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ガルデ学園高等学校 ④
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人のまばらな商店街を抜け、太陽と戯れる猫を横切り、車通りの少ない歩道橋を渡り、砂場しかない公園の前で刹那は早見と別れた。
「早見はガルデ学園だよな。当たり前だけど」
「おう!ガルデしか行ける所ないしな!」
早見は少し俯きがちに言った。
「また連絡するわ!近いうちに会おーぜ!」
カラッとした笑い声で刹那は言った。
「あーまた遊ぼーな!刹那!」
早見も今日一の笑顔で言った。
もう会うことの叶わない親友に向けて
(やっぱ、この顔は男の俺でも惚れるわ)
(ごめんな…刹那。もう、会えねーよ…)
互いの思いを胸に2人は背を向けあった。
二度と混じり合うことの無い明日に向かって。
しかし
そう、この時までは
誰も想像すらしていなかった
いくら時の歯車を狂わそうとも
運命は変えることが出来ないということを
それは唐突に、矢吹 刹那の身に降りかかる
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「おう!ガルデしか行ける所ないしな!」
早見は少し俯きがちに言った。
「また連絡するわ!近いうちに会おーぜ!」
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「あーまた遊ぼーな!刹那!」
早見も今日一の笑顔で言った。
もう会うことの叶わない親友に向けて
(やっぱ、この顔は男の俺でも惚れるわ)
(ごめんな…刹那。もう、会えねーよ…)
互いの思いを胸に2人は背を向けあった。
二度と混じり合うことの無い明日に向かって。
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