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【15】暗い森の奥
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月明かりに照らされた森の道を歩いていると
バサバサと羽の音がした。
ひとつのランタンのような明かりを持って飛んでいるらしく
私はそれについていった。
梟が木の枝に止まった。
そして梟は首を回して私に問いかける
「元の世界に戻りたいかい?」
「ここは失ったものを取り戻すための場所、嘘か本当か見抜けるかが必要となる。涙だけを取り戻しても無駄だ…。」と首を振る動きをして私を見下ろす。
「涙だけ…?違うわ、私はちゃんと悲しみという感情を取り戻したのよ無駄なんて言わないで。おじいちゃんおばあちゃんの事絶対忘れないって誓ったんだからあの2匹にも。」
と私は力強く応えた。
「まぁ、僕についてきなさい」と言ってまたバサバサという音もなく
ランタンの明かりが揺れる。
私は今度は走って追いかける。
(狛犬達から聞いていたけどこの子の落し物は残り3つもないってとこか…本当にいきたいって思ってくれるといいのだけれど)と思いながら目的地へ向かう。
「さてと。」と結愛より早くついた梟は入口を開けずに辺りを見渡す。
バサバサと羽の音がした。
ひとつのランタンのような明かりを持って飛んでいるらしく
私はそれについていった。
梟が木の枝に止まった。
そして梟は首を回して私に問いかける
「元の世界に戻りたいかい?」
「ここは失ったものを取り戻すための場所、嘘か本当か見抜けるかが必要となる。涙だけを取り戻しても無駄だ…。」と首を振る動きをして私を見下ろす。
「涙だけ…?違うわ、私はちゃんと悲しみという感情を取り戻したのよ無駄なんて言わないで。おじいちゃんおばあちゃんの事絶対忘れないって誓ったんだからあの2匹にも。」
と私は力強く応えた。
「まぁ、僕についてきなさい」と言ってまたバサバサという音もなく
ランタンの明かりが揺れる。
私は今度は走って追いかける。
(狛犬達から聞いていたけどこの子の落し物は残り3つもないってとこか…本当にいきたいって思ってくれるといいのだけれど)と思いながら目的地へ向かう。
「さてと。」と結愛より早くついた梟は入口を開けずに辺りを見渡す。
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