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アイディア
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冷蔵庫の側壁に両手を突き、剥き出しのおしりを突き出す。ケンはすぐさまその場に屈み、おしりの膨らみを左右に開いた。おおお、という小規模な歓声。
「ユエの肛門、すっごくきれいだね。これまで見た中で最高かもしれない。うんこが出てくる穴だとはとても思えないよ」
「裂けてる?」
「分からないよ、すぼまったままじゃ。伸縮させて、伸縮」
言われた通りにする。また歓声。
「ああ、かわいいよっ、ユエっ。かわいいかわいいかわいいかわいい――」
突如として、冷たいような温かいような感触。一瞬の肉体的緊張のあと、アナルを舐められたのだ、と理解する。
「力を抜いて。引き続き伸縮もよろしく」
アドバイスにのっとってアナルを作動させる。ケンはそれに呼応し、舌による愛撫に強弱をつける。これが気持ちよさを感じさせるための基本的なテクニックなのだな、と気持ちよさを感じないなりに理解する。時々はキスもしたし、穴への侵入を模索するように舌先が蠢くこともあった。
「ねえ、アナルファックしていい?」
刺激が突然やんだかと思うと、真剣な声で同意を求めてきた。両手はおしりの肉を掴んだまま。最低限の優しさを確保しながらも力強い十指の圧力が、彼の意思の程度を表しているかのようだ。
「今まではずっと、大きい方の穴ばっかり使ってきたじゃん? だから、魚肉ソーセージを入れられたって聞いた瞬間、悔しくて、悔しくてさ。だってさ、そいつらの意思でユエの肛門に入れたわけでしょ。ようは先を越されたってことじゃん。その事実を帳消しにするためにはそうするしかないし、というかもう、昨日の時点でその願望はあったんだよ。ぼく、そっちの穴に出し入れして、女が顔を歪めているのを鑑賞するの、好きだし。でもユエは、感情は覚えないけど痛みはしっかり感じるわけでしょ? そっちの穴に入れたら絶対痛いから、かわいそうだなっていう気持ちがあって。でもユエは、仮におっけーだとしても、自分からそっちでしてとは絶対に言わないでしょ。だから葛藤があって、だからその、ようするにあの、その――」
感情が先行しているせいで話がまとまらない。しかし、それがかえって思いの強さを伝えている、そんな語りだ。五人を殺す見返りとして、ケンの性的な欲求には極力応じる方針を立てているわたしとしては、取るべき対応は決まっている。フレデリカさんを殺す未来が確定した場合に備える、という意味でも。
「いいよ、はい」
強気に鼻頭に押し当てるイメージを描きながら、おしりをいっそう突き出す。
「ただし、排便が正常にできなくなってしまわないように、優しくね」
ケンは表情を輝かせて素早く腰を上げた。肩越しに様子を窺っていたので、そのことが分かった。
「行くよ」
急ぎがちながらも正確にペニスの照準を定め、挿入する。もともとが狭いだけあって、二回目でも痛い。ただ、馴染むまでにそう時間はかからなかった。
「行くよ」
動き出した。静止しているのと動くのとではやはり大きな差があるが、耐えられないほどではない。
ケンは同じ体位で二回した。
* * *
まとっている衣服を全て脱ぎ去り、狭いベッドに並んで横になる。ケンにおっぱいやまんこをいじられながら、四人を一挙に殺し、なおかつ、わたしとの関連を疑われずに済む方法についてアイディアを出し合った。
思いのほか早期に、これという案を見つけられた。二人で協力し合ったからこそ、というよりも、難しそうに見えてその実ロジックは単純で、腰を据えて思案した結果の必然の報酬、という感じだった。
「というわけで、昼過ぎからぼくは出かけるね」
わたしの足元でケンは言った。わたしは彼に足を向けて、ペニスを手や舌や唇で労わっている。ケンもさっきまで、同じことをわたしに対して断続的に行っていたが、わたしが「集中できない」と抗議したのを機にやめていた。
「面倒くさいし、ユエといっしょの時間が減るのは嫌だけど、そうしないと多分、余計に無駄な時間を過ごすことになるからね。やっぱ短期決戦だよ、短期決戦」
「しつこく攻めるのが好きなくせに」
銀色の糸を引きながらペニスから唇を離し、わたしは言う。はははっ、という快活な笑声。音声だけを切り取ったならば、「少年の明るい笑い声」という題がついたサンプルボイスのようだ。
「特大の花火、ユエに見せてあげるよ。まあ、楽しみにしてて」
ケンがクンニリングスを再開したので、わたしもフェラチオに戻った。
「ユエの肛門、すっごくきれいだね。これまで見た中で最高かもしれない。うんこが出てくる穴だとはとても思えないよ」
「裂けてる?」
「分からないよ、すぼまったままじゃ。伸縮させて、伸縮」
言われた通りにする。また歓声。
「ああ、かわいいよっ、ユエっ。かわいいかわいいかわいいかわいい――」
突如として、冷たいような温かいような感触。一瞬の肉体的緊張のあと、アナルを舐められたのだ、と理解する。
「力を抜いて。引き続き伸縮もよろしく」
アドバイスにのっとってアナルを作動させる。ケンはそれに呼応し、舌による愛撫に強弱をつける。これが気持ちよさを感じさせるための基本的なテクニックなのだな、と気持ちよさを感じないなりに理解する。時々はキスもしたし、穴への侵入を模索するように舌先が蠢くこともあった。
「ねえ、アナルファックしていい?」
刺激が突然やんだかと思うと、真剣な声で同意を求めてきた。両手はおしりの肉を掴んだまま。最低限の優しさを確保しながらも力強い十指の圧力が、彼の意思の程度を表しているかのようだ。
「今まではずっと、大きい方の穴ばっかり使ってきたじゃん? だから、魚肉ソーセージを入れられたって聞いた瞬間、悔しくて、悔しくてさ。だってさ、そいつらの意思でユエの肛門に入れたわけでしょ。ようは先を越されたってことじゃん。その事実を帳消しにするためにはそうするしかないし、というかもう、昨日の時点でその願望はあったんだよ。ぼく、そっちの穴に出し入れして、女が顔を歪めているのを鑑賞するの、好きだし。でもユエは、感情は覚えないけど痛みはしっかり感じるわけでしょ? そっちの穴に入れたら絶対痛いから、かわいそうだなっていう気持ちがあって。でもユエは、仮におっけーだとしても、自分からそっちでしてとは絶対に言わないでしょ。だから葛藤があって、だからその、ようするにあの、その――」
感情が先行しているせいで話がまとまらない。しかし、それがかえって思いの強さを伝えている、そんな語りだ。五人を殺す見返りとして、ケンの性的な欲求には極力応じる方針を立てているわたしとしては、取るべき対応は決まっている。フレデリカさんを殺す未来が確定した場合に備える、という意味でも。
「いいよ、はい」
強気に鼻頭に押し当てるイメージを描きながら、おしりをいっそう突き出す。
「ただし、排便が正常にできなくなってしまわないように、優しくね」
ケンは表情を輝かせて素早く腰を上げた。肩越しに様子を窺っていたので、そのことが分かった。
「行くよ」
急ぎがちながらも正確にペニスの照準を定め、挿入する。もともとが狭いだけあって、二回目でも痛い。ただ、馴染むまでにそう時間はかからなかった。
「行くよ」
動き出した。静止しているのと動くのとではやはり大きな差があるが、耐えられないほどではない。
ケンは同じ体位で二回した。
* * *
まとっている衣服を全て脱ぎ去り、狭いベッドに並んで横になる。ケンにおっぱいやまんこをいじられながら、四人を一挙に殺し、なおかつ、わたしとの関連を疑われずに済む方法についてアイディアを出し合った。
思いのほか早期に、これという案を見つけられた。二人で協力し合ったからこそ、というよりも、難しそうに見えてその実ロジックは単純で、腰を据えて思案した結果の必然の報酬、という感じだった。
「というわけで、昼過ぎからぼくは出かけるね」
わたしの足元でケンは言った。わたしは彼に足を向けて、ペニスを手や舌や唇で労わっている。ケンもさっきまで、同じことをわたしに対して断続的に行っていたが、わたしが「集中できない」と抗議したのを機にやめていた。
「面倒くさいし、ユエといっしょの時間が減るのは嫌だけど、そうしないと多分、余計に無駄な時間を過ごすことになるからね。やっぱ短期決戦だよ、短期決戦」
「しつこく攻めるのが好きなくせに」
銀色の糸を引きながらペニスから唇を離し、わたしは言う。はははっ、という快活な笑声。音声だけを切り取ったならば、「少年の明るい笑い声」という題がついたサンプルボイスのようだ。
「特大の花火、ユエに見せてあげるよ。まあ、楽しみにしてて」
ケンがクンニリングスを再開したので、わたしもフェラチオに戻った。
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