、何もない白い空間にいた。
そして、目の前に師匠が立っていた。
「師匠、魔法神になられていたんですね。やっぱり、師匠はすごいや‼︎」
「***、いや、ユーク、諦めないでよく頑張っているね。……助けてあげられなくて、ごめん。……不甲斐ない師匠だね」
「そんなことないです!僕は、師匠が教えてくれた魔法使いの信念を、最後まで貫き通します!」
「っ、ありがとう。……やっと君に会えた。ずっと邪魔をされていたから。やっと、君に加護を授けられる。他の神たちにもお願いをしたんだ。神たちからの加護を受け取って……」
「師匠?どういう、こと、ですか?」
「……もう、時間だ。今は何も話せなくて、ごめん。……また、少しの間だけ、私のこと、昔のことを忘れてくれ。……私の愛弟子、我が愛し子よ。……決して、諦めないで」
「師匠?……師匠⁈」
目が覚めたら、何故か泣きたくなった。
夢で、大好きで大切な人に会えたと思った。
大切な人から、大事なことを言われた。
でも、何も思い出せなくて。
「ユーク?目が覚めた?」
「なお、さ、ま?」
尚様は、少し窶れたように見えた。
「良かったぁ。中々目を覚さないから、心配したよ。痛いところはないかい?」
「……痛くないです。でも、……胸が、心が、何故か、苦しいんです」
涙がこめかみを伝い、枕を濡らしていく。
尚様は、何も言わずに僕の頭を撫でてくれる。優しく、労わるように。
今は、大事な誰かは思い出せないけど、大切な人を想って泣きたかった。
泣き疲れた僕は、また眠ってしまった。
僕が洗礼の儀を受けたその日、ネメティス家は消えた。
文字通り、家族や使用人、屋敷が忽然と消えた。
屋敷があった場所は、何年もほったらかしにされて、草が伸び切った空き地に変わっていた。
貴族名鑑にも、ネメティス家の家系、爵位が記載されてあるページは見つからなかった。
でも、貴族の誰もが確かにネメティス家があったことを覚えている。
確かに、お茶会に参加をしていたし、学園にも通っていた。
しかし、ネメティス家に関する記述は、何一つ残っていなかった。
国全体が、煙に巻かれたような出来事となった。
しかし、時間が経つにつれて、人々は忘れていく。その年月は長くはないのに、一週間も経つ頃には、ネメティス家があったことすら、誰も覚えていなかった。
一人残された僕が、一番困惑をした。
次に目を覚ました時には、僕は道で倒れていた住所不明、家族がいない孤児になっていた。
大司教、ロンバウト神官やロア様も、誰もが僕の名前を覚えていなかった。
そして、みんなが初対面であるかのように、名前を聞いてきた。
唯一、僕を覚えていた者が、尚様だけだった。
尚様も、ネメティス家が忽然と消えた状況を奇妙に感じてはいたけど、僕の名前を誰も知らないと言い出した時は、愕然としたらしい。
僕が倒れて一週間の間に、事態はどんどんと変わっていったらしく、尚様も理解が追いつかなかった。
僕が目を覚ましたことで、変化が止まったと言っていた。
僕は、尚様の侍従見習いとして、働き出した。
でも、みんなから、孤児を神子様の侍従にはできないと、反対をされた。
僕は、洗礼の儀を受けていないことになっていたから、もう一度受け直すことになった。
僕は、神のご加護を幾つか授かっていた。これには立ち会った神官、皇宮から派遣をされた文官をはじめ、僕が複数の加護持ちとわかった人たちは一様に驚いた。
尚様が『神の思し召しだね』と一言言えば、反対をする者はいなくなった。
「ユークの家族って、結局どうなったんだろうね?」
と、尚様が言う。
僕は、尚様の前に紅茶の入ったティーカップを置き、
「私が知るわけがない、です」
と、答える。
「あれから、8年か。もうすっかり、ユークは大人になったね」
「ええ、尚様はアラサーになりましたし」
「しかも、口が悪くなった。可愛いにゃんこのユークは、どこにいったのやら」
尚様は用意した焼き菓子を一つつまみ、サクッと一口齧る。
僕は、尚様の侍従になり、8年が経つ。
あれから様々なことがあった。
しかし、僕に関する謎は、未だにわかっていない。
今世は家族がいないせいなのか、尚様が近くにいるおかげか、僕は自ら命を断つ真似はしていない。
「さぁ?尚様がいじめるから、逃げ出したのかも知れません」
「いじめていないんだけどなぁ。可愛がっているだけだよぉ」
「フッ、……どうだか」
「ほんと、可愛くなくなったな‼︎」
ーーーーーーーーーー
お読みいただきありがとうございます。
ランキングが急上昇して驚いております。
お読みくださった方々に感謝を申し上げます。
沢山のいいね、お気に入りをありがとうございます。励みになります。
あなたにおすすめの小説
愛されたいだけなのに
まさお
BL
我儘令息だったノアは一回目の人生で最愛の人からの裏切りの末、殺される。
気がつくと人生が巻き戻っていて人生二週目が始まる。
しかしまた殺される。
何度も何度も繰り返した人生の中で自分が愛されることを諦めてしまう。
平凡な俺が完璧なお兄様に執着されてます
クズねこ
BL
いつもは目も合わせてくれないのにある時だけ異様に甘えてくるお兄様と義理の弟の話。
『次期公爵家当主』『皇太子様の右腕』そんなふうに言われているのは俺の義理のお兄様である。
何をするにも完璧で、なんでも片手間にやってしまうそんなお兄様に執着されるお話。
BLでヤンデレものです。
第13回BL大賞に応募中です。ぜひ、応援よろしくお願いします!
週一 更新予定
ときどきプラスで更新します!
記憶を無くしたら家族に愛されました
レン
BL
リオンは第三王子で横暴で傲慢で侍女や執事が少しでも気に入らなかったら物を投げたり怒鳴ったりする。家族の前でも態度はあまり変わらない…
家族からも煩わしく思われたていて嫌われていた… そんなある日階段から落ちて意識をなくした…数日後目を覚ましたらリオンの様子がいつもと違くて…
依存体質
ぽぽ
BL
冴えない大学生、優太(ユウタ)には小学生の頃から大好きなアイドルがいる。
それはアイドルとして活動する奏(カナタ)だ。
幼い頃に両親を亡くしてしまった優太には大きな心の支えだった。
握手会やイベント、ライブに足繁く通っていたため奏に認知をされていた優太だが、就職活動をきっかけに頻繁に通えなくなってしまう。
すっかり忘られてしまっただろうと思いながら行ったライブだが…
姉の婚約者の心を読んだら俺への愛で溢れてました
天埜鳩愛
BL
魔法学校の卒業を控えたユーディアは、親友で姉の婚約者であるエドゥアルドとの関係がある日を境に疎遠になったことに悩んでいた。
そんな折、我儘な姉から、魔法を使ってそっけないエドゥアルドの心を読み、卒業の舞踏会に自分を誘うように仕向けろと命令される。
はじめは気が進まなかったユーディアだが、エドゥアルドの心を読めばなぜ距離をとられたのか理由がわかると思いなおして……。
優秀だけど不器用な、両片思いの二人と魔法が織りなすモダキュン物語。
「許されざる恋BLアンソロジー 」収録作品。
兄の代わりに嫁いだら、結婚相手ではなく兄の婚約者だった公爵閣下に執着されました
なつめ
BL
名門伯爵家の次男である青年は、家の都合で本来嫁ぐはずだった兄の代わりに、遠方の名家へ“花婿”として送り込まれる。
屈辱的な身代わり婚のはずだった。冷遇され、義務だけ果たして静かに消える未来を覚悟していた。
けれど、彼を待っていたのは結婚相手その人ではなかった。
その男の隣には、かつて兄の婚約者だったという、美しく冷酷な公爵がいた。
弟をひと目見た瞬間、その公爵は気づいてしまう。
これは本来欲しかった相手ではない。なのに、目が離せない。
兄の代わりとして連れてこられたはずの弟へ、じわじわと執着を深めていく。
これは、祝福されるはずのない婚姻から始まる、
ねじれた執着と独占欲のBL。
BLノベルの捨て駒になったからには
カギカッコ「」
BL
転生先は前世で妹から読まされたBLノベルの捨て駒だった。仕える主人命令である相手に毒を盛ったはいいものの、それがバレて全ての罪を被らされ獄中死するキャラ、それが僕シャーリーだ。ノベル通りに死にたくない僕はその元凶たる相手の坊ちゃまを避けようとしたんだけど、無理だった。だから仕方なく解毒知識を磨いて毒の盛られた皿を僕が食べてデッドエンドを回避しようとしたわけだけど、倒れた。しかしながら、その後から坊ちゃまの態度がおかしい。更には僕によって救われた相手も僕に会いにきて坊ちゃまと険悪そうで……。ノベル本来の受け担当キャラも登場し、周囲は賑やかに。はぁ、捨て駒だった僕は一体どこに向かうのか……。
これはこの先恋に発展するかもしれない青年たちのプロローグ。