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第十一章 その時は
ここは西の果て 恋する魔法姫は兄を身代わりに海を越える
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沢山の人々の歓声に見送られ。ヤコブ氏の馬車でそこから離れる。エルンストはボロボロで。エマは、馬車の中に入った途端崩れ落ちる。エマは、さっきまでの恐ろしさは鳴りを潜め、静かな寝息を立てている。
「…これから大変ですね。」とヤコブ氏が言うと
「今更ですよ。」と言う。そう、聖女の祝福されし土地。祝福を受けた主。…今からの事は後で考えようと思うのだった。
これより聖女が出現し聖別した聖地として、この街はより発展していくことになる。エルンスト氏は、この街の他近隣の街も掌握していく。そしてこれより先、交易都市として重要な位置を占めていくことになる。
「エマ先生。」
「エルンストさん。」
二人のやり取りはあまり変わらない。
「昨日、新聞にこんなことが。」新聞を差し出され思わず固まる。
『聖女グリンダ出現』
「………。」
「この間のことみたいですね。あなたはとても勇ましかった。」滔々と語るエルンスト氏。徐々に赤面するエマ。
「いずれ絵に描かせますか。それとも銅像とか…。」赤面した彼女が全力で断ったのは言うまでもない。
「…これから大変ですね。」とヤコブ氏が言うと
「今更ですよ。」と言う。そう、聖女の祝福されし土地。祝福を受けた主。…今からの事は後で考えようと思うのだった。
これより聖女が出現し聖別した聖地として、この街はより発展していくことになる。エルンスト氏は、この街の他近隣の街も掌握していく。そしてこれより先、交易都市として重要な位置を占めていくことになる。
「エマ先生。」
「エルンストさん。」
二人のやり取りはあまり変わらない。
「昨日、新聞にこんなことが。」新聞を差し出され思わず固まる。
『聖女グリンダ出現』
「………。」
「この間のことみたいですね。あなたはとても勇ましかった。」滔々と語るエルンスト氏。徐々に赤面するエマ。
「いずれ絵に描かせますか。それとも銅像とか…。」赤面した彼女が全力で断ったのは言うまでもない。
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